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「著者」の事業継続性があまり高くなさそうな収益モデルなのは……まぁよそも同じか。サイト創業期の書き手がほとんど「卒業」していて、現役の人気著者も毎月のように新刊を出している(けど兼業がほとんどのようである)ことに目を向けると、「ブルーライト文芸」の「ブルー」が労働者階級のそれに思えてくる。
nikkei.com/article/DGXZQOUC182

スターツ出版をしてさえ出版事業の半分はコミックで、その比重が年を追うにつれて高まっていて、最近はシナリオ募集に熱心であることをどう受け止めるか(この戦略自体はよそも大差ない)。

「野いちご」はサイト内広告にかなり禁欲的だし、有料会員システムも入れていないから、著者・読者コミュニティの維持コストは「本」で回収する仕組みがつづいているはず。新刊書店の棚専有率をどんどん上げないと回らないのも分かる。

その先には極めて成熟した「少女マンガ」文化圏が待っており、もちろんスターツ出版も「noicomi」を定期刊行しているけれど、10年つづく人気連載を持つような看板作家が現れるか

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