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めちゃめちゃ面白かったー!!!
赤ん坊の頃、教会に預けられたルナは実は名家の後継だった…。だけどルナには、その「家」で後継になるべく育てられた双子の妹・きらがいて…?
ある日迎えがやってきて、全寮制のお嬢様学校に転校することになったルナは、そこできらと出会う。
ルナときらが意地を張り合いながら、だけど根は素直な2人は憎まれ口を叩き合いながら共闘していくところがとてもよかった!
母娘/姉妹という血縁や家に縛られがちな関係性の、そのむこうへ、突き放すのではなくあたたかい未来を信じる眼差しで描かれているところに安心感がある。
やめて良かった〜!

『ルナ☆きらっ!』八束
kakuyomu.jp/works/168173306611
 

同じ作者の、カクヨムで読めるこの小説もすさまじくいい。
少女が己の尊厳を獲得する物語であり、心に抱えている私の中の少女の指針になる物語。
それはそうとわたしはバラドが好き
「かくして、少女は死と踊る」
kakuyomu.jp/works/117735405488

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カクヨムで再録されたので、いま読んでるんだけど、何度読んでもすごい小説だなと思う。今半分くらいきたかな…。面白いし、痛みが「わたし」を離さないし、見届けなければならない物語だ。

QT: fedibird.com/@yatsukami/110868
[参照]

黒田八束🐣家父長制アンソロ  
【宣伝】 カクヨムに『聖なるもの』を再録しました。よかったらこの機会にどうぞ。 呪いすらもかき抱く、女の愛と生涯の物語。 気に入ったら⭐︎や応援レビューなどいただけると嬉しいです! https://kakuyomu.jp/works/16817330661764688466

『鳥を読む 文化鳥類学のススメ』細川博昭(春秋社)
めちゃくちゃ面白かったー!いつもは鳥との接点ってただ観察して写真を撮ってるだけの、人との生活や文学/神話で登場する姿とかを知ると、さらに興味が湧いてくるし、「なるほど、あの姿がこう解釈されるんだな」と思う部分とかがでてくる。
ドードーがハトの仲間だというのが一番衝撃的だった。
この作者の他の本も面白そうなので読みたいな〜。

『ミモザの告白』読んだ。心が痛くなる部分もあったけど、すごく面白かった。主人公が世良に拒絶を抱いてしまうことへの気づきの部分にはっとした。世良が完全な「悪役」として書かれてないのがすごく良かったなと思う。近い感覚を私も抱いているので。1巻で終わるのかと思ったら続き物みたいでとんでもないところで話が終わっちゃってるから続きを読もうと思う。

『動物たちは何をしゃべっているのか』読み終えた。めちゃめちゃ面白かったー!!シジュウカラとゴリラの研究者たちの対談なんだけど、人類のコミュニケーションやSNS、AIの話にまで及んでいて「ホモ・サピエンス」という動物と言語の関係とかも見ることができてよかった。人間至上主義の研究から、人間の物差しではない動物たちの感覚や知性の研究へとシフトチェンジしてる様子が見られたのも良かった。

日々詩編集室から刊行される『ゆけ、この広い広い大通りを』の予約が始まりました。九月上旬ころ発送予定です。
よろしくお願いします。

QT: fedibird.com/@azusa_inoue/1108
[参照]

AZUSA  
【予約開始しました!】 『ゆけ、この広い広い大通りを』 孤伏澤つたゐ 日々詩編集室初の小説本です! ふたりの子を育てながら生まれ育った町で暮らすまりは、困ったことがあるといつも、友人の夢留を頼る。――父の介護をしながら地元で暮らしている夢留とまりは、かつて中学の同級生だった。ふたりは大人に...

えっえっこんな本出てるの?
これは読みたい……よみたいやつじゃん!!!!
(「龍膽寺雄を読む本」)
1003books.stores.jp/items/64b3

シェアオフィスに来たがとくにやることもないので机に積んである本をぼちぼち読んて、『文藝 2023年春号』(特集:批評)の小松原織香さんの「〈文学が生まれる場〉にいた話。同人作家と「サークル村」の女たちを繋ぐ試み」を読んだ。
同人誌という世界にい身を置いて、そして仕事では(文壇や大きな出版という流れからは)取りこぼされている人たちの語りを本にして暮らしている自分のこと/考えていることが重なって、すごく胸にひびいた。
社会的には/文壇的には、稚拙で、そして無力と評価されてしまうような営みが、その瞬間瞬間がどれだけ「そこにいる」わたしと、そしてだれかにとって大きな場所であるか。

「まだ、文学になっていない「なにか」が、言葉に繋がってような場である。重要なのは、こうした場はたいてい既存の文学とはかけ離れ、最も文学的ではないように見えることだ。」
(『文藝 2023年春号』(特集:批評)の小松原織香さんの「〈文学が生まれる場〉にいた話。同人作家と「サークル村」の女たちを繋ぐ試み」)

Kindle漁ってたら『ミモザの告白』の筆者が神島の話を書いていることを知り、これは読もう、と思った。
amazon.co.jp/gp/product/B086WB

持ってきてた本読んじゃったから職場で『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン買った。電車で座れたら読む。

2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:2595ページ ナイス数:2ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ bookmeter.com/users/388564/sum
ブックメーターのまとめもこっちに載せようかなと思っている。

読み終えた。すごく良かった。
「トランス女性」という言葉ではなく原作者が形容詞として「トランス」を使っている、それを翻訳で「トランスの」女性、という言葉を選び取ったことに、読者にとても大切なものを受け渡してくれたなと思った。
ここに書かれていた様々な問題や現象は今の日本でまさに奔流になって当事者もみくちゃにしていて、私自信がまず認識を改め、そして周囲にいかに認識を改めるよう働きかけていけるか、ということを私は常に考え、動かなければならない。

QT: fedibird.com/@tutai_k/11071211
[参照]

孤伏澤つたゐ  
今はこの本読んでる #fedibird #読書

『星のせいにして』エマ・ドナヒュー(吉田育未訳/川田書房新社)届いた〜!読むの楽しみ! 

とどいた〜。特集読みたくて買った! 明日電車で読む〜。

堀内誠一『父の時代 私の時代』読み終える。本の始まりが「ウッチェロ」という言葉で始まる。澁澤への書簡、澁澤の「鳥と少女」、そしてその目配せへの回答…….。澁澤龍彦の友人としての澁澤を通した堀内誠一しか、わたしは知らなかったんだけど、「堀内誠一」という個人について知るきっかけになったなと思う。彼が手がけた本をたくさん読もうと思った。
澁澤龍彦と同じくらい瀬田貞二のことが出てきて、澁澤の書簡にも瀬田貞二のことを書いていたことを思い出す。書簡集「旅の仲間」によれば、堀内は澁澤への手紙と同じくらいたくさん、瀬田貞二へも手紙を書いていたらしい。
最後は瀬田貞二逝去で結ばれていた。

同人誌版で読んだけど、修正されてさらに繊細に物語世界を読めるようになっていてよかった。いま現在の「生存」と、そのひとの「過去」について深く自問自答させられる。他者の過去をしたり顔で語るものがこの物語にはいない、そのことが今を生きることに対して救済にもなり、また、懺悔にもなる。良い読書だと思う。
『アフターヘブン』八束
estar.jp/novels/26124999/viewe

いーほんの予約がずっとうまいことできなかったんだけど、『トランスジェンダー入門』、やっと予約できた~。  

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