月例SFレビュー番組「これって、SF?」、2023年3月号その1です。
私は、ヤロスラフ・オルシャ・jr.+ズデニェク・ランパス編、平野清美編訳『チェコSF短編小説集2 カレル・チャペック賞の作家たち』(平凡社ライブラリー)を紹介しています。
WBCをきっかけにチェコが話題になっていますが、この機会にチェコのSFも読んでみませんか?
https://www.youtube.com/watch?v=qTPeKBu-OlI
アイスランド政府は大統領主導で、アイスランド語の保護のためにGPT-4を活用しようとしている 👀
Government of Iceland https://openai.com/customer-stories/government-of-iceland
河出からお知らせ出ました。
NOVA 2023年春号 :大森 望 | 河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309419589/
EEAaO(エブエブ)はもともと「ADHD傾向のある主人公の気が逸れると並行宇宙に跳べる」というアイディアだったそうです。
はたしてこのアイディアを真っ当に実現できるだろうかと、ADHDについて調べ始めたDaniel Kwanが自分も当てはまることに気づき、病院で診断され、服薬を始めた経緯があります。
Kwanはこの映画で自分のカタルシス体験を作品で表現できただけでなく、他の人が自分の経験を語るきっかけになれたのを喜んでもいるそうです。(最近診断を受けた人や自らの傾向を疑っている人が、本作を観たときにあたかも自分の脳内で起こっていることみたい!と思った事例をちらほら聞いたらしい)
Kwanはまた、女性のADHDが見逃されてきた件にも言及しています。
https://www.salon.com/2022/04/17/everything-everywhere-all-at-once-daniels-adhd/
『大阪SFアンソロジー(仮)』の公募がまもなく始まります!
📅募集期間📅
3/15(水)〜3/25(土)
👤応募資格👤
大阪府在住または大阪府出身の方
📝文字数📝
10,000字程度
リンク先のコンセプトを読んで、たくさんご応募ください!
https://virtualgorillaplus.com/nobel/kaguya-books-osaka-kyoto-public-offering/
NHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」で紹介されていたので、栗原康『はたらかないで、たらふく食べたい』を読み始めた。タイトルだけ見て買ってきたので、伊藤野枝や大杉栄の名前が出てきてちょっと驚いた(文庫の紹介文をちゃんと読めば出ています)。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=6324_01_3847253
外国人、こんな日本土産で喜ぶの?と思ったものの筆頭がフリーズドライの味噌汁。アマノの味噌汁とか普通にスーパーで売ってるけど、そもそもフリーズドライが海外だと一般にあまり流通していないらしく、宇宙食とか軍隊のレーションというイメージ。何よりも四角い発泡スチロールみたいな物体にお湯をかけるだけで食事ができる、しかもmiso soupというあたりでテンションが上がるらしい。分からないものだなぁ。
2023年3月11日(土)に宮城県仙台市青葉区のおしゃれなパン屋Bakery Golden Ratioで、Ying-Yang Booksさんのポップアップイベントがあります。同書店はZINEや古本を扱う新しい本屋さんで、今回のイベントでデビューされます。
うちの自主制作誌 #rikka_zine も頒布されるようです!
https://www.instagram.com/p/ComhCRDy-G8/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
2021年5月にフィンランドの大学生がMolly Zeroの二人称とディストピアをテーマに卒論を書いていたようだ。
https://trepo.tuni.fi/bitstream/handle/10024/132274/TalvinenIina-Maria.pdf?sequence=2&isAllowed=y
井上彼方さんと紅坂紫さんが主導するクィアSFのプロジェクトが発表されました 👏
クィアSFが訳される場所としても、翻訳SFが増える機会としても、とても大きな一歩だと思います。
作品の中で自分の姿が描かれてるって感じられたり、世界のどこかの自分と同じような人にとっての「ここではないどこか」を見ることができたら、希望になると思う。
『 #結晶するプリズム 』応援してます! 🏳️🌈
『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』始動!
プライド月間に5編のSF短編小説を公開
https://virtualgorillaplus.com/nobel/queersf2023-1/
My new novel SCALE (https://www.gregegan.net/SCALE/SCALE.html), reviewed by Alexandra Pierce in the latest Locus:
最近の系外惑星の分野では「スーパーハビタブル惑星」という概念があって、地球よりも生命にとって都合が良い惑星はこんなもんだろうという仮定がされている:
・質量は地球の2倍ちょいで、密度が地球と同じぐらいならば直径は地球の1.2~1.3倍ぐらい
⇒この条件だと表面重力は1.2~1.3Gとなり、地球より高重力の環境となる
・多島海世界で、地球ほど大きな大陸が無く遠浅の海が広がる
・ハビタブルゾーンの中央付近を公転する
・大気の影響を考慮した平均表面温度は25℃ぐらい
・45億~70億歳のK型主系列星(橙色矮星)を巡る
・大気は地球よりも濃厚で(=大気圧が高い)、酸素分圧も高い
SF読者、1965年生まれ
http://in-our-block.cocolog-nifty.com/koushin/