そういえばさあ。
昭和時代…いや、平成時代も(初期だけだったか?)夏になると中国残留孤児とか中国残留婦人のことをワイドショーやニュースで必ず取り上げていた。
もう既におじいさんおばあさんといった風貌の方々(実年齢よりも上に見える人が多数)が、幼少期中国の方に助けてもらって育ててもらい、現地で結婚して家族もおって、ほんで老齢期になって故郷の土を踏む、みたいな。実の両親とか血縁者に会える人もいるし、会えない人もいて。
おれみたいに社会的なことを何も知らないコンテンツおたくだった小中高校生でもその程度の社会的知識があったのは当時のテレビジョンのおかげだったとは言える。
おれも時代が変われば、くだんの中国残留孤児を中国人とド勘違いしてるウヨみたいになってた可能性があるよなあ…と思って、どんよりした気持ちになった。
何だろうなあ。割と最低限の社会的常識を身に着けるのに、テレビってかなりうってつけの装置だったのかもしれん。今はテレビもアカンし、学校教育なんてもってのほかやし。
Twitterでバカアホ呼ばわりして非難するだけでええんやろか。
南禅寺にある水路閣(https://nanzenji.or.jp/equipment/sosui)。
意外に思うかもだが、今も琵琶湖から水を運んでくれる、現役の施設。今でこそ荘厳な景色だけれど、建てた当時(明治)は反対の声も大きかったとか(なお、物珍しさから工事の見物人も多かったらしい)
撮影時期:2006年9月
#photography #misskey写真部 #fediverse写真部
先日、堀田善衞『広場の孤独』のことを投稿しました。
そういえば、斎藤真理子さんも『広場の孤独』によく言及されてるなぁと思いだしました。
あらためて、斎藤さんの『韓国文学の中心にあるもの』をめくると、崔仁勲『広場』と対照させるかたちで紹介されていました。
斎藤さんのこの本、
『82年生まれ、キム・ジヨン』から始まり、セウォル号事件・ろうそくデモ、IMF、光州事件、とさかのぼって、朝鮮戦争、1945年まで文学作品とともに現代史をたどっていきます。
単なるブックガイドではなく、文学作品を通じて、その時代に朝鮮半島(そして日本)に生きた人々がどのような現実を生きていたのか、そしてそれは現在進行形の私たち自身の現実とどう繋がっているのかを知るための現代史のガイドブックだと感じます。
この本を開くたび、今自分が生きている現実の背後にある膨大な歴史の重なりを、私はなにもわかっていなかったのだ、と思い知るのです。
今の投稿の関連として。
何年か前の斎藤真理子さんのエッセイにでてきて知った映画、
http://www.kaminotane.com/2017/11/30/1289/
・キム・スヨン監督「晩秋」
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CLYQ4H4N/
がアマゾンプライム見放題で見られるようになっていました。
見られるときがくると思っていなかったので、びっくり。
それと、こちらも斎藤さんのツイッタで知ったのですが、
・シン・スウォン監督「オマージュ」
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CLYQ4H4N/
も、アマプラ見放題に来てます。
映画「パラサイト」の家政婦さん役だった、イ・ジョンウン主演の映画です。
「オマージュ」、劇場公開時からすごく評判がよかったから、見たかったんですよね。
いま、わたしがしてる仕事、とてもブルシットジョブになってきている気がするんだけど、あの本読んだら、それが確定的になって、自分を騙して働き続けることがよりいっそうアホらしくなってしまって、動けなくなりそうなので手を出せないでいる。どうなんでしょう。読んだことある方どう思いますか?#マストドン読書会
独協医大埼玉医療センター(埼玉県越谷市)は、トランスジェンダーの人々の生殖医療に特化した「ジェンダー外来」を開設、当事者の支援に取り組んでいる。性別適合の過程で生殖機能が衰える懸念があり、当事者の相談に応じるほか、男性の体で生まれたが自身は女性と認識するトランス女性の精子の凍結保存も行う。こうした取り組みは全国初という。
埼玉に全国初「ジェンダー外来」 生殖医療に特化、独協医大|47NEWS(よんななニュース)
https://www.47news.jp/11449729.html
近所のダイソーでかかってるJ-pop曲の歌詞が毎度酷くて気持ち悪い内容で、落ち着いて買い物ができない
無視したくても耳に入ってくる
なんだよ「おれの目を見て服を脱げ」って
若い頃から嫌いな歌詞、曲調の曲がかかってる店で買い物するのが苦手で、いちいちイライラ怒ってるんだけど、今日我ながら過敏なのではと思った
季節の変わり目ごとに見たくなる映画、世界一美しい悪との闘い方が描かれた映画、めちゃくちゃかっこいい師弟関係が描かれる映画、見た後なぜか元気が出る映画『プリースト』見るためにJAIHO入るか……と思ってサイト行ったらこないだ書いた『柔道龍虎房』の配信があと4日で終了だったので急いで加入した、これ人を選ぶとは思うけど本当に凄い大傑作だと思うんですよ、そして『姿三四郎』に対する敬意に溢れてて、あのエピソードをこう使うんだという驚きがあってオマージュの捧げ方も正しいと思う、ただ圧倒的にジョニー・トーの映画でとにかくすべてのエピソードが狂騒的で過剰というか……でも思いがけない静謐さにボドボド泣けてしまうというか……カン・ドンウォン特集で加入を考えている方ちょっとこれも素晴らしい映画ですので間に合うならぜひ、感動はなくても「すごい変な映画を見た」という感触は味わえると思う!
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代