第3回フェデラルフェスティバル(ミャンマー多民族祭り)@戸山公園をのぞきに行きました。チャリティーイベントかつ少数民族の文化称揚の面があります。屋台の呼び込みが元気でした。
私はマトンの油煮込みセイッターヒン(ဆိတ်သားဟင်း)とダンバウ (ဒန်ပေါက် )のお弁当を買いました。食べるラー油系エビふりかけのバラチャウンも添えられていました。
ダンバウはビリヤニの親戚ですが、今回食べたものはレーズンやセミドライのカシューナッツ、人参と油分が大量で、むしろプロフっぽいです。
他に、お茶(チャイみたいなやつ。ラペイと呼ばれていました)やスペシャルティコーヒーを飲みました。アーティストの絵画が印刷された服やトート、軍事独裁政権への抗議グッズ、伝統的織物なども売られていました。
予定の合間に、眠気ざましにコーヒーミルクティーなるものを初めて飲んでおります。カップ&ソーサーが乳牛をアピールしているのも気になる。
由来は諸説あるらしい。19世紀に香港で貨物船の荷下ろし夫が気合いを入れるために飲んでいたとか、軽食店で1952年に開発されたとか。いずれにせよ庶民の栄養ドリンクだったのかな。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/鴛鴦茶
読み書き、家事ののち、白楽六角橋商店街へ。
閉店間際の「電燈 本屋と、図書室」に寄り、朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習はつづく』(筑摩書房)を買う。店員さんに前作の感想を聞かれてしまったので回答し、雑談。
次に「焼菓子工務店」へ。ここは実家の工務店の1角を焼菓子工房にして、英国で修行した店主がパンと焼菓子を焼成している。週3日営業。シナモンパンをひとつ買う。パリパリがうれしい。
退勤後、ちょっとしたアドベンチャーをせずには金曜を終えられないという気持ちになり、初めて行く台湾料理屋に飛びこんできました。
店の人が「おすすめは、メニューにはない鴨の薬膳」「ショウガと鴨を煮込んだやつで、寒くなったので自分で食べたいから作った」と言うので、それを頼みました。
骨付き鴨がゴロゴロしていて、黒米と鴨血のおこわ米血糕、煮込まれた後のショウガ塊が入っています。あと炒めた唐辛子のかけら?
どうやら薑母鴨という鍋料理らしいです。確かに体が温まりました。
アドベンチャー成功です。
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist