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『世界でいちばん透きとおった物語』

たしかにすごかった。これは執筆が大変だったろうね。単に技巧に走るのではなく、物語としてきちんと成立しているのがいい。ネタバレ厳禁なので、これ以上は書かない。


oricon.co.jp/news/2282976/full

ビートルズが立ち上げたApple Corpsを「アップル・コープス」って誤読する日本人が昔は多かった気がするけど、最近は「アップル・コア」という正しい読みが広まっているようで喜ばしい。

corpsを「コア」と読むのは、これがフランス語由来の単語だから。フランス語では、原則として語末の子音を発音しないので、corpsの発音は、[kɔːr](カナ書きすると「コール)」。この音は、アメリカ英語では「コア」、イギリス英語では語末のrを発音しないので「コー」になる。

ウィズダム英和辞典第4版(物書堂アプリ)は、bellの用例に間違いがあるね。マウスピースは唇に当てるパーツ、bellは音の出口となる開口部(日本語では「朝顔」)を指す。

日本人向けのDuolingoフランス語は初級レベルの問題を延々とやらされるので飽きてやめた。英語圏向けのほうがレベルが高くていいと聞いたので、途中の易しい問題をスキップしながら続けている。

Duolingoフランス語(英語圏向け)をやってたら、Cats have seven lives.という文が出てきた。英語ではCats have nine lives.というはずなので調べてみたら、ヨーロッパでは7が普通らしい。

これ、相談内容自体が間違っていると思う。 

「レイゾンデイト」なんていう発音は聞いたことがない。辞書を見ると、[rεzɔ̃ dεtr]と発音するから、カナ表記は「レゾンデートル」で合っている。Forvoでネイティブの発音を確認しても、êtreのrまでしっかり発音している。ていうか、「消音」って何だろう?

質問者は頭を「レ」じゃなくて「レイ」と二重母音みたいに表記しているから、フランス語由来の英語の話をしているのかもしれないけど、英語でもêtreのrは発音するんだよね(ただし、教養がない英語ネイティブなら「レイゾンディーター」みたいに発音する可能性はある)。

そもそも相談内容が間違っていたら調査しても解決するはずがないけど、レファレンスサービスの役割は調べ物のサポートだから調べざるをえないということだろうね。

でも、êtreのrは誰でも当たり前に発音しているから、rを発音する理由を説明している文書は存在しないと。


QT: misskey.io/notes/9fipd15i0g
[参照]

国立国会図書館レファ協非公式  
【未解決】フランス語で存在理由を意味する「raison d’etre」(レイゾンデイト)という言葉がある。末尾に「re」がつくが消音のため発音しない。最近「レイゾンデイトル」というカタカナ語として使われているのを耳にした。どうして「ル」がついたのか、理由を知りたい。(栃木県立図書館) http...

バイオリンのレッスンは、割と細かい指摘(初心者にそこまで要求する?っていうやつ)がぼちぼち入り始めている。先生が本気モードに移行中で、よい傾向。

先日のフルート発表会は、ちょっと失敗。本番はうまく行かないね。プロはあんまり失敗しないし、しても被害を最小限に抑えるからすごい。やっぱり場数を踏むしかないか。

ぎんのふえ さんがブースト
ぎんのふえ さんがブースト

おはよーございます☔ 今日は遅番なのでのんびり☕

バイオリンの練習を始めて気づいたこと 

立つときの姿勢が悪い。フルートの先生は、生徒が多少おかしなことをしていても、その人の個性として認めてしまう傾向がある。ときどき「骨盤を立てて」とか「背中に力を入れて」みたいなことを言われていたけど、ピンと来なかった。

一方、バイオリンの先生は基本をきっちり教えるタイプで姿勢にうるさくて、コンチェルトを弾くソリストみたいに楽器を構えないと注意される。自分の姿勢を鏡でいろいろチェックしているうちに、ようやく正しい姿勢がわかった。フルートの先生が言う「骨盤を立てる」って、こういうことか。

それで思い出したけど、高校のとき部活の合唱部で教わった姿勢とほとんど同じだ。声楽も器楽も基本は同じという :tiken:

