去年の文フリ大阪で出した『山梔の處女たち』のタイトル、野溝七生子の『山梔』と吉屋信子の『屋根裏の二處女』から名前をもらっており、名前負けしているような気もするがこのタイトルしかない!と思っていたのですがこのタイトルになりました。#fedibird #同人誌
QT: https://fedibird.com/@azusa_inoue/110298798061567997 [参照]
みすきー、めっちゃ字が入るので頒布中の本の試し読み投稿してみた。
#fedibird #同人誌 #小説
QT: https://misskey.design/notes/9c8y2mdv2r [参照]
日記書きました。読んだウェブ小説の感想とか、初出勤の話が主です。ちょっとだけ書いてる小説の話もしてる。
https://at.tumblr.com/tutai-k/帰り道は物語が知っている/ujs5gk46hq4u
#日記 #読書 #同人誌 #fedibird
ヨモツヘグイニナでは書物の通販をしています。今一番新しいのはこちらの少女小説集。オメガバース百合と魔法学院ものが収録されています。ほかにも漁村暮らし小説や、ファンタジーBL、児童文学などあります。お好みのものをどうぞ。
山梔の處女たち | ヨモツヘグイニナ https://yominomike.official.ec/items/69230062 #fedibird #小説 #同人誌
試し読みもあるよ。
くるっぷに飛ぶと「タコブネ」という1話全部読めます
七本脚のこどもには、旅をさせるな。
おれたちの一族にはそんな言い伝えがある。
七本脚のこどもが生まれたとき、一族は滅びる。
王は、夢でそう予言を受けた。
おれは王の予知夢の直後に生まれた。脚は、八本にひとつ足りなかった。
王が抱えていた卵のなかに七本脚のこどもを発見し、家臣のひとりが大慌てで連れ去った。それがおれだ。卵は四つあったはずだが、子は三人。不審がる王に、卵から出られなかったものがいたのです、と家臣は言った。卵のなかですでに死んでいた、と。
苛烈な王は怒り狂った。抱卵が悪かったと言われた気がしたのだろう。その家臣は、おれを岩山の賢者にあずけるだけあずけて八つ裂きにされた。賢者がそう言っていた。物心つくまえのおれがおぼえているわけがない。
賢者の岩山は、王の館の背後にそびえていた。王は、山裾の穴に棲んでいる。穴は大昔からあいているものだ。その昔、天の使いの一族が、翼で掘った伝説が残っている。
おれは、その高いところから、毎日毎日、王の館を見下ろしている。
「あまり下を見るものではない」と、賢者は言う。
貝の幻想短編集。
『はるけき海境の同胞よ、蒼穹に物語せよ』
「愛することも食らうこともここでは同義。命があるのならば、旅路の涯の証明にそうしたさ」
タコブネ、クマサカガイ、テンシノツバサ、タカラガイ、カイロウドウケツ。
曠野からはるけき海の底までの旅路を語る短編集。
https://yominomike.official.ec/items/31484136
#fedibird #同人誌 #小説
『ますく堂なまけもの叢書11 矢川澄子というひと〜緊急事態下に『妹たちへ』を読む〜』
読んだ。
澁澤龍彦と矢川澄子がそろそろ(矢川澄子からは)切り離されて語られるべきだなと思っていたので、その願望が叶った本だったなと思う。「少女」表象が澁澤龍彦の「少女」から脱出すべきと言うのもその通りで、矢川澄子が矢川澄子として、矢川澄子の文学を論じられる時代の、ようやく一歩手前まで辿り着いたなあと思う。
面白かった。
https://ichizan1.booth.pm/items/4225746
#fedibird #読書 #同人誌
予定では、コウノトリの幻想小説の新刊があるはずです。よろしくどうぞ。
【文学フリマ大阪11 出店申込しました!】
⏰申込〆切は 6/20(火) 23:59!
🗓9/10(日)〜開催!
📍OMMビル2F A・B・Cホール✅入場無料
📘文学フリマとは?→https://bunfree.net/about/
📕イベント詳細→ https://bunfree.net/event/osaka11/ #文学フリマ大阪 #fedibird #同人誌 #小説
【こういう小説書いてます】
『山梔の處女たち』
少女たちの短編集です。
Kindleの電子書籍のほかに、BASEで紙書籍の自家通販もしています。
※紙書籍のほうは「迎え火」は収録されていません
通学の電車でいつも見かける黒い首輪をした少女。
彼女は運命のつがいを見つけたオメガなのか、それとも……
アルファの少女たちの恋に焦がれる気持ちを描く『首輪とロマンス』
ほろびゆく漁村にうまれたはちことりり。
村の老人たちはふたりがいつか子を産むことを願っている
『迎え火』
卒業旅行を間近に控えた魔法女学院。
担任のウタを悩ませているのは、仲のいい二人組。
サキュバスとユニコーン、相反する性質の魔獣を使い魔にした女子生徒ふたりの、卒業までの時間と卒業後の選択について。
『魔女の選択』
★Kindle★
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BPNGJDZ4/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i0
★BASE★(『迎え火』は入っていません)
https://yominomike.official.ec/items/69230062
#fedibird #小説 #少女小説 #百合小説 #同人誌 #オリジナル
ライターズインレジデンスで一緒だった人の本を読む。『決めない散歩』と『はじめて文学フリマに出るまで』。
『決めない散歩』はお散歩日記。街を歩いたり歩かなかったり、名前がはっきりしてる街だったりそうじゃなかったり。日常のモヤモヤも優しい言葉でそっと気づかせてくれるような文体で、読んでて一緒に歩いてる気分になるのが良かった。ご飯がとっても美味しそう!
『はじめての文学フリマに出るまで』は「だれでも簡単に自分の作品を作る方法」とサブタイトルにあるように、イベントの参加を決めて、本を作る、本の作り方も親切だし、宣伝の方法とかも「えっそこまで書いちゃっていいの?!それは盗まれたくない技術では…?」って感じのところまで書いてあって、何度もイベントに参加してる人にも技術書として読めてすごく良かった。
普段創作をしてても、出会うことはほぼないジャンルの人と出会えるレジデンス企画、いいなあと思い直した。見える世界の幅が広がるね。
#読書 #fedibird #同人誌 #エッセイ
鳥写などしながら静かに暮らしています。
『ゆけ、この広い広い大通りを』(日々詩編集室2023年9月)書きました。時々小説を書いて本を作って生きています。