2024年12月初旬に、ロジャー・ゼラズニイ『ロードマークス』(植草昌実訳/新紀元社)の新訳が出ます。私は解説を担当しております。時空を移動できる〈道〉を舞台に、抹殺対象に指定された男と暗殺者たちのドラマが展開されるぞ。ティラノサウルスだって出てくる。
https://www01.hanmoto.com/bd/isbn/9784775319888
独立出版『inch magazine』さんの海外短編翻訳企画PocketStoriesの02が出ます。
パク・ヘウル『この星を離れた種族』(廣岡孝弥訳, 2024.11.30発売予定)
韓国の新進SF作家の環境問題に抗う短編ひとつ、ユーモラスな掌編ひとつを収録。
私は解説を寄稿しています。作品・作家の紹介は廣岡さんが担当していて、私は近年話題のCli-fiやソーラーパンクとは何か、SFでどのように環境問題が扱われてきたかを1950年代からふりかえって書いています。
https://www.instagram.com/p/DCMZo90SEU3/?igsh=dWk5d25vaTBtZnM3
2023年5月に発表した文章(全部まるごと読めます)
コラム「波乱の時代を生きのびるために未来を夢見る」(ZOZO NextのFashion Tech News)
Fashion/Technologyというお題に対し、サバイバルをテーマに現実の研究開発や試作と、SFの実作紹介をからめながら書きました。
https://fashiontechnews.zozo.com/series/series_fashion_technology/teruyuki_hashimoto
本当だ、メフィスト賞に投稿できる条件がせまくなっていますね。
NGの一例 >文芸関連の賞を受賞された方の作品(主催団体の規模、出版の有無は問いません)、商業出版経験のある方の作品(単著、共著問わず。ただし100部以下の自費出版を除く)
https://tree-novel.com/works/episode/760115873d434f0d227fa80bd23e0dfb.html
『この星を離れた種族』はジャンルはCli-Fi(クライファイ=気候変動フィクション)。日本ではまだあまり馴染みがありませんが、世界のSF界で潮流となっている「気候変動+SF」です。
SF書評家、橋本輝幸さんのCli-Fiの歴史を解説する「気候変動SF小史」も収録。
Kaguya Planet vol.1『気候変動』と合わせて、ぜひお求めください。
https://hibiuta.stores.jp/items/674e60f9f1aad52bd085967a
【新入荷書籍のお知らせ】
inch magazine PocketStories01『生まれつきの時間』ファン・モガ著/廣岡孝弥翻訳
inch magazine PocketStories02『この星を離れた種族』パク・ヘウル著/廣岡孝弥翻訳
『生まれつきの時間』は韓国で加熱する教育格差や世界で問題になるジェンダー格差などの不平等を描きながら誰にも普遍的な物語になっており、男性読者が中心であった正確な論理的な科学技術に基づいた本格的ハードSFとは異なる、「少し不思議=SF」で現実社会と向き合う作品。
https://hibiuta.stores.jp/items/674e6181d7cad42b0b61731c
#いろいろなアドベントカレンダー
をやるためだけに、Twitterを再開しました。12月24日まで(たぶん)毎日、アドベントカレンダーをめぐる変な小話や、立体のコラージュなんかを上げる予定です。
ぜひご覧になってください。
https://x.com/saitohyuka
#いろいろなアドベントカレンダー は、作家の倉田タカシさんがここ最近、毎年やっているハッシュタグで、アドベントカレンダーをテーマにしたファンタジー、奇譚なんかが読めます。140文字で完結するものがほとんど。
わたしも毎年、いろんな人が書いたのを楽しみにしています。まだTwitterにアカウントがあって、お話を書くのが好きな方がいらしたら、参加してみましょう! (勝手に宣伝)
肉体がたくさん食べて冬眠に入れと主張しており、すなおに昼休みはタイ料理屋でガイヤーン(焼いた鶏)ライスを食べました。
夜のメニューには単品ガイヤーン1000円しかなく、主食がつかないのでランチの機会を狙っていました。予想外にしっとり系のチキンでしたが、やわらかく調理され、かなり満腹になりました。
私もがんばって来年から読書月記つけたい。日記は無理です。
やっぱりプラットフォーム or サービスをどこにするか迷います。
京都生まれのブランド「ANONYM」のTOKIアンソロジーに寄稿しました。ドリップコーヒー「07:13 sunrise serenade」からイメージした掌編です。こちらから無料で全文読むことができます。
https://anonym.kyoto/blogs/journal/toki-anthology-0713
今後もいろんな作家さんの掌編が公開されるとのこと。コーヒーもおいしいのでぜひ☕
最近、近隣の青果店がどこも安く青パパイヤを売るようになったので「温暖化のせいか?」と思い、検索したらやはりそうらしい。
あく抜き必須だし、果汁でかぶれるので扱いに手間はかかりますが、安くて栄養価の高い野菜としてお付き合いを考えたほうがいいでしょう。ソムタムうまいよ。
温暖化で広がる「青パパイヤ」栽培 山陰両県、商品開発や収穫体験でPR(2024)
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/666723
温暖化影響?青パパイアやスダチが成長 群馬で南国 野菜の生産盛んに(2023)
https://mainichi.jp/articles/20231114/k00/00m/040/118000c
松山産のパパイア 農家と高校生をつなぐ(2022)
https://www.nhk.or.jp/matsuyama/insight/article/20221207-1.html
なるほど、確かにその辺からになりそうな。自分の手持ちだとG・ハリー・スタイン『宇宙で暮らす!』が一番近いかも。
https://www.amazon.co.jp/dp/4806714151?ref=cm_sw_r_ffobk_mwn_dp_3YG0YPKXR2S6PG8JYFC5&ref_=cm_sw_r_ffobk_mwn_dp_3YG0YPKXR2S6PG8JYFC5&social_share=cm_sw_r_ffobk_mwn_dp_3YG0YPKXR2S6PG8JYFC5&language=en_US&bestFormat=true
BT 音、匂い、規模、速度のような、基本の基から知りたい人は創作者にも読者や視聴者にも結構いそうな気がします。
昨日の文学フリマでお客さんから、「『銀英伝』みたいな作品を書く参考になりそうなのってどれですか?」という質問を受けて、悩みつつ各同人誌の内容を説明したら全作購入いただけた。感謝。
「物理とか全然わからない」とおっしゃっていた女性の方なんだけど、リーチしたいのはそういう「SF、ってか宇宙を舞台に創作したいけどよくわからん」となっている層なのでよかった。
けど、宇宙艦隊戦については触れていないので、「『銀英伝』みたいなの」とは相性が良くないかもしれない……。ていうか、今の内容も宇宙に馴染みのない人にとってはあまり平易とは言えない気がする。翻訳だし。
もっと初心者対象にした宇宙SF創作設定参考書の需要はありそうなんだよなー。ファンタジーだとたくさん出てるのに。
JREバンク(楽天銀行とJR東日本のコラボ銀行)は東日本の旅に有用そうな特典を配布してくれます。本人のみで譲渡不可。
先週末は、新宿or東京から栃木県佐野市に行く長距離バス・マロニエ号の片道無料券が届きました。うーん、使う機会がないまま消失させそう。
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist