Tor経由とはいえ、被害者の社内から流出したデータを取得したことが露見したら(or 自ら明かしたら)不正競争防止法違反がふつうに成立しそう。公表された著作物でもないし、公益通報や報道のための情報提供でもないし。いやな想像だけど、加害組織とは別の悪意ある人物が、興味本位でデータの入手を公言したひとの発言を記録しておいて、後々の「ゆすり」のネタにするとかもできそう。
BT スターツ出版は大きめの書店(例:紀伊国屋書店)で単独棚を持つようになってきましたね。
読者や作者が回転せず、ずっと読み続ける/書き続けるようになるかどうかがきになりますね。もしかするとウェブで書籍化に頼らないで細々読み続ける/書き続けるルートに入るのかもしれませんし。
「著者」の事業継続性があまり高くなさそうな収益モデルなのは……まぁよそも同じか。サイト創業期の書き手がほとんど「卒業」していて、現役の人気著者も毎月のように新刊を出している(けど兼業がほとんどのようである)ことに目を向けると、「ブルーライト文芸」の「ブルー」が労働者階級のそれに思えてくる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC182NP0Y4A610C2000000/
向田邦子 as a シナリオライターを論じた本、見つけたい
書店在庫情報プロジェクト(一般財団法人出版文化産業振興財団、カーリル、版元ドットコムの三社が運営)に期待!
>2024年6月21日(金)の公開日に横断検索できる書店は、ブックファースト・大垣書店・くまざわ書店・今井書店のグループと都内の小川書店
>横断検索結果とリンクしているサイトはカーリル、版元ドットコム、青弓社、スタイルノート、ポット出版。
https://info.openbs.jp/news/first-step
撮影された画像は(研究分野によるフィーリングの幅はあれど)、とくに議論の余地なく「データ」であり「研究資料」なので、客体の定義論よりは行為論で争わないと苦しく、しかし被告人の行為は不同意の目的外利用に当たるから、より本質的には「秘密」概念をめぐる研究トレンドに追いつけていないひとのケアをどうするかが問われるのかもしれない
https://digital.asahi.com/articles/ASS6C2RWDS6CPTIL00RM.html?ptoken=01J0R35YHS8E4GY553GMT0X7YN
検索エンジン最適化の過当競争の裏に隠れて目立たなかったけど、かつてAmebaブログはマルコフ連鎖で雑につくった意味をなさないテキストがこっそり繁茂するサービスとして(僕に)知られていた。
自動生成テキストによる情報汚染は、いわばその「腐海」をだんだん地上へ広げていて、精巧につくられた偽情報やプロパガンダとはちがって、ただ鬱陶しいだけになっている。
自己申告制は悪意ある or 無知な汚染を防ぎきれないから、skebみたいにお題指定で少額発注できる機能をそれぞれのテキスト投稿サイトに実装してほしくはある。
運営元の限られた経営資源によるキュレーションだけではなく、ホワイトリスト方式による自浄が働くゾーンをつくるような狙いで。
さすがに経営体制そのものには踏み込めないだろうけど、社内ではドラマ1本あたりの製作費についても議論が及んでいるといいな。チーフプロデューサー&プロデューサーの年間担当本数、かけ持ちできる脚本開発&制作期間、リーガルチェック各種の費用とリードタイム…etc.に直結するから。。。
https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/20240531.html
印刷費があがると、製造原価率を下げるために発行部数を増やすか、本体価格を上げるほかない。
どちらも見込めないとしたら、宣伝・販促費を抑えるか、他の制作費(取材費、原稿料、編集料、翻訳料、デザイン料、校正料…etc.)を削ることになる。
加えて卸掛け率があがると、出版社の諸経費(倉庫代、通信費、旅費交通費、賃料、管理費…etc.)にも節約志向がつよまる。
けれども(新刊、新古書、古本、インディー問わず)書籍市場にはパレート則が働くから、一部の人気作を除けば不採算リスクはどうしても高まる。
そうなると、定期購読者が十分いる雑誌とか、バズをコンスタントに生み出せるオウンドメディアを持たないところは、大なり小なり資金繰りが厳しくなるのではないか。
書籍市場の販売サイクルに合わせて企画を尖らせたり、運転資金を増やせるといいのだろうけど、そうではない中小企業・個人会社は月々のキャッシュフローを回せる収益源がなんであれ欲しいところ。かといって、金融・不動産で稼げるところは多くないはず。
結果として他事業(イベント、広告・PR、開発、コンサル)や他業種(施設運営、飲食店、小売店、一次産業)への進出があちこちで試みられているように見えて、この状況は「近世」の「草紙」市場に回帰しているなと思う。
口あけぬひつじ死んでいる