QT @qtinthecinema@fedibird.com

「あんな内容のないものならだれでも書ける！」とか主人公は思っただろうけど、内容のないものを書くのってそれはそれで才能なので、内容のない小説部門ポッと出のこの主人公にはできてないと思う。ぜったいなんかめんどくさい、物語に意味や意義や思想を与えること書いてる。プロの書き手といえど人格をそんなに消せるもんじゃないぞ絶対にやってる。 #映画

でも私が思うにこの主人公のことだから、いくら「ベッタベタのくっだらない小説を書いてやるぞ！」と意気込んだところで隠しきれてないと思うんですよね、文学家たるめんどくさいところが。そういう滲み出るややこしさと超通俗的な内容がスーパー化学反応を起こして皆にウケたんじゃないかと思うからモンクはもっと喜んでいいよ（まだ見てる途中）。 #映画

「アメリカン・フィクション」見てるけどおもしろい。おもしろいっていうかいい映画だ。
志高い小説家のモンクが”黒人作家らしいものを書け”という世間の抑圧への皮肉のつもりで書いたベッタベタの小説がめちゃくちゃにウケて…という展開がメインではあるんだけど、そういうハチャメチャな虚構と対比して現実のモンクの人生はあくまで厳しく悲しく時にファニー。その現実部分の描き方めちゃうまいというかそれがうまいことで本来の目的を達している感ある。 #映画

いやー裁判ライブ放送の世界すごいですよ…純然たる野次馬こと我々オーディエンスのえげつなさすごいし…すげえ事件が次々起こるし…。あと陪審員制度だから素人にもめっちゃわかりやすい。まさに素人にわからせることを目的としたプレゼンだから。

最近めっきりSNSを見なくなり（書く時間も減ってるけど圧倒的に見てない）、いったいその時間を代わりに何に使っているかというとYoutubeなのだった。えんえんとアメリカの裁判のチャンネルを流すようになってしまった。正直SNSを見てる時とメンタリティは同じ（＝野次馬根性）。

そうむしろもう仕事っていうか金がもらえるという理由ですらやりたくない……なんらか世の中の役に立つという大義名分がなければこのフィジカルしんどさに耐えられねえ……世のため人のためになる（かも）という大義名分だけが私をヒューマンコミュニケーションに立ち向かわせる……

なんか前から言ってるけど私は会話とかヒューマンコミュニケーションって常に毎回100%「領域侵犯された」っていう気持ちになるんで、面白かったり有意義だったり重要だったりすることがあってもヒットポイントは減る…からヒューマンコミュニケーションを余暇とかプライベートでやりたいっていう人の気がしれねえ！！！！！　私は仕事ならできるていうか仕事でしかやりたくない。なんらか世の中の役に立つと思ってなかったらやれない。

しかし私ももうこのスペックで何十年かやってきてるんで、頭痛くなったら普通に寝る。すぐさま寝る。起きたら回復してる。そしてまたミーティングに出る。フィジカルしんどいのままやってく人生である。

ここんとこボランティア関係でにわかに人と話すことが多い（といっても一日1時間とか）んだけど毎回終わったあとに頭痛…身体的不快感…無気力…みたいなのがある。人と話すのは嫌いじゃないけどフィジカルに痛くしんどい。

ChatGPTに文書かせると基本的にすごい固い文を出してくるので、
「人間らしく（humanize）」してくれっていうと今度は一転してすごいフランクな文章を書いてくるんだけど、ChatGPTは「人間らしく（humanize）」をどう定義してるのか気になる。人間はそんなフランクな人ばっかりじゃないぞ。

先日ボランティア先の人と話してたら、ヨルゴス・ランティモスの「Dogtooth」を09年カンヌ映画祭の上映で見たという人がいて、上映中に次々と観客が出ていくわ、気分を害した人が大声で文句を言いだすわですごいカオスだったらしい。「内容は覚えてないけどすごい雰囲気だったことは覚えてる」とのことです。現場からの報告、貴重。
#映画

カンフーパンダ、３が私のオールタイムベストすぎてもう４はなんでもいいよ…みんなが楽しく生きてさえいてくれれば…っていう気持ちになってる。あんなにキレイに終わった三部作に続きがあるのか。トイストーリー４みたいなことになってる？（トイストーリー４大肯定派）。

カンフーパンダ４見たい

日常にひそむ差別とかに気づく時は、被害者であることに気づくより、加害者であることに気づくほうが本当はいいと思うんだけどなーってずっと思っている。

ほとんどの人がそのどっちも経験していると思うので（割合に差はあるとはいえ）。

なんでかっていうと、加害者であることに気づくと自分が被害者でもあることにはすぐ気づくけど、その逆はそうではないからです。

私は、私のいなくなった世界のことを考えてみたいと思うようになった。

人間の命は有限で、この世界を観察している自我も有限なので、私という個が死んだら事実上（私にとって）世界は無になってしまうんだけど。

でもそういうことを踏まえたうえで、私は私のいる間の世界のことだけじゃなくて、私のいない世界のことも考えてみたいと思うようになったかな。それって人間の有限性に挑戦することだとも思うし。なんかまだうまく言えないけど。

ずっと人と関わりたくないから一人でできる仕事がしたいと思っていたし、たぶん実際そうすることができるし、それで快適に暮らせるんじゃないかなとも思う。人に会う必要とかがほとんどないから。

でもなんかそれってあまりにも「私らしすぎる」なって。私という個体の予測された範囲をぜんぜん出なくてなんも面白くない。というかもうその感じ飽きた（率直）。まだ人生けっこう残ってるのに。

自分がもっと社会的な人間だったら社会貢献とかしたかったなーって思っていたから、今の私のままやればいいんじゃないかと思った。社会不適合パーソンでも社会貢献できる！たぶん！

向いてるとか向いてないでいったら私の資質は社会活動に向いてないと思ってたし今でもすごいそう思うけど、そんなこたあ一旦どうでもいいからやってみたい。ただやりたいだけの人間である。

そうそう3月8日は国際女性デーのデモがあるから今手伝ってるNPOに紛れてちょっと歩いてくるー。人込みとでかい音が苦手だから今までデモ参加したことなかった。何事にも最初はある。

ちょっとまだバタバタしてるけど落ち着き次第どんどん浮上したい！　ファンフィクの続きも書きたいのに！

まだその業界にどこから入ったらいいかもよくわからないけど、何年かボランティアとかでいろいろやったらなんか見えてくると思う。そしたらその関係の学位とかもまた必要だろうし。わからんすぎてやることいっぱいある！