タラスキン著『ストラヴィンスキーとロシア的伝統 (1996)』をもとに、ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ (1911年原典版)』分析中。
さっそく冒頭のメロディが市場の木炭売りや林檎売りの掛け声を模したものだとあって目から鱗がぽろぽろ落ちてる。
そして全30~40分のバレエ曲に、なんと15曲ものロシア民謡やシャンソンの引用が入っている。
良いメロディだなぁと思っていたのは全部引用だった… :baka:
書籍アーカイブ: archive.org/details/stravinsky

この一週間はだいぶ意識的に休んで、久しぶりにティアキン遊んだり、好き勝手散歩したりした。
来月はオーケストラ楽員に向けた楽曲分析講座をするので、曲の研究に集中する年末になる見込み。
やるぞやるぞ :ablobcat9mp_call:

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この前言ってた楽曲分析講座は、ストラヴィンスキーの火の鳥組曲と春の祭典という体力持たなそうなラインナップなのだけど、その前に私は文献との闘いで既にHPが0でございます :16neko:
対戦相手はペトルーシュカでもお世話になったタラスキンの大著。各曲についておよそ100ページずつある。読むべきところはその半分以下だけど、英文読解力が足りないので、とにかく…時間がかかるんです…己の力不足が憎いッ… [参照]

火の鳥で3度音程がモチーフとして重要だという話の流れで出てきた、"Here already are the thirds, at first in the form of three-note groups of which the third is a passing tone" という一文。
the thirds → 3度音程モチーフのこと
three-note groups → 3つずつ組まれた音のグループ
of which the third → (そのグループの) 3番目の音
という3にまつわる単語に混乱しすぎて、軽く発狂した。たったの一文なのに攻撃力高いって。

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