「私の意見では、文学的な幻想小説には文学において重要な役割があります。幻想小説とは芸術家の経験の総計であり、それは神秘的な魔法に驚いた彼らの問い、あるいは、恐怖の悲鳴といった形で表現されます。(中略)
幻想小説とは人間の奇蹟への、神秘への憧れの表現です――存在の〈向こう側〉に関する至高の問題を小説の形で把握する試み、生と〈彼岸〉との間に橋を掛ける試み、大きな果てしない〈謎の草原〉に侵入する試みであり、神聖な超自然的人間の系譜を調べることです。
そのうえ幻想小説は一種の避難所、不幸な人々や運命に恵まれない人々、ひどく失望した人々のための慰めの聖堂なのです。彼らが夢とおとぎ話の世界で見つけるのは、憧れていたあらゆる価値の改定と待ち焦がれた充足です。最後に幻想小説とは、日常生活の機械化と無味乾燥に対する夢の反応であり、日常生活の散文に対して反逆する魂の反応なのです。」
ステファン・グラビンスキ『火の書』、1930年のインタビューより。この時グラビンスキは結核の症状が進み、ベッドの中で受け答えをしていたそうです。とても美しく、瑞々しい言葉で幻想小説の魅力が語られている、と思ったので記しておきたくなりました。
#読書
#マストドン読書部
アイコンを変更いたしました。
漫画家の勝川克志先生に2007年に描いていただいた似顔絵です(向かって右)。勝川先生にご了承いただけたので。ありがとうございます! わたくし本人よりも100倍素敵です!
左は勝川先生主宰のミニコミ「のんき新聞」(現在休刊中)のマスコットキャラ・ドク子ちゃんです。ドク子ちゃん大好きなので一緒で嬉しい!
というわけで、今後とも皆さまよろしくお願いいたします。
#fedibird
・ワイルドバンチ
・大脱走
・1987 ある闘いの真実
・タレンタイム
・独立機関銃隊未だ射撃中
・マッドマックス怒りのデスロード
・ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス
・食神
・静かなる決闘
・天才マックスの世界
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト
11本になってしまった。
暫定#オールタイムベスト
上から5本は多分この先10年は変わらないと思う(上2つはおそらく一生変わらない)
『これってでも、ひどい時代がさらに進んだとも言えるのだろうが、同時に巨大なバックラッシュなのだとも思うしそう信じる。
ハラスメントや、雰囲気だけの空っぽな強さや現行のシステムを受け容れがたいという声が大きくなり続けているのもたしかで、それに危機を覚えた既得権益を持ったり特権性の強い者たちがもうれつに地団駄踏んで頑張っちゃっているのだ、とも言える。
「べつの社会」はある、ということを訴えていこう、と、入管行政と移民排斥に抵抗する動きのなかで話し続けている。
べつの社会を、力を持つ人間が固定したままでない世の中を希求することをとにかく続けることはぜんぜん効果なしの策じゃない、と信じている。』
今日は、ふぇみん主催「房総・かにた婦人の村を訪ねる日帰りスタディーツアー」に行ってきました!
お天気もよく、空も海も真っ青✨
日本人「慰安婦」と公表した城田すず子さんが長年過ごした婦人保護施設(現・女性自立支援施設)「かにた婦人の村」。
城田すず子さんも眠る納骨堂と、その上の礼拝堂をめぐり、そして困難な状況の女性が長く暮らせるコロニー型の長期入所施設にして自給自足したい!など提言したのが、ほかでもない城田すず子さんだそう!
また私たちのために長くかにたの施設長の天羽道子さんもご挨拶に来てくださいました!!
ここ安房の地の戦跡や史跡の掘り起こりと保存などの活動を行う安房文化遺産フォーラムの池田恵美子さんのお話を伺うなど、盛りだくさんのツアーでした!
