これは興味深い。
アルツハイマー病、原因タンパクの血液検査で発症予測 東大など、早期診断に期待
さて、公党の党首でありながら、戦争の「お準備」はしていません、などと「ひろゆき」なみの冷笑スタイルを披露した玉木氏。
しかし、玉木はちゃんと改憲議論として「いついかなる時に日本国民は血を流す覚悟ができるか」と発言している。これはれっきとした戦争の「準備」である。
実際、何度も書いたが、連合の前身である同盟は民社党とともに自民党以上に改憲・再軍備を求めてきた。(ちなみに名古屋市長・日本保守党の河村も民社系)。
ところで、津田氏は例の辻田某という「大東亜戦争」男と対談。蓮舫の年齢に言及しながら「計算」をしてみせている。
辻田を歴史家と考えるプロはいないが、何故か「朝日」のコメント+で戯言を書いている。
いずれにせよ、先週の「共産党は癌」的な発言、蓮舫出馬を妨害する意図であったことはほぼ確実なようだ。
何故か連合会長は今日、「共産党との対話不可能性」を蓮舫に伝えた、と云ふ。
それにしても東、三浦、呉座、辻田、津田とゲンロン系の人間、「朝日」文化部は本当に好きである。
津田氏はこのプラットフォームの中で相対的に「文化リベラル」(ただし誰でも言えること)の役を演じてきたが、ここぞと言う時に立憲と共産の共闘を破壊してくれ、ということだろう。
それだけ、「彼ら」も必死だと言うこと。 [参照]
このあいだの投稿で日経新聞の「Think!」欄の中北氏のコメントについて書きました。
そのときは引用しなかった部分ですが、中北氏、
「確かに、都知事選で落選しても、東京26区から次の衆院選に出ることができます。ただ、この選挙区からの立候補を認められず、立憲から離党した現職の松原仁氏との戦いになります。計算通りになるかは、不確かです」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA270BS0X20C24A5000000/
とか書いています。
なにが「確かに」なのでしょう。
蓮舫氏、いまそんな話、全然してないですよね。
津田氏も、ネットの番組で蓮舫氏がどんな「計算」をしているかとか勝手に考えてごちゃごちゃ言っています。
この感じ、「Think!」の中北浩爾氏とそっくり。
https://youtu.be/Ld65yx4JPRQ?t=4687
都知事になる場合の政策の話をそっちのけで、
蓮舫氏がどんな「計算」しているかとか、そういう妄想みたいな話を政治学者とかジャーナリストとかを名乗るひとたちがメディアにのせるのは、ノイズでしかありません。
(むしろ、ノイズになるような話をして政策の話を薄めたり、玉木議員の「お準備」同様、わざとバカにして相手の判断力がないかのような印象を与えたり、そういうやり方で足をひっぱりたいのかなと思います)。
しかし、国際機関の勧告とか、条約批准してるのにまるで無視とか、この手のやつホントとっととなんとかしろって感じだよな。
自民が政権のうちはダメだな。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240529/k10014464751000.html
これが事実というか本当のところなのに、ちゃんと報道してるところあるんかいな?
https://twitter.com/AkiHatsushika/status/1796069741410271357
読んだ。
あれは、そこかしこで批判されて当然だよな。
新潟日報の特集。この号は無料で読める。2022年6月末から7月にかけての出来事をよく分析してある。あの時、この記事の通りだった。
簡単に言うと、あの時の電力逼迫は
・直前の地震で火力発電所が何基も壊れた
・天気予報が外れた
なのである。
やってることがえげつないっていうか、詐欺モードだな。
https://twitter.com/keiyamamoto0312/status/1795263983676690713
中北浩爾氏の「蓮舫氏は二重国籍問題などで人気の陰り」のコメント。
これ、事実命題として、提出されているのか?
