あと、エンディングのMMFRの映像は要らなかったかなあ、と思う。余韻が欲しかった。ワーナーが「これを入れろ」的なことを言って、しぶしぶ従った感じがしたとも言える。とはいえ、反戦映画であったし、15分近くにも及ぶ壮絶なシーンは見応えがあったし、マジでシリーズ最長なのが気にならないほどだった。これがヒットすれば「Mad Max:Wasteland」が制作される可能性があるらしいのだが、果たして…
チンポコロンブス|あらがみの嘆き https://note.com/argmi/n/nd52ce9bed129
こっちでも公開しておこう。例のアレに対する対抗です
コロンブスやナポレオン(に扮した日本人歌手たち)が冒険先で出会った猿人類を使役し啓蒙するという、Mrs. GREEN APPLEの『コロンブス』MVが広く批判されてちゃんと炎上してるの、嬉しい驚きだ。侵略や植民地主義は許されないことだという認識が日本でも一般的になっているんだね。
ならば、たった半年前に公開・発売されたRAMPAGEの『Soldier Love』も、再度、同じように批判されるべきだと思う。一部だけ歌詞を変更して誤魔化すだけで許されて、あれが地上波で放送されてしまう現状はおかしい。「極東に昇る陽光の神秘〜神風吹き荒れたら〜未開拓の地〜地図を上書き〜矛で貫け〜♪(敬礼モチーフのダンス付き)」って曲だよ、上記の『コロンブス』とタメ張れるほどアカンでしょ。
『コロンブス』のMVが公開中止になりお蔵入りするなら、『Soldier Love』もそうならなければいけないし、植民地主義がきちんと批判される社会を目指さなければいけない。
同じ直球の植民地主義肯定をやらかした2曲だけど、受容・批判のされ方にここまで差があるのは、日帝がやったことは許される程度のことだとみなされていることの証左だと思う。
要は、日本社会がどれだけ自国の戦争犯罪や植民地支配を学ばず反省していないかということ。
さっきのやつに、加筆修正したよ。いろいろと本当に悲しくなってきたね…。(あと、本当に当該の漫画は読まない方がいいです)
「正しさに無関心になって、畜生どもがますます傲慢になるのを放っておく」(RAP AGAINST DICTATORSHIP「プラテート・グー・ミー」より)