米国大学の中近東の専門家らへの緊急サーベイの結果、9割以上が自己検閲して、パレスチナについて言及しないように気をつけている、と。
理由は、親パレスチナの発言だと、学生が「こいつは反ユダヤのナチだ!」とか「テロリストをしてる」とか言って、ソーシャルメディアで騒ぎ、今度は学外の人たちから、色んな脅しが来たり、その上、大学上層部からも制裁を受けるかも知れないから。
米国の言論の自由は、保守白人層と富裕層のみの特権の要素は強いけれど、イスラエル政府批判=ナチスという図式で、大学への締め付けがさらに強まっています。民主主義はこうやって死ぬっていう感じです。
これで、トランプが当選したら、完全な権威主義体制。今から、司法制度を改悪し、政敵をターゲットにするって言い放っています。で、そういう人物が共和党支持層に大人気。
警察官が3歳児に「おまえ本当に日本語しゃべれねえのか」 外国人親子に放たれた言葉の内容は:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/294217
「署員は「父親は『こんなガイジン日本に入れるな』『3000万以下の年収は、ゴミだ、クズだ』と言っていたが差別的な言動とは思わない」などと述べた。」
…
どんなヘイト本でも批判するには自腹で買って全文読めと吹き上がる文字列が旧twitterで散見されるが、もう2000冊くらいこのタイプのゴミっぽい本を買って読んできた経験から言えるのは、〈どうしようもなさの標本とするしか後世の人類に資するものはない〉という虚しさですね。
マニアックには、同一モチーフの変容と使い回し・ネタ被りのヴァリアントから、イデオロギーの伝播と仕掛けなどを読み取ることができるとは言えます。
けれども、それをもとにして論文なり著作をものして「元をとる」可能性があるのならばまだしも、普通はそんなの無理だし、そんな暇はないだろうし、真に受ける必要ないと思う。
ヘイト本について
これは完全に私の恨み言になってしまうし、今まで知らなかった人がいるのは仕方ないとは思うんだけど、みんなの意見で刊行中止にできるなら中韓ヘイト本がこんなに蔓延る前に止めて欲しかったという気持ちがどうしてもある。
私は当事者なので中韓ヘイト本を見つけるたびに、出版社に意見を送ってきたしネットでも批判してきた。手応えがあったことなんか無い。
どの出版社も中韓ヘイト本を出しているので、私自身も諦めてヘイト本を出している出版社の本を買ってきた。そうしないと読める本がないし、勉強もできないから。
今回、ヘイト本の刊行は批判の声で止められるんだと証明されたことで、今まで中韓ヘイト本が無視されてきたことも証明されてしまったと思う。止められるんじゃん。止めて欲しかった。なので、今からでも止めてほしい。
BT、「結果的に傷つける」は流石に無理のあり過ぎる釈明ではありますよね。もし本当にあのタイトルや広報文言を見ても誰も「これは差別煽動の可能性が高い」と気が付かなかったのであれば、正直言葉に関わる職場としてかなり危機的では。
実際には、気がついた上で「炎上も含めて売れるからこれで良い」と判断した人たちと、気がついたものの口を出せなかった(或いは出しても黙殺された)人たちがいた、という事なのではないかと思ってますけれど。
ひとまず件の本の刊行中止に安堵しています。が、
>本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり(…)
ではないでしょう……。それこそ原書の当地での評価を考えれば、書籍の内容にこそ問題があるのは明らかなわけで。それをトランスの個々人に責任転嫁するような書き方で、出版中止によってまた次の嵐が来ることは免れないように思います……。
引用の前半の部分も、内容が「ファクト」でないことをさんざん問題にされている本なのに、あたかもその内容が「議論」の土台となりうる本であるかのような表現で、出版社として内容に問題がある本、それによって差別を扇動するような本を翻訳・出版しようとしていたことの責任をとってほしいです。
https://www.kadokawa.co.jp/topics/10952/
ジェンダークリティカル | ContraPoints https://youtu.be/1pTPuoGjQsI?si=NTJnlO0TmbtX5HwA
ユーモアと芸術的センスと賢さと優しさを持ってTERFの主張を一個一個丁寧に両断していく痛快動画
これ4年前か…私これ見たときああこれでもう大丈夫「『ジェンダーの人』のことなんかわかんない怖い」で差別しちゃってる人(『馬鹿』と呼んでいいだろうか)(メッ)これ一本でみんな納得してもらえるって思ったけど全然甘かったな
どっからどう考えても
・翻訳出版部門にトランスジェンダー憎悪・反LGBTQの枠組みで書籍を宣伝して売ろうとした連中がいる。
・KADOKAWAの企業ガバナンスが終わっていて、そうした翻訳部門の動向を感知できないまま今になってそれに気づき、ほとんど完成している書籍の刊行を慌てて中止させた。
という2点がこの結果なのに、「トランスジェンダーコミュニティが圧力をかけて出版を中止させた!言論の自由が!」っていう馬鹿みたいな情動の渦をKADOKAWAが引き起こしているわけで、ほんとマジで許しがたい。この結果まで責任取れよ。
以前Change.orgで「ジュンク堂書店さん、人種差別を扇動する『ヘイト本』を目立つ所に置かないでください!」というキャンペーンがあり、賛同していた。
送付した公開質問状に対し、丸善ジュンク堂からは
「『ヘイト本』を積極的に売ることはしません」
と回答があったそう👏
ジュンク堂は実際(棚差しとかはあるかもだけど)面陳とか平積みではヘイト本見かけないと思う。
“・丸善ジュンク堂書店はあらゆる差別を認めず、あらゆる差別行為に対し、これを否定いたします。
・丸善ジュンク堂書店の店舗において、いわゆる「ヘイト本」を積極的に販売することはいたしません。
・丸善ジュンク堂書店では、出版の自由を守ること、販売・購入の機会をできるだけ公平に保つことを書店の第一の使命と考えております。
(後略)”
なお、キャンペーン主催の方が大体同じ質問状を19の書店に送ったけど、ジュンク堂以外からは1社も回答がなかったらしい😢
CPの好みと解釈がめちゃくちゃ激しい荒くれお嬢様ですの…主に子ども向けコンテンツ、その時ハマっているものの話などをしますわ。常にあらゆる差別に反対してますわ。