イスラエルと中東地域の不安定化の中期的な背景の一つは、ここ数十年の新自由主義グローバリズムによる再編の結果としての不平等の拡大と安定した雇用の喪失です。
2010年の「アラブの春」の背景は、若年層の雇用の喪失。中東地域は若年層の割合が極めて高く、雇用不安は社会不安に直結します。
エジプトでも新自由主義による社会保障の解体をムスリム同胞団が補う形で支持を増やし、革命後の選挙では政権につく。
ただしリビアは別。アラブの春の「どさくさ」に紛れて、核開発を放棄したカダフィ政権をNATOが介入・崩壊させた。リビアは中東では福祉・インフラが最も充実した国でした。
ところが、例によって欧米はカダフィを倒した後は、リビアを内戦状態に放置。そこに「ワグネル」とトルコ軍がそれぞれ介入。一応トルコ軍を雇った側が勝利した、現在リビアは「群雄割拠」のまま。
イスラエルがある時期から人種主義・極右リクードとその分派が勢力を拡大した背景はやはり不平等の拡大と雇用の喪失。
建国当初主流を占めていたアシュケナージは中間層以上が多く比較的労働党支持で二国家案支持。しかし、北アフリカかのセファラード、エチオピアからの「黒人」ユダヤ人、インド系ユダヤ人などは、下位階層、新自由主義的再編の中でリクード支持に巻き込まれていく。
ここ18年間の川口市付近の犯罪率は低下しており、「クルド人が移住してきて次々と警察沙汰が」はデマです。夕刊フジを信じる前に少し考えてください。
https://t.co/rZkGbHpXUr
#1022川口ヘイトデモ粉砕
産経新聞が地の文で書いてるけど「男女以外の性別はない」って、トランスノンバイナリーの人の存在を全否定しているし、それが「性別は変えられない」の根幹(実際ヘイトデモの人たちはそう主張していた)じゃん。直球のヘイトスピーチ。この程度の理屈も解らない人たちが記者をやってるんだなあ。 https://t.co/WoBrz2FAm1
インスタグラムのプロフィールに自身を「パレスチナ人」と書き、その後にパレスチナ旗のアイコン、さらに「神を讃えよ」とアラビア語で書いていたユーザーの話。
そのアラビア語部分を「翻訳をみる」で英語表示にすると「神を讃えよ。パレスチナのテロリストは自由のために戦っている」と勝手に追記される仕様になっていたという。
現在、その「バグ」は修正されているらしいが、少なくとも3時間はその状態は続いたとか。またパレスチナ関連の投稿が意図的に表示されづらくされていたとの声も上がっているらしい。
おやおや、杉田水脈が福岡のフランス菓子屋)「(パリ)16区」が主宰する総会とやらとで講演したらしい。200名の聴衆、とあるが、福岡中の「やばい」右翼が集まったのだろう。
パリの16区は、大富豪を居住する地域と知られ、左翼の知識人・芸術家の縄張り「セーヌ左岸」とは対極にあるとされる。
この「(パリ)16区」の親父、フランスで菓子職人の修行をつみ、噂では菓子の味は「うまい」というが、杉田水脈の講演会を主催しているようではどうしようもない。
そもそも、モード、ファッション、料理などの「おフランス」(ある時期からは芸術も)たちの「みっともなさ」と見るに堪えない。
ブランドにしても、シャネルなどはナチス占領中にSS保安部トップと協力して諜報活動を行った親玉であり、戦後はスイスに亡命。さすがに仏本国ではあまり人気がない。
日本でやたらみかけるヴィトンの社長は、代々筋金入りの人種差別主義者で、とくにお得意様である筈のアジア人を見下している。そもそもフランスの若者はヴィトンなどもたない。
ブランドを使わずに「自分」をコケットリーに演出するのが「おしゃれ」。
その意味では、日本は消費社会による包摂が極限まで進んでおり、十代の人間が生活費をきりめてヴィトンを買う、という異常な状態になっている。
例えば、エジプトとイランが共に総動員体制を敷いて、イスラエル軍と地上戦を戦うという状況では、場合によってはイスラエルが側背をつかれて窮地に陥る、という事態も起こり得ます。
この時、米国はイスラエルに核を使うのを思いとどまらせるには、自ら地上軍を中東に送って戦わなければならないですが、現在のそれは状況では無理です。
従って、イスラエルにだけ核保有を認め、アラブ、ペルシア諸国には認めないという米国の従来の方針は、バイデンーブリンケンのあまりも突出したイスラエル支持の結果、自ら「袋小路 impasse」にはまり込んでしまったわけです。
地上戦が一度始まってしまえば、ガザでは大虐殺が展開されるでしょう、エジプト、イランも巻き込んだ大戦争、しかも成り行きでは大量の核兵器が使われかねない状況にまで事態は逼迫している。
ここまでくれば、イスラエルの空爆は勿論、地上軍導入を止め、一度動員を解除する、その上でガザ地区を国際社会が支援する、この道しかないように思われます。
ところで、中期的には「グローバル・サウス」の国々がみんな知っている「イスラエルによる核威嚇」、これ自体をなんとかしなければなりません。
ブラジルと南アフリカは一度核兵器を保有しましたは、放棄しました。
“左派や「リベラル」派も当たり前のように使う「国民」という言葉ですが、実のところ「国民」概念は、いくつかの看過できない問題も内包しています。”
