『劇場版モノノ怪 唐傘』を見た。シリーズ未視聴。
基本設定を知らんので、理屈が分からん。何かが起きて調査してるって、話の入り口のところでもっと分かりやすく示しておくれ。描写が勿体ぶってんだよ。
舞台の規模感と事件の規模感が釣り合わんなあと思っていたら、続編があるのですね、なるほど。
話の感想としては、働くのって大変だよね、って感じでした。
労働って、大なり小なり心を捨てなきゃやっていけないと思うのですが。いろいろ捨てていかなきゃいけない中で、捨てることを責めらるのはつらいなと思いました。
働き方とか、生き方って、どこまで選べるものなんでしょうね。
いろいろ捨てていかなきゃいけない中で、それでもそれでも捨てられないものは何ですかって面をもっと前に押し出して欲しかった。捨ててしまうこと、捨てさせてしまうことに対して、もう少し温情が欲しかった。
だって、捨てないことを、心を殺さないことを選べる人って、どれだけいますか?
わたしなんかは、逃げて、人生から逃げ続けて、自分の未来を食い潰している最中なんで、そう思うんですが。
でも、わたしは、これしか選べなかったんですよ。
#映画
『ソウルの春』を見た。
朴正煕暗殺事件後の、粛軍クーデターの映画。粛軍クーデターで主役が全斗煥なので結果は分かっているのですが、一晩のうちに二転三転する状況に手に汗握る。憔悴するおじさん、声を荒げるおじさん、頽れるおじさん満載で楽しい。上から指示が錯綜していて、下の人は大変だなと思いました。
最後の集合写真に、「こいつが、こいつらが!」という映画制作者の怒りを感じます。
全斗煥が、おだて、あおり、脅し、宥めすかして人心を操作する様が凄かったです。
崔圭夏役の人が塩谷座長に似ていました。崔圭夏大統領は頑張ってました。
粛軍クーデターの映画なので、普通に後味は悪いです。
この後、光州事件に繋がるんだな。見よう、『タクシー運転手』!
韓国政治史を、わたしはほとんど知らないんだよなあ。
#映画
みくのしんの山月記リベンジ回
いやほんと良いです 好き
https://omocoro.jp/kiji/462699/
佐藤賢一の『双頭の鷲』は、かなり西條八十の『蝶』なので、読んでみてね。今、電書しかないけれども。
得られないものを求める話。得られたかもしれないけれど失う話。得られたけれど、求めたものは得られなかった話。
双頭の鷲(上)(新潮文庫) https://amzn.asia/d/5pEqvSo
「山月記」を読めなかった男が1年半ぶりにもう一度読む日
わーい、『山月記』!『山月記』!
大根さんは、『山月記』大好き!
冒頭の漢文調もリズムが気持ちいいんですが、話が進むとだんだん漢文調が崩れていくところも気持ちいいですよねー。
https://omocoro.jp/kiji/462699/
フラコミに「11人いる!」「残酷な神が支配する」「トーマの心臓」等、萩尾望都作品が大量に追加されてる!ほとんど読んだことないから嬉しい!少しずつ読んでいこう。
このお話は、11歳の女の子と60歳の王子様の恋愛物で、著者が58歳の時の作品だということを鑑みると無茶苦茶味がしてきます。
作品自体は置いて行かれた者同士が寄り添い手当てをするお話で、祈りのお話です(しかし歳の差。11歳の子を母親代わりにするんじゃねえよ)。
続刊になると、神様の作り方の一大叙事詩となっております。
こんな紹介の仕方だけど、気が向いたら一回読んでみてね。
クレヨン王国月のたまご-PART1 (講談社青い鳥文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B00H1RHJSQ?ref=cm_sw_r_apin_dp_VPAYE62B1SATWKQ89G79&ref_=cm_sw_r_apin_dp_VPAYE62B1SATWKQ89G79&social_share=cm_sw_r_apin_dp_VPAYE62B1SATWKQ89G79&language=ja-JP&skipTwisterOG=1
ついったーの永久凍結が解除されました。
おたくらしいですよ。基本的にやる気がないです。フツーにダメ人間です。今特に腰を据えてるジャンルはありませんが、ときどき何かをぽつぽつ書いてます。オススメ本とかは常に募集中です。
Pixiv: https://www.pixiv.net/users/2010675
Pawoo:https://pawoo.net/@nbn
Twitter: https://twitter.com/daikonsan
Misskey:https://misskey.io/@nbn
Bluesky: https://bsky.app/profile/nbnaaa.bsky.social