ストラヴィンスキー『春の祭典』冒頭で使われているリトアニア民謡『Tu mano seserėle』。
こういう音楽を聴くとなぜかとても淋しいような、人のいない広大な草原に自分一人だけがいるような不思議な気持ちになるんだけど、それも含めてすごく好き。
https://www.youtube.com/watch?v=rg-XexzcitM&feature=youtu.be
LingQ のメイン機能は「単語やイディオムを理解度で色分けできる」というものなのだけど、それをローカル環境で使えるアプリ Lute v3 を入れてみた。
https://jzohrab.github.io/lute-manual/
ハイライトの色やフォントが CSS で変えられるというカスタマイズ性が嬉しい。辞書が同一ページに出てきてくれる (LingQ だとポップアップ) なので、単語の意味も入力しやすい。
LingQ の充実した機能 (単語の読み上げ、日・週・月ごとの成果) が便利だなぁ 🆚 Lute v3 で単語の意味を含めて情報を自分特化に整えたいなぁ、で迷ってる。
自分の和声法の知識がほとんど芸大和声に支配されてるので、そのおおもとをもう少し深堀りしてみようということでフーゴー著『Handbuch der harmonielehre [和声法の手引書] (1887)』を読んでみている。
手引書なので色々前提とか説明をあえてすっ飛ばしているとは思うけど、初手「和音には Oberklänge (倍音) と Unterklänge (倍音を反対にしたもの) の二種類しかない」から始まってて
正誤は置いといて、この時代に和声がどういう認識をされていたかを知りたいので、全体的に論理がゆるゆるなのはあまり気にしないで読むことにする。
この頃から「長三和音は明るさや力強さ、短三和音は重苦しさや悲嘆を表す」という認識は前提としてあったようだ。その言及元はハウプトマン著『Die Natur der Harmonik und der Metrik (1853)』にあるらしいので、そのうちこれも読みたい。
#読書メモ
polyglot まではいかないまでも、やっぱりいろいろな文献を直接読めるようになりたいので、ちょっとずつ英語以外の言語も頑張ってやってみることにした。
インプット特化の外国語学習サイト LingQ にも登録してみました。
誰かが「魂が震えるほど良い!」と表すほどの音楽さえ、寂しいことにその良さを1ミリもわからないということは度々ある。
でも、私には見えていない魅力の一端でも感じたいとは思うから、何か作品を紹介するときにその人が具体的にどこに惹かれているかも合わせて知ることができたら、個人的にはとても素敵な広がりだなって思うんですね…言葉にするなんて野暮だというのもあるかもしれないけど…と誰へともなく投げかけてみる #fedibird
#Ingress の実績メダルは人生捧げてるレベルのガチ勢でないと届かないのばっかり (偏見) なので諦めることができてたんだけど、いま発生中のイベントではちょっと頑張れば届きそうという絶妙なレベル感。まんまとつられて凍えながらも30分以上の散歩を毎日強いられている
わけあって自分の修士論文を見直している。当時は死物狂いで書きあげてあまり見直す時間もないまま提出しちゃっていたけど、やっぱり結構ミスが多いな。
最初に4つの単語を列挙しておいて3つのことしか論じてなかったり、言葉の定義が章によって微妙に違っていたりする。
インタラクティブアーティスト David Rokeby のエッセイ『The Construction of Experience : Interface as Content (1998)』を読んでいる。
主旨は、インタラクティブアートの「内容 (体験を作り出すもの)」とはインタラクションによって現れるものと捉えられることが多いが、それよりも「インターフェイス」こそが内容である、というもの。
この頃からインタラクティブメディアを通して得られる自由感や支配感のような魅力的な体験の多くは、商業的な文脈によって (欺瞞的に) 演出されているものであって、そのようなコミュニケーションは社会構造そのものや我々の世界の認識そのものを作り変えている可能性を示唆し、それに対して批判的な視点を持とうと呼びかけている。
これは今まさに、また今後もずっと必要な視点だと思う。自分がどういうメディアやインターフェイスの上でコミュニケーションしているかによって、自分自身の意志や行動や世界の枠組みはほとんど必然的にすり替えられている。
もちろんその影響から完全に逃れる方法もあまりないだろうけど、意識しているかしていないかには大きな差はあると思う。
#読書メモ
社会人大学院生: サウンドプログラマ/フロントエンドエンジニア/大学非常勤講師として働く傍ら、インタラクティブアートやサウンドアートについて研究中。作品制作も細々と。