兵庫県知事選。再選されたサイトー氏については、
「内部告発者を探し出して処分した」
という違法(公益通報者保護法等)行為をもって、元々知事職に就けてはいけないヒトという認識である。
「告発が虚偽」という人もいるだろうが、調査して告発した事実がなかったとしても、明白な故意がみとめられない限り、内部告発者を処分することはできない(処分が可とすると、内部告発を抑制することとなり、それにより公益性が損なわれることの方が重大という趣旨)。
サイトー氏の被告発案件は、内部告発者が処分され、その方が亡くなっているという重大問題。
それを、「SNS活用による支持拡大で再選」などという表面的な現象面だけで、無かったことなどとできるわけもなかろう。
百条委員会の調査もまだ続いているし、サイトー氏は知事職に就けてはいけないヒトであることにかわりない。
斎藤を当選させたあの手法を
マイノリティに向けられたらものすごく怖い…
そういう狂気に誰でも飲まれてしまうんだとまざまざと見せられた気がする
クルド人ガー
障害者ガー
年寄りガー
で
最悪なことも起こりうる
言語障がいのある人、または非日本語話者の発音を揶揄する、差別につながりかねない発現であり、やめるべきである。
@nekosiberya
『白痴』は江川卓翻訳で読んで江川卓の『謎解き白痴』も読んで両方面白くて大興奮したので続けて江川卓翻訳の『カラマーゾフの兄弟』も読んだのだがこっちはなぜかそれほど興奮がなかったし面白いかどうかもよくわからなかったのでまた挑戦したい。
昨日の兵庫県知事選、地域別得票率を見ると、都市部、特に人口の多い神戸市沿岸部で斎藤が稲村さんを圧倒。
ここは安倍派幹部・裏金議員の西村康稔元経産相の地盤でもあり、ボランティア500人をはじめとする資源を集中的に投下、維新・闇の勢力も復活を賭けて「ここをぞ限りに」ーN国の立花も含めてー結集した、ということだろう。
神戸市沿岸部は企業・大学も多く、当然人口だけでなく大卒の若年層も多い。従って、地方で負けても総合すれば僅差で勝利できた。
また維新が「公式に」擁立した清水は25万票、斎藤の4分の1以下。上山信一は「維新の票を斎藤さんに集結させましょう」と絶叫していたが、これもある程度実行されたようだ。
であるから、この選挙だけ見れば、まだ対応可能だったとも言える。
しかし、「中の中の解体」に伴うファシズム化の傾向は、世界的な趨勢でもあり、東京でも「あの」石丸がファシズム地域政党を立ち上げると宣言している。これはまず次の都知事選狙いだろう。
石丸個人は次の選挙までに「化けの皮が剥がれる」可能性が高いが、問題は「あの男」をプロデュースする勢力の資源の巨大さである。石丸がこければ、いくらでも「次」を出演させる。
これに対抗できるとすれば、「リベラル」ではなく「ソーシャル」しかない。
"時折言われることだが、トランプが彼の支持者にウケるのは、どこかでのさばっている悪人のせいで自分の生活が地獄に変わってしまうことを防いでくれる、権威主義的な父親像をトランプが代表しているからである。しかしこれは正しいはずがない。トランプは子供である。私が今まで生きてきて出会ったなかでもっとも子供じみた政治家である。この場合、その親はアメリカという国家そのものである。国家のおかげで投票者は癇癪を起こし、教室で最もグレたガキに力を託したのである。子どもたちは、大人がいつもそこにいて後始末をしてくれると、確実に知っているからである。
ここに本当のリスクが存在する。こうした振る舞いを続けていれば、必ずや民主主義的な政府の基本制度が傷つけられてしまう。"
こんな風にして民主主義は終わるのか/デイヴィッド・ランシマン - Hello, How Low?
https://ima-inat.hatenadiary.org/entry/20161124/1479921937
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代