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じゃん子 さんがブースト

私はエリートでもなんでもないし、卵が10円値上がりすればため息をつき100円値上がりすれば失神する庶民です(鳥インフルエンザのときはそうなりました)。
でも「リベラルはキラキラふわふわの理想ばかりで、労働者に届ける言葉を持たないのだ。彼らの関心は男女平等ではなく毎日のご飯だ。だからトランプ氏が勝ったのだ」という話にも納得できません。だって、女性の権利はまさに毎日のご飯の話だからです。生きるか死ぬかの話をしているはずです。そして、「女性の権利の話なんか知ったことか」と言えば、次は「おまえの権利の話なんか知ったことか」と言われるんです。移民の制限が完了すれば次は「弱い国民が国の足を引っ張っている」が政治課題になるはずです。
……ではなぜハリス氏は敗れたのでしょう。それを知りたいと思っています。

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独立機関銃隊未だ射撃中(見終わった) 

よい映画だった。17歳ながら志願兵になった青年が1945年の対ソ最前線トーチカに配属されるところから話は始まる。

そのトーチカは一般的な日本軍の水準からすればまだしも話のわかる上長のもと、わりとましな環境ではあるように見える。上下関係はありつつもみんなそれなりに意見は言うし、頭ごなしには否定されない。それでもインテリ上がりの先輩兵がやや孤立して殴られていたりはするんだけど。
しかし地獄のような戦場の文字通りの最前線、しかも大日本帝国滅亡の年とあって破滅は目前に迫っていた…というストーリー。

そこに取り残された人々が何を思いどう絶望しどんなふうな最期を迎えるかを克明に描く。
救いはない。後世の目から見ても対ソ戦線じゃよしんばうまく降伏しおおせたところで20年のシベリア抑留か…と思うと、ますますね。
戦争なんてするものじゃない、という結論しか浮かばない、はずなんだけど。おかしいね。

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じゃん子 さんがブースト

話題の国語の教科書から文学作品が消えた云々の記事、読書タグ見たら、このような訂正の投稿があった↓

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元の記事は事実誤認が含まれているので、真に受けすぎない方がよいかと思います。憶測の混じった記事です。

ご覧になった教科書は『論理国語』だと思いますが、「文系」クラスが「文学国語」も選択している場合は2年生以降も小説の学習をしています(ただし単位数が多くて厳しいので、「論理国語」と「古典探究」しか選択していないかもしれません)
このあたりは学校の判断によります。
1年生の「言語文化」の中身はNHK高校講座の放送一覧を見ると様子がわかりやすいです。
nhk.or.jp/kokokoza/r2_gengo/

[参照]

私はほんと佐藤允のファンとして、あの映画が撮られたことを心底嬉しく思うよありがとう谷口千吉……佐藤允のデビューを後押ししたのも千吉……ありがとうありがとう……

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知的に退化したかのごとくラジオのことか砂掻きのこと、生活のことしか話さない女は村の因習に支配されてるんだけど、一緒に暮らしているインテリ面の囚われ人にとっては性的にも知的にも支配相手として申し分なく思われる。依存しながら見下して気持ちよくなるための相手ひとりだけで出来上がっているのだから、この自慰的な男にとってあの村は理想郷だったろう。

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安部公房の「砂の女」はNHKの100分で名著に出てきて、えっ!これどうなっちゃうの!?来週まで待てねー!!ってなって図書館で借りてきて読んだ。ハラハラドキドキで最後どうなるのか気になるお話で、そうきたか!と思った。私的には大満足。

『独立機関銃隊未だ射撃中』は当時の東宝のスター俳優の颯爽としたタフなイメージを逆手に取った配役も素晴らしいのです、あんなふうにすすり泣く佐藤允の演技は空前にして絶後です!そして死体を打ち捨てられたままの三橋達也……。
似ている作品として岡本喜八『血と砂』があげられますが、『血と砂』が反戦の意思を強烈に焼き付ける軍楽隊の少年たちのクライマックスを英雄的に描いているのに対して『独立機関銃隊~』の主人公たちはほぼ何もできずがれきの下に埋もれていってしまう、同時代の東宝の戦争映画に描かれることのなかった無力感とやるせなさは特筆に値すると思ってます。
谷口千吉、これ以外の作品は素っ頓狂な行動をとる登場人物がめちゃくちゃ楽しい娯楽作ばっかりなのに、どうしてこの映画を撮れたのか……。

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“ 戦後まもなく、アメリカで開発されたプロミンという薬が日本でも使われるようになり、ハンセン病は治る病気になります。それをうけて、療養所の入所者たちは強制隔離の廃止を国に要求しますが、1953(昭和28)年、新たに「らい予防法」という法律が成立し強制隔離は続けられます。

海外ではプロミンの登場とその後の化学療法の確立により隔離政策の廃止が加速していきますが、日本では1996(平成8)年に「らい予防法」が廃止されるまで強制隔離が続きました。ハンセン病が治る病気になってからも、半世紀にわたって強制隔離が続けられたことになります。その間、「らい予防法」には退所規定がなかったので、多くの人が治った後も故郷や家族のもとに帰ることができず、療養所で亡くなっていきました。”
nhdm.jp/about/issue/

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砂の器 

最後の方に内容うろ覚えだけど「ハンセン病は治る病気になって、本浦千代吉のような(今も残る差別と偏見を恐れて離れた身内と再会したいといざというとき言い出すことすらできない)患者はもういない」とテロップが出る。しかし現実には映画が公開された当時も「いない」ってことはなかっただろうと思う。療養所にはそれぞれ納骨堂があって故郷に帰れなかった人たちのお骨がある。今でも各地の療養所では回復者の方が何人も暮らしている。この映画の場合は偏見を助長しないためにそう書いたのかな。

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砂の女は高校生のとき授業で読まされたなー、ホラーっぽくて良かった

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濁! 飲まずにはいられないッ!

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良かれと思って間違ってることを言ってしまった時、自分を守るような態度を取りたくなる気持ちは十分わかるよ。
けど、「間違ってました、ゴメンなさい」の後に自分が他人からどう思われるかは多少は引き受けなよ。

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『砂の女』は勅使河原宏の映画もいいですが、原作の持つ文章力に圧倒される作品です。短いので小説が苦手な自分も読めた作品です。

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天国にいったとき、愛犬がよく言われる言葉を自分の名前だと思って名乗っちゃう、みたいな小話を聞いたことがあるが、うちの犬の場合「カワイイネ」「イイコダネ」「オリコウサンダネ」のどれを自分の名前だと神に申請するんじゃろか。などと頭をおにぎりのようににぎにぎしながら思うなどした。可愛いねいい子だねお利口さんだね

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st.James infirmaryは誰の歌でも名曲だがそういえば筒井康隆にこの歌をタイトルにした短編があったよなと検索したら「『聖ジェームズ病院』を歌う猫」だった。「夜のコント・冬のコント」収録。

しかしあまりに凄いインパクトのタイトルだったのでずっと覚えてる『デンドロカカリヤ』……

実は安部公房、『デンドロカカリヤ』しか読んだことなくて、自分でもちょっとなにそのチョイスって思っちゃったのですが、小学校の頃うちにあった日本SF短編アンソロジーみたいなやつに載ってたので読んだんだけど小学生には怖かったという記憶しかないため、『砂の女』から挑戦したいです。

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