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早川タダノリ さんがブースト

俳句は短いから、差別にも加担できるし、愛国にも加担できます。短さゆえの言えなさは、むしろ、差別や権力に利する表現になり得ます。
用心、用心。
575は覚えやすいがために、内容を無批判にするっと受け入れがちになります。

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早川タダノリ さんがブースト

「令和」に改元したとき、詩歌の世界ではそれを寿ぐ作品が頻出して、怖いなと思った。
「生まれながらにして尊い人」なるものを、疑っていない詩歌がだくだくと生まれた。
詩歌は怖いよ。詩歌はリズムで、その音楽的な快楽によって、愛国にも動員されていく……。

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早川タダノリ さんがブースト

「落書きされた人の気持ち」だってさ。

バラバラになった遺体より、遺体すら見つからないことより、4万人超のガザのジェノサイド被害よりも「落書きされた人の気持ち」が勝るのだってさ、美しい国の日本だと。

JGバラードへのインタビュー「真実を見出すこと、あるいは精神の戦場」(邦訳、『GS たのしい知識 第Ⅱ期vol.4』UPU、1986年)で、バラードが、

「私はあらゆることについてあらゆることが知りたいんだ!例えば、二週間前にマラガ郊外で墜落したDC-10の正確な旅客リストが欲しい。ゼネラル・モーターズのポンティアック部門で使用されている最新の自動車用塗料の種類を知りたい。あらゆることに関する正確なディテールが、ハードな情報が欲しい。チャールズ・マンソンが朝食に何を食べているのか――あらゆることを!」

と語っている。

この口吻に倣うならば、いままさに輸出されようとしている日本製の戦闘機が、そしてこれから輸出解禁が目論まれている兵器群が、どのように"効果的に"その機能を発揮するのかミクロなレベルで具体的に知りたい。
いったいどのように人体を損傷させ・死に至らしめるのか、ミリ秒単位でその過程を知りたい。
どのように都市を破壊し、どのように敵対的軍事力と名付けられた向こう側にいる人間を殺傷し、〈真の平和〉なるものに我等を導くのか――あらゆることに関する正確なディテールが知りたい。

twitter.com/hayakawa2600/statu

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ここまでの人物じゃないとドラマや映画で鬼畜を演じ切る事は出来ない。
マジの鬼畜や半端な鬼畜こそ鬼畜の芝居をやるのは無理。
shinchosha.co.jp/nami/tachiyom

早川タダノリ さんがブースト

日本の本土のヤマト系の極右が「縄文時代から続く日本の伝統!自然と寄り添った神道!」とかやってんの、アメリカの白人がネイティブアメリカンの儀式は俺たちの文化だ!みたいにやってる滑稽さがあるよなと。
考えてみれば、考える必要もないのだけれど気付かなかった点として、ド直球の文化盗用だよなと。

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他にも生きている「英霊」も祀っておる。靖国は、「英霊」本人が祀るな!と訴えたのにも関わらず祀り続けている人の心も何も無い没義道な外道カルト。
donga.com/jp/article/all/20071

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最大限綱領主義に淫しているのか、会話がスローガンと課題の羅列に終始する人を時折見かける

早川タダノリ さんがブースト

『サウルの息子』という2015年のハンガリー映画があります(本邦公開は2016年)。この映画は、ここ10年程のホロコーストを題材にした映画の中では、国際的に最大級の好評をもって受け入れられた作品で、深遠で鋭い批評性もあわせ持った傑作です(ただし、とても暗く重い作品なので、気楽に鑑賞できるといった類のものではありません)。

この映画では、ホロコーストやガス室という災厄の表象不可能性について、それを闇雲にシンボライズや説明化しようとせず、表象不可能な災厄が上映時間中ずっとスクリーンにもやのように漂っており、観客にもそれを追体験することを強いるというような果敢な撮影アプローチを取っています。

ja.m.wikipedia.org/wiki/サウルの息子

早川タダノリ さんがブースト

今朝の朝日新聞社会面に、トランスジェンダーへの差別を扇動するかたちでKADOKAWAから出版が予告された翻訳書について、記事が出ています。わたしたちの関わる検証チームから(わたしではない研究者が)取材に応えているほか、わたし自身も「公平な議論」に関してコメントを寄せています。KADOKAWAで社内向けに出された文章も紹介されているので、出版中止の顛末に興味ある(あるいは一度でもそれに興味があるふりをしたことのある)人は、かならず読んでください。わたしは、KADOKAWAが社外に適切な説明を行わなかったことが、本件の最大の問題だと思っています。