「国民」概念の問題性 - 車家ブログ Kurumaya Blog https://yukito-ashibe.hatenablog.com/entry/2023/10/21/231754
UN、紛争が起こっても明確な人権侵害事案でも勧告とかするだけでそれ以上の介入ができず、United Nothing と揶揄される事も多いのだけれど。
わざわざ国連事務総長がラファ検問所まで出向いて演説するというパフォーマンスまでしなければならない姿を見ると、悲壮感まで感じてしまうよなと。
ところで、このカーティス・ルメイ少将、WWII後海軍、陸軍から独立した米空軍の中核となり、朝鮮戦争において半島を「焼き払う」作戦を担当。「100万人以上の民間人を殺し、数百万人から家を奪った」と豪語している。
1962年のキューバ危機では圧倒的な制空権を背景にソ連との直接対決をケネディに主張。これはケネディに拠って最終的に却下された。
ケネディ暗殺の背景には、軍、CIA、それに軍需産業などエスタタブリッシュメントの同盟があったとも指摘されるが、その場合ルメイも確実にそれに参加していただろう(肝心のこの部分については、「情報公開」が好きな米国もさすがに未公開である)。
ルメイは戦略爆撃機B52の開発も指揮。B52によるベトナム空爆正当化のキャンペーンも担当した。
ルメイが戦略爆撃による民間人攻撃は国際法違反であることは熟知していたが、そのような「道徳性」については「ふざけるな!」との一言で片づけ、大阪、名古屋、富山、郡山などの都市を焼き払った。
しかし、何と言っても納得いかないのは、日本政府が勲一等旭日大綬章をルメイに与えていること。この勲章は軍人・政治家に与えられる最高賞。
私は個人的には「勲章」の意味自体認めていないが、それにしても日本政府がルメイに与えるのは異常だろう。
「パレスチナに関心を」 金沢在住のムスリムら22日にデモ行進 - 毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20231021/k00/00m/040/090000c
ガザ地区に人道支援物資トラック入る エジプト境界の検問所再開(毎日新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/03562b8128c63375d72bba185e70d4fb30996a3c
アジア太平洋戦争の末期の3月10日、カーティス・ルメイ少将率いるB29爆撃編隊は、東京大空襲を決行。3時間の爆撃で、東京を焼き払い、死者10万人以上、被災者100万以上、家屋25万以上焼失、持ち通り東京は焼け野原となった。
その時、偶然本郷の東大病院は空襲を免れており、被災者が殺到。
当時東大病院に副手として勤務中だった26歳加藤周一さんは、文字通り三日三晩不眠不休で看護にあたった。
空襲でやけどや身体に損傷がある患者は病院に廊下に溢れかえり、加藤さんは「横たわる患者を飛び越えながら」治療、看護にあたったと言う。
しかし、戦争末期、たださえ医薬品はすでに不足しており、わずかに残った鎮痛剤や消毒液をつかって治療にあたった。
おそらく、現在イスラエルの空爆下のガザの病院の医師・看護師もほぼ同様の状況に置かれているのはないだろうか?
戦争に批判的だった加藤さんは医局において「浮き上がった」存在だったが、この空襲の日ほど「周囲の人間の一体感を感じたことはない」としている。
ハマスに批判的な医師たちも、今同じような感情を抱いているのではないだろうか?
加藤さんはまた、占領下の日本で東大医学部関係者として米軍に同行、広島を訪れている。ここでも「この世の地獄」を見たことになる。
イスラエル国内、民主主義国家とは言えないぐらい言論統制が始まってるし、この国を支援する民主主義国家(アメリカetc)もやべえよな
もはや“自称”かよって感じ。
”イスラエルの警察長官ヤコブ・シャブタイは会見にて、反戦デモは全て禁止すること、イスラエルを支持する者は歓迎するが、ガザ地区(のパレスチナ人)に同調を示す者はバスでガザ地区に放逐すると述べた。これは、イスラエル国内のパレスチナ系市民に対する、国籍剥奪と処刑の脅しである。 “
https://x.com/bdsjapan/status/1715499786642792656?s=12&t=Aq5U4z_sPcuRvccOYsrj4w
【ガザ紛争勃発以降、さらにUNRWA職員2人が死亡、合計16人死亡】
「10月7日以降、少なくとも16人のUNRWA職員が殺害され、さらに10人の職員が負傷した。実際の数字はもっと多い可能性が高く、これらの数字には当局が確認できた数字のみが含まれている」とUNRWAは声明で述べた。
声明はまた、ガザ地区にある33のUNRWA施設がイスラエルによる空爆の影響を受けているとも述べた。
「UNRWAはまた、国際人道法の遵守と文民、民間インフラ、国連施設の保護を引き続き主張する」と書かれている。(機械翻訳)
https://www.aa.com.tr/en/middle-east/2-additional-unrwa-staff-members-killed-16-in-total-since-gaza-conflict-onset/3027400