『君たちはどう生きるか』を見た。 児童文学でした。わたしは好き。
わたしは宮崎駿の彼岸の描写が好きなんですね。ナウシカの清浄の地だったり、紅の豚の飛行機の墓場だったり、千と千尋の鉄道だったり。『君たちはどう生きるか』は9割ぐらい彼岸だった気がします。
“Animation(アニメーション)は、ラテン語で霊魂を意味するAnima(アニマ)に由来しており、生命のない動かないものに命を与えて動かすことを意味する(Wikipediaより)” とのことなのですが、この作品、動いちゃいけないものが動いてる感じがとてもありました。
感触としては、図書館にある古いハードカバーの児童文学でして。イメージが溢れて理屈を付けるのを放棄していますが、概念としての古典的な児童文学をガツガツ借景してる感じなので、話にはついていけます。
『パンズ・ラビリンス』が選ばれなかった者の話だとしたら、『君たちはどう生きるか』は選ばれた者の話だったように思います。
ちまっとネタバレすると、森喜朗もこんな気持ちだったかもしれないと、ちょっとだけ思いました。
#映画
オルハン・パムク『わたしの名は赤』読了。
楽しかった! “1591年冬。オスマン帝国の首都イスタンブルで、細密画師が殺された。” で、犯人は誰だ、というフーダニット小説なのですが、推理小説として成り立っているのかどうかは、判断できない。殺された死体の一人称から始まってて、掴みはOK!
語り手が入れ替わり立ち替わり好き勝手語っていっていて、この中の誰かが犯人なのですが、話を追ううちにワイダニットも気になってきます。
解説にもあったように、イスラム版『薔薇の名前』ですね。細密画師たちが細密画についての哲学を滔々と語るのですが、これが興味深いです。
ルネサンス後の写実主義の西洋画がかなりの驚異と脅威をもって語られるのですが、この語られ方が楽しかった!
近世のオスマン帝国の、芳しい腐敗をひそめた薔薇と無花果の甘い香り、ひよこ豆のスープ、雑踏の喧騒、珈琲屋のいかがわしさ、落陽の都の鮮やかさ!
福岡9区、大家先生が圧勝!
選挙前、三原さんは、公認が取れなくても無所属で出馬すると言ってらしたが、どう出るんだろうか。
保守分裂選挙になると緒方先生がかなり有利になるので、それを踏まえてどうするか。
いやまあ、しかしなあ、支部長決めるのに党員選挙するとは思わなんだ。
次は、福岡10区と福岡4区ですね♪
(二郎ちゃんの6区もどうなるんだろう?)
(大家さん衆転で、参院補選もあるな)
https://www.sankei.com/article/20230713-C2NI6BT6MZPVHB7VSILRIEDP4U/
2023年の青森県知事選挙の分かりやすいまとめ。
#選挙
https://www.47news.jp/9571126.html
ついったーの永久凍結が解除されました。
おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
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