だとしたら、まず「人気の陰り」と「二重国籍問題」の間に因果関係はおろか相関関係も見出しがたい。
因果関係を「見出したい」人はいるだろうけれども。ただし、そういう人の「品性」はやや疑われる。
しかし、中北氏、しゃにむに「共産党に日米軍事同盟を認めろ」と迫っていたが、これは短期の「政権交代」だけを目的とした、津田氏の言う「数合わせ」の論理でしかない。
今の日米関係は完全に従属関係になっており、軍事費倍増にしても沖縄問題にしても、はては金融政策にしても、すべて日米対等外交を築けなければ、何も解決せず、日本社会の格差と貧困はひろがりつづけるだろう。
その先にあるのは21世紀型のファシズムでしかない。今、それを止められるか、ぎりぎりの時である。
それにしても、1980年代から東大政治学、佐々木毅、山口二郎をはじめ延々と「政権交代」のための政治改革を主唱して、小選挙区制の旗振り。この精神は、次世代の中北浩爾、地方自治廃止賛成の牧原出、へと「しっかり」と受け継がれているようだ。 [参照]
BT
「 自民が到底次の衆院選では「勝てない」見通しの中、連合を仲立ちとして、維新・前原・国民民主が立憲に対し、共産排除前提の「野党連合」を求めている。これを「朝日」を代表とするマスコミは援護射撃。」
この「援護射撃」の構図のなかで、研究者代表として発言し、一定の役割を果たしている中北浩爾氏。
日経新聞の「Think!」(朝日新聞の「コメントプラス」にあたるもの)で、野党共闘や共産党に関わる記事にしきりにコメントをつけています。
ちなみに、昨日の「都知事選、立民・蓮舫氏が出馬表明」という記事には、
「・・・しかし、蓮舫氏は二重国籍問題などで人気に翳りが見え、一昨年の参院選の東京都選挙区では大きく得票を減らし、4位。小池氏の知名度、支援政党の厚さ、現職の有利さを考えると、厳しい戦いになります」
などとコメント。
言うに事欠いて「二重国籍問題などで人気に翳り」とか。
もはや、ネトウヨかな?というレベルになっています。
ここしばらく、地方の選挙結果で「野党共闘+市民」の勢いがはっきりと表れています。
「共産排除前提の「野党連合」援護射撃」勢?のみなさんが余裕をなくしているように見えるのはそのせいでしょうか。
一般の世界からは隠されて来た構図、このところの政局でやや浮かび上がってきた。
自民が到底次の衆院選では「勝てない」見通しの中、連合を仲立ちとして、維新・前原・国民民主が立憲に対し、共産排除前提の「野党連合」を求めている。これを「朝日」を代表とするマスコミは援護射撃。
しかし、地方自治体の市民の側からの「突き上げ」によって、立憲の中で、軋みが生じている。
先週の、津田大介さんの「共産が存在することで分裂が起こる。共産がない方が政権交代が起きる」という奇怪な発言は、いわば連合・朝日を代弁したもの。
ところが、昨日蓮舫氏が都知事選に立憲・共産+市民の構図での立候補を表明。
すかさず連合東京は「共産と組みなら、我々は小池」と来た。
実はこの構図、杉並区長選の岸本聡子さんの時と全く同じ。この時は自民・公明・維新と連合が推す現職を破って当選。
またこの市民の「突き上げ」も突然起きたわけではない。2021年の衆院選東京8区での、立憲本部に対する市民主導での「巻き返しし」の延長線上にある。
蓮舫氏の記者会見に宇都宮健次氏と前川喜平氏が同席したのは象徴的。
いずれにせよ、日本社会の窮乏化に対応して政界再編は避けられない。
今回の都知事選について言えば、十二分に勝機はあるだろう。
「一方また、管理職への女性の進出問題とは、ひとまず区別して考えること。一方は、底に差別の課題を残しているにしても、競争社会のテーマであり、他方は徹頭徹尾、社会制度と成立のテーマだからである。」
岩波ブックレット29、「雇用の平等と女と男」1984より丸岡秀子の言葉。
ガラスの天井は資本主義の問題であると、リーンインフェミニズムへの警鐘を鳴らすよう。
(いや、私が知らないだけでずっと言われてたんだろうけど)
女子保護規定への議論とかも説明してあって、赤松良子の著書などでは、女子保護規定がなぜそんなネックになっていたのかが
均等法以後しか知らない私にはピンとこなかったのだが、それが具体的に見えてきたように感じた。
自民党の次期総理候補の一人、ともされる茂木自民党幹事長が「今の国民はパンよりサーカス」という持論を展開しているそうだ。
しかし、「パンとサーカス」とはローマにおいて「共和政」が空洞化し独裁政治に移行してから、大衆を「愚民」とみなして使われるようになった言葉。
「パンとサーカス」の伝統は専制国家になった東ローマにも引き継がれ、皇妃をミスコンで選ぶようなったことなどは、さらに演劇性を増したとも言える。しかし、他方学術の独立性は失われて、プラトンの開いたアカデミアは閉鎖。
アリステレスをはじめとするギリシア哲学、科学、医学、法学の中心地はイスラム圏に移る。中世ヨーロッパのアリストテレスは全てアラビア語からの重訳。トマス・アクィナスがイスラム圏との接点のナポリ大学出身であるのも偶然ではない。
茂木幹事長に戻れば、「パン」がなければ「サーカス」に行く体力はない。しかも、そのサーカスとは五輪や万博など一般民衆から収奪した元手を内輪で分配するのだから、民衆にとっては「ふんだりけったり」である。
茂木氏はマッキンゼーから平成維新の会事務局長というキャリア。正直、「コンサル」というだけでお腹いっぱいである。
英語圏でもコンサルの弊害を論じたCON(仏語では間抜け)という本が出たそうだ。
コンサルというのがいったい何をしている人たちなのか私にはイマイチ分からないのですが、
「いらない(と自分がみなした)ものを排除」するための指示を
上から出すひとたちなのだろうなぁと思っています。
茂木敏充・自民党幹事長は元コンサルなんですね。
ほかにパッと思いつくのは、大阪維新の顧問・上山信一氏です。
政治家やその周りにいる元コンサルという人、最近多いですね。
コンサル・広告代理店といったひとたちによる支配が「当たり前」になりすぎて、いろんなものが失われ続けている気がします。
(国の省庁でこれらに近い価値観をもつのが経産省ではないでしょうか)。
ちなみに、イスラエルのネタニヤフ首相も、米国の大学を卒業後、コンサル会社に勤めていた、「元コンサル」です。
この、自治体によって運用にばらつきがあるってのが問題なんだよな。
もう、いい加減に、どこの自治体でも差がないように、昭和の基準を明確に変更するべきだよな。