ツアーの報告は、ふぇみん12月15日号に掲載予定です!お楽しみに❣️
世の中全体の価値判断の軸が狂っていき、「正気」がなんなのかがわからなくなる状況は、非常に恐ろしい状態だですが、どうにもならない時というのはあるものなので、そういう時には息を繋ぐことだけを優先して、とにかく潰されないように身を低くし身を潜めて黙って匍匐前進し続けるというのが、最良の生存術ではないかと思います。
福島界隈では、2017年から2020年くらいにかけては、軸が完全に狂ってしまい、その時に気づいたのは、価値判断の軸が狂ってしまうと、本人たちは自分が正気でない、ということにも気づかない、ということでした。
今は相対化されて、少し戻りましたが、その後遺症で部分的に歪な状態のところは残っていますし、振り切れたところは軌道修正が効かないまま、異次元世界が展開されているところもあります。
でも、自分が正気を失っていた人は、いまでも自分はずっと正気だ、と思っている人が大半だと思います。
地軸そのものがずれると、人間は気づけないのだと思います。
その頃に、これはなにをいっても通じないし、どうやっても勝ち目がないなと思って、とにかく潰されないこと、だけを目標に続ける術を学びました。
私は子どもの時に、父と母が「お前を絶対に軍隊のある国の子供にはさせない。戦争をする国の子にはしない。」って言ってくれたのをずっと覚えてる。両親はずっと反戦を掲げてきた。外国人差別にも、部落差別にも声を挙げてきた。PTAや私の部活の保護者同士の会食でも「寝た子を起こすな」と人権教育に差別の話題を持ち込むことに反対する他の親に対してもきっぱりと「そんなことはない」と話をしてきた。丁寧に対話をしてきた。私はそれをずっと見てきた。
父には選挙権がない。今は両親とも立派な高齢者。
私や私のように選挙権があって、自分で外に出て行って誰かと話す元気がある人間が諦めたら、抗うことをやめたら、社会的に弱い人たちから順番にその割を食う。
だから絶対にやめないぞ。自分の力が弱いのを知っていても、決して安易に人間同士を分断するような言説にのっかったり、他人を「あちら側の人間」として自分と違う生き物のように扱うことは絶対にしないぞ。
たまに絶望するけど、何度だって生き返るぞ。
誰かが絶望して起き上がれない時に私が、私が絶望して起き上がれない時には誰かが立っていてほしい。私はそれを連帯だと思ってる。
あと、今日参加してパレスチナ支援の寄付を集めようとしておられた方が残念ながらお休みにということになってしまったのだけど、その方が寄付を予定されていたところのリンクを最後に添えておきます🔽
パレスチナ子どものキャンペーン
https://ccp-ngo.jp/
こちらもご参考まで🔽
私たちができるパレスチナ連帯アクション(OLIVE JOURNAL)
https://olivejournal.studio.site/action
今日持ってったバッグに🍉のパッチをつけてったんだけど、あとおみそさんのブースで求めた光るSTOP GENOCIDEパッチを追加もしてったんだけど、これが話のとっかかりになることがいくたびもあったし、そうじゃない方も目をとめてくださってるのかなって思うような方もいらした。
で、あるブースに並んでいたときに、私の前に並んでいた二人連れの方がふたりともがっつりしたパレスチナ連帯パッチをつけてて、それを見たらほっとしたような励まされたような気持ちになった。
パッチで連帯を示す必要があるような状況も、寄付で足元の生活を支えなければと思うような状況も、一日も早く解消されてほしいけど、今日はほんと行ってよかったと思った。コミティア、ひとの営み、熱気っていいですね、という気持ちになった……!
(しかし今日はリアルで暑かった。参加された方々、ご自愛ください〜)
これ。たぶん。兵庫かどうかではないですよね…私も都知事選で何で2位が石丸?!って思ってたけど。ネットとカルトを使ったら有権者がこんなに考えが流されやすいのが発覚して選挙のやり方自体が変わってしまった。
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代