下北沢にて『エドワード・ゴーリーとファッション』POP UP SHOPに寄ってきた。アメリカのゴーリーハウスの企画展『Dressed to Kill』にちなんでとのこと。ゴーリーは「生まれ変わったら石になりたい」と答えていたらしく、ここでは商品のキャプションが石に貼られているという粋なディスプレイをしていた。どれかが本人かもしれない。
Dressed to Kill、直訳は「殺すために着る」だが、「素敵な服装をしている/服がきまっている」という慣用句なんだって。初めて知った。皮肉っぽく使う言葉らしいけどかっこいいな…
ハンカチ、カード、トートバッグ… どれもかわいくて、予定よりお買い物しすぎた。けど、鬱いでいた気分がちょっと晴れた
観劇の帰りに、雨の中華街で寄り道。
中華街の路地裏にあるRouRou Cafe。お店の入口からすでに雰囲気が出ていて、店内はこだわりのインテリアと壁が全部ペイントしてあってとってもかわいかった…!
アジアンテイストながらシャンデリアもあり、壁はピンクに塗られていて入口はネオンで…と独特なかわいさ。
表通りでは洋服屋さんをやっていて、同じテキスタイルの小物をカフェにも置いているとのこと。壁のペイントは店主の方が自ら全部描いたそう。
こだわりの空間でいただいた薔薇烏龍茶と月餅のセットも美味しかった。薔薇が入ったカップに温かい烏龍茶を注ぐと、華やかで温かい香りがして、雨の中歩いた疲れが癒された。
劇場の半券サービスを使ったら、いま何の公演してるんですか?と聞かれ、思いきって「NARUTOっていう漫画の舞台で…」と話したら、普通に話が弾んだ。こういう会話は苦手なんだけど、あまり身構えなくてもいいのかも。 [添付: 6 枚の画像]
きのうは観劇後に好きな作家さんの個展へ。
刺繍のアクセサリーを作っている作家さんで、かわいさとシンプルさのバランスが絶妙でした。
ゴスロリマーケットに出展された時に購入したヘッドドレスを着けて行ったら、なんとその時のことを覚えていてくださっていた。作品をうっとり眺める私を作家さんがうっとり眺めるという、ほっこりする状況で、ものづくりとかわいいものが本当にお好きな方なんだなとあたたかい気持ちになりました。
ものを作って売って収益をあげるってすごいことで、委託できたり個展できたりするのはさらにすごいことで、お祝いする気持ちで行きました。この作家さんは盛りながらどこか必ずシンプルな部分を作るという感覚で作品を作られていて、フリルやリボンが苦手なロリータとしてはこんな作家さんがいるのか…!という気持ちで作品をお迎えしています。
最近、その場にいるだけでじゅうぶんで、SNS用の写真をぜんぜん撮ってない…
この個展も素敵な作品がもっとたくさんありました。
寄り道②
銀座ソニーストアのキングダム公開記念展⚔️
政・幼政・紫夏の衣装と絵コンテを観てきました。
エレベーターを登った瞬間めちゃくちゃテンションあがった笑
政の衣装、帯留めのベルトみたいなのも飾りもなんかかわいい…!紫夏はピンクを黒い小物で締めてるのいいなと映画見た時も思ってて、実物は品のある模様の織物ですてきだった。
絵コンテの絵が上手い。これだけで臨場感ある。これはほんの一部だけど、2時間の映画全編ぶん描いてると思うと気が遠くなる。撮影もここは中国、ここは日本、撮影済み、和歌山に変更!といろいろ書き込まれていて、これを把握するだけでも大変そう。改めてすごい手間とお金のかかった実写映画だと思った。
寄り道①
銀座GUCCI Gallery
お店のホスピタリティが素晴らしく、内装も素敵だった。エレベーターの内装がすべて別珍の絨毯みたいになってて、特別な気分になる。
静かなギャラリーでじっくり鑑賞できた。メイキング映像で「引退しても競技から離れる訳ではなく、現役中のさまざまな枷から外れてさらに新しいことに挑戦して表現に活かせる」と語っていたのが印象的。黒い服の方のELLEの表紙の、シャッターを切った瞬間に終わる映像もかっこいい。
「引退後もたくさんの人に受け入れて貰えて嬉しい(受け入れて貰えるか不安だったから)」とも。引退しても自分を観てくれる人がいるかどうかに向き合って、できることをやり続ける…それは依存とか、そんなネガティブなものではないように思う。
顔を見るのも勝手に辛くなってたが、自己嫌悪の原因を自分で捉えられたことで、またこうして新しく観て、得るものがある。それは活動を続けてくれること、自分が考え続けること、その両方がないとできないことで、そのことを嬉しく思う。
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