バイオリンは、左手を見なくてもおおむね正確にスケール(音階)を弾けるようになったけど、レッスンはまだまだ基礎段階で、曲を弾くところに達していない。それなのに「発表会で弾く曲の候補を考えてきて」と先生に言われて困惑🤔

ispace月着陸船の通信が途絶した件を報じる

フランス語では「月面着陸」をalunissageという1語で表現できるのがビックリ。動詞のalunirを名詞化したものだけど、この動詞をよく見るとlune(月)が隠れているから、atterrir(着陸する)に隠れているterre(地球)をluneに差し替えた単語だろうね。

ちなみにLe Mondeはalunissageを使わず、英語のlanding on the moonと同じようにl’atterrissage sur la surface de la Luneと表現している。

nouvelobs.com/sciences/2023042

きょうの1jour1actu「Pourquoi la nourriture est de plus en plus chère ?」。blé dur(硬い小麦)って何だと思って調べたら、パスタの原料にするデュラム小麦だった。英語ではdurum wheat。durumはラテン語で硬いという意味。

1jour1actu.com/france/pourquoi

バイオリンの初回レッスンで、「曲だけ楽しく弾ければいいのか、それとも基礎からきっちり学びたいか?」と先生に聞かれた。TVアニメ『響け!ユーフォニアム』で滝先生が吹奏楽部員に「楽しい思い出を作るだけでいいのか、それとも全国大会出場を目指すのか」と選択を迫ったシーンが頭をよぎったが、基礎からしっかりやりたいと答えたら、教え方が(決して怖くはないけど)結構厳しい。

聞くところによると、ヤマハの大人向け音楽教室は、基礎は最低限で簡単に終わらせて、とにかく曲を演奏して楽しめるようにするやり方らしい。

でも、基礎を固めないと難しい曲は弾けない。私のようにプロになる気がまったくない人にも本気で教えてくれる先生ってありがたいね。

私のように楽器禁止の集合住宅に住んでいる人は、練習に苦労する。

金管楽器ならヤマハのサイレントブラスが使えるらしいが、フルートなどの木管楽器は原理的に消音が難しい。分譲住宅なら防音工事をする手もあるし、賃貸でも部屋のスペースに余裕があれば、ヤマハのセフィーネみたいな防音室を自宅に導入すればいいけど、私は時間貸しタイプの防音室まで出かけて行って練習している。

バイオリンは、先生に相談したら「ミュート(消音器)を使えば自宅で練習できるよ」と言われたので即購入。自宅で練習できるのは大きなメリットだが、いつでも練習できると思うと、つい先送りしがち。

radikoアプリ、アップデートしてからバックグラウンド再生ができなくなっていることに気づいた。設定をいじっても直らなかったから、デバイスを再起動してみたら直ったっぽい。

@GabbingDog そのとおりだと思います。フルート吹きは、みんな材質による音の違いを感じ取っていますね。

ついでに言うと、洋銀のような軽い金属で作ったフルートは、強く吹き込むと、すぐに音が割れてしまうので、加減する必要があって、結果的にダイナミックレンジ(音の強弱の幅)が狭まってしまうという欠点があります。

フルートはバリエーションがやたらに多い楽器で、
・キーの中央に穴が空いてるリングキーと、ふさがってるカバードキーの違いや
・最低音がドの楽器とシまで出る楽器があるほか
・材質として銀、金、プラチナ、木、初心者向けの洋銀(洋白)などがある。

フルートは材質を変えても音色は変わらないと主張する学者もいるけど、少なくとも吹いている本人にとっては材質による音色の差は大きくて、吹き心地も全然違う。

アマチュアは、私のように銀を使っている人が多いと思うけど、プロは金を使っている人が多い。金のフルートのメリットは、音が遠くまで届くことだけど、デメリットは高価であるほか、楽器が重いので横に構えていると腕が疲れるうえに鳴らすのに息のパワーが必要であることなど。

フルートは見た目よりも体力を要する楽器でもあります。

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