早川タダノリ さんがブースト

トランス差別的なKADOKAWA本→産経本の出版に関して、いわゆる左派でも「読むまで差別的とは断定できない」「言論の自由は守られるべき」みたいな論調の人が沢山いてうんざりしちゃう。で、そういうこと言う左派はだいたいシスへテ男性なんよね….フゥーン
書店がヘイト本を置いたり、出版社がヘイト本を出すことに少しずつ疑問の声が上がり始めてきたのに、未だに傲慢な両論併記の感覚でいるというかさ。嫌になっちゃうね。
なにも出版だけが言論の場ではないし、差別元説を「言論」に含めていいのか、SNSへの投稿すら不適切と思われる内容を出版することがどんな意味を持つのか、それぞれのレイヤーをちゃんと切り分けて考えるべきだよ。大雑把にゲンロンノジユーでまとめないで欲しい。
出版を制限するのではなく読んで内容がおかしければ批判すればいい、という姿勢を差別言論にまで適用してきた結果どうなったのか、さんざん見てきたじゃん。学ぼうよ。

この売り方…… そして「背後にいるのはあの勢力」……

「保守系のインフルエンサーが4日、「角川書店よりゲラが送られてきた。女子のトランスジェンダーブーム。背後にいるのはあの勢力」などとXに投稿すると、「確信犯的な差別」と批判はさらに強まった。同社関係者によると、社内の資料には、ゲラの送付先として、複数の保守系論客らの名前とXのフォロワー数が記されていたという。」

有料記事がプレゼントされました!3月30日 11:12まで全文お読みいただけます

KADOKAWAのトランスジェンダー翻訳本 刊行中止をどう考える:朝日新聞デジタル

digital.asahi.com/articles/ASS

「写真はイメージです」
朝日新聞2018年8月28日付より採取した小林製薬の広告

早川タダノリ さんがブースト

(改めて)【㊗】新刊出ます!!
青弓社より『トランスジェンダーQ&A ―素朴な疑問が浮かんだら』。
昨年『トランスジェンダー入門』でコンビを組んだ周司あきらさんと2冊目の著作です。
『入門』のときは、とにかく「まずはこれを読んで!」と言える本を目指しました。トイレがどうとか、お風呂がどうとか、そんな文脈でトランスジェンダーという存在に意識が向いたという人が増えた時代だからこそ、「その話の前に、まずは基礎知識」というニーズに応えるための書籍でした。
今回の『トランスジェンダーQ&A 』は、それとは違います。いま多くの人の意識がまさに向かってしまっている、そうしたテーマについて、「本当に考えたいなら、これを読んで!」と言えるような書籍を目指しました。そしてそのために、私たちはこの本で最初っから最後まで「性別」について書き続けました。
トランスの存在を前提としない社会が「性別」について粗雑な認識を持ちすぎていることが、そのままトランスヘイト言説の拡散に繋がっています。だから私たちは「ちゃんと考える」ことを徹底しました。どうかこの本をよろしくお願いします。お役に立てると信じています。

早川タダノリ さんがブースト

【書影公開】青弓社から『トランスジェンダーQ&A――素朴な疑問が浮かんだら』出ます。4月25日発売予定。
seikyusha.co.jp/bd/isbn/978478
『トランスジェンダー入門』を書いた高井ゆと里さんとの共著です。

トランスジェンダーと「トイレ」「風呂」「スポーツ」の話をもうこれで終わりにしよう、というつもりで書きました。そもそも性別とは何か。性別を「変える」とはどういうことか。前提からたっぷり書いています。

素敵な装画はMiyabi Starrさん。思わず手に取りたくなる表紙!

早川タダノリ さんがブースト

元通訳者の解雇関連で、大王製紙のボンボンの本を薦めてきたアカウントがあったが、井川は人種差別主義者で本当にろくでもねえのであまり読まない方がいいです。ゴミです。論ずるに値しない

早川タダノリ さんがブースト

90年代なかばから再生産されてきた「戦前を暗黒に描くな」的な憤りにも似た、エセなバランス感覚の背後に、ものごとの認識の仕方について、自らの傾向を対象に投射して見る見方があるのではないか仮説

「みんななかよし ニコニコ炭鉱ものがたり」とか読みたいか……あれ、ちょっと見てみたい……

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