#文学フリマ東京(A-59)で新刊が出ます!
「知らない本の見つけ方―雑談・検索・選書」
価格は1,000円です〜
【目次】
[雑談]笠井康平+小澤みゆき
「作家の手帖」共同編集長ふたりが、活動紹介を兼ねて、次回作に向けた抱負を語ります。原稿料とは何か、表現の自由をどう支えるか、経営の大変さなどの話題が手短に追いかけられます。
[検索]小澤みゆき
1930年代の翻訳家・葛川篤に関する文献調査をどのように進めていったか、その検索の過程をお伝えします。研究機関に属していなくても個人がわかること・できることをまとめたエッセイです。
[選書]笠井康平
Art(芸術)とWork(労働)をテーマにした全50冊の選書リストです。1.本の市場、2.業界分析、3.海外事情、4.仕事術、5.学術研究の全5章立て。絶版本から今年の新作まで、幅広く取り揃えました。
お知らせです!
今秋、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』の日本初訳の復刊書を刊行します📚訳者は葛川篤。昭和のモダニズム文学を代表する伊藤整や春山行夫らに才能を認められた人物です。当時の雑誌連載を新デザインで書籍化し、歴史に埋もれた訳業に光を当てる試みです。
特設サイトから「刊行通知メール登録」すると、先行予約の案内を受け取れます。紙版の部数は多くないので、気になる方はぜひご登録をお願いします!書店の方のお問い合わせも受け付けています。
本作は「作家の手帖」として作っており、制作・流通面でもインディーズならではの試みを行っています。例えば制作スタッフとの契約締結、執筆前の着手金の支払いのほか、文献調査における権利処理など、重要なポイントもきちんと確認しながら進めています。そうした制作背景も今後発信していきますので、見守って頂けたらうれしいです🙏
ぜひ、ご期待ください〜
漱石の講演を朗読したらおもしろいかもと思ったんですが、長い
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/759_44901.html
おんまさん、左川ちかの朗読とかいかがですか?
https://www.aozora.gr.jp/cards/001914/files/60904_76834.html
大変久しぶりにnoteを書きました。
AlexaでのKindle本読み上げ読書を試してみた感想
https://note.com/miyayuki7/n/n2b598bd70fcc
「Culture Against Apartheid」のプライバシーポリシー、おつくりいただきました。運営の方々の俊敏な反応に感謝申し上げます。
私は個人情報保護については素人ですが、何らかの組織体が行う署名や応募フォームの類で、まともな個人情報の取扱い規定がないものは基本的に眉唾で見ています。特によくあるのは出版社のアンケート。そのページに「記入内容は厳重に取扱います」とあっただけでは信頼できません)
「Culture Against Apartheid」も悩みましたが、内容の是非とは別に、最悪のリスク(自分の入力内容の流出)と天秤にかけても、立場を表明したいと判断したため、署名しました。
名前が載ったら、簡素でもプライバシーポリシーはもうけた方が良いと、運営の方にメールしてみるつもりです。
DAISY図書作り方進捗
日本DAISYコンソーシアムのサイトで紹介されているマルチメディアDAISY制作ソフトのうち、有償である「Plextalk Producer」と「ChattyInfty」については、試用期間中に本を作れたとしても、そのデータを再配布するのは(無償でも)不可らしいです。
https://www.normanet.ne.jp/~jdc/soft/production.html
他、日本語に対応しているソフトウェアもありますが、OSのバージョン対応が古く、動かせませんでした。
お金をかけずにやるなら、本国のDAISYコンソが配っているフリーソフトを駆使する必要がありそう。こちらはGitHubでも公開されているものが多くてバージョンアップもしょっちゅうされています。
ほー
しかし市川さんと芥川賞、すごいね、確実に社会を変えている
> 小学館では、2019年に施行された読書バリアフリー法の主旨に則り、アクセシビリティへの対応に本格的に取り組むため、2021年にアクセシブル・ブックス推進室を社内に設置し、アクセシビリティ対応に取り組んできました。出版社の社内に読書バリアフリー対応の専任部署が設置されるのは、出版界ではおそらく初めての事例かと思います。
> 2023年10月に、アクセシブル・ブックス推進室をアクセシブル・ブックス事業室に改称しました。事業室として独立させたことで、より広範なジャンルを対象に、さらにアクセシビリティへの取り組みに力を入れていきます。
自主制作物の参考にするために、既刊のDAISY図書(音声付きの本)を利用できないかという問い合わせについて、サピエ図書館から回答をいただきました。
それによりますと「著作権法 第37条 第3項」の規定により、DAISY図書(視覚著作物)の、視覚障害者等以外の利用は認められていない、ということを教えていただきました。著作権法について勉強してきたつもりでしたが、まだまだ足りないことを痛感しています。
あくまで制作にむけて、複雑なルビや注釈の付け方を知ることが目的なので、近隣の点字図書館に相談をしてみることにします。
私Wordは持ってないので確かめられないんですが……
「DAISYコンソーシアム、Microsoft Word形式の文書をEPUBファイルに変換するツール“WordToEPUB”を公開」
https://current.ndl.go.jp/car/40500
自主制作で本をつくっています。
『かわいいウルフ』『海響一号 大恋愛』『作家の手帖』など。