関東大震災時朝鮮人虐殺は、知らなかったというワケではないけど、その規模は、この数年で、それ以前に考えていたものより途轍もなく大きかった事を理解したところはある。
驚愕した。
関東大震災時中国人虐殺なんかは、数年前まで「誤殺」と理解していた。
フィールドワークや書籍を元に現地を行ってみると、横浜なんかはそんな痕跡は一切と言って良いほどない。
虐殺だけではない。
横浜が火の海になっていた事も、警察がまったく機能しなかった事も、ふ頭の倉庫群では市民による大規模な略奪が行われた事も、その略奪に警官もいた事も、根岸の丘に労働運動等にも関与していた民族派右翼による解放区みたいなものが瞬間的なものではあるが出来た事も、一切知らなかった。
なので、勿論全く知らない可能性は高くないと思うが、非常に過小評価されているのではないかとは思う。
一層徹底的で一層無慈悲な書籍自炊
有料記事をプレゼント。6月7日 22:28まで全文読めます。北野さんの記事です。
永住資格取り消し条項に在日韓国人や華僑ら不安 集会や会見で訴え:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASS663FZFS66UTIL01PM.html?ptoken=01HZPVRJMGTW0YZYZDHPVB1DPQ
「ウィキペディア三大文学」の一つとして知られる「地方病 (日本住血吸虫症)」、同項目で参考文献筆頭に挙げられている小林照幸『死の貝:日本住血吸虫症との闘い』(新潮文庫版)が復刊されていたので購入、寝る前に一気に読んだ。
日本住血吸虫発見までの道のりが、先人の苦労が多くて泣けてくるが、日本住血吸虫の生活史をどのように解明していったのかのあたり、Wikipediaでは要領よくまとめてあるが、各地の医師たちの探究と悩み、困難も含めて描かれており、かなりおもしろかった。
「悪の凡庸さ」を「悪の仕方がなさ」や「巨悪に加担するのは多少はしょうがない」みたいに使うんじゃねえぞ、と田野さんのメッセージが短い中にも詰め込められていました。必見です。
【支援者募集】【拡散してください】
弁護士・滝本太郎によるデマ・名誉毀損・セクハラを告発します。
本当に苦しんでいます。助けてください。
滝本太郎による加害行為を決して許さない。
https://note.com/li_kotomi/n/n61b4502ade68#957579ca-da79-40b8-9bfd-dba07736f2e2
「お前はトランスだろう」という問いの卑劣なところは、否定させて「トランスとは、呼ばれたく無いようなネガティブな属性なのだ」と言う印象操作も視野に入れている所。この手法は「ゲイ疑惑」とかでも多用される。
【支援者募集】滝本太郎によるデマ・名誉毀損・セクハラを告発します|李琴峰
例の朝日新聞「悩みのるつぼ」野沢直子回につけた藤田直央編集委員のコメントを、「本質をついている」と評価している他紙の新聞記者の人がいて驚いた。
遠いこと/近いこと(身近)という分断を野沢回答は仕込んでいるのだが、その枠組に肯定的にのっかって「もっと身近な辺野古基地問題」を持ち出しているのが藤田コメント。
藤田コメントに反発が集まったのは「失礼しました」というふざけた一文であるかのように見えるが、(それとして言語化したものは管見の限り目にしていないが)実は野沢回答と同様のしくみで相談者の煩悶をつぶしにかかっていることを多くの人が直感しているのではないか。
で、アレを「本質」と呼ぶのが興味深いところで、こういう場合、現実から本質へと下向的に認識する過程は明らかにされず、いきなり本質を把握しちゃっているところがびっくり。というか、「本質」が雑に使われすぎ。
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。