朝日新聞デジタルのプレゼント機能で Webの有料記事がシェアされるのをSNSで見る機会は増えた。ぜひ、新聞そのものを講読する(紙でも電子でも)人も増えてほしい。新聞を(とくに紙面で)読むことにはいくつもメリットがある。
1)信頼性がある。もちろん新聞社も間違えることがあるけれど、現代のメディアで抜群に信頼性があるのはやはり新聞。「ネットで全てが分かる時代」も、信頼性の高い情報を生産・流通させている新聞記者や研究者の働きに結局は依存している。※だから新聞社が潰れたらネット空間はゴミになるし、日本のネット空間が極端に右傾化している理由の1つは産経のWeb版が無料だったことにあると思う。
2)ニュースの重要性が判断できる。SNSでは扇動的なコメントと共に騒がれるニュースが、紙面では小さな扱いということもしばしば。もちろん新聞社による紙面の大きさ・場所の分配の判断が常に正しいわけではないけれど、どの面で、どれくらいの大きさで報じられるニュースなのかということから、そのニュースの重要性を知ることができる。Twitterでは全てのニュースが1マスにぺしゃんこにされるので、その判断ができなくて困る。

イベント1回目の記事はこちら。
7月28日に代官山蔦屋書店で李琴峰さん・高井ゆと里さんと話したやつです。
shinsho-plus.shueisha.co.jp/ne
毎度レポートとして残せるわけではないのですが、充実したイベントとはいえ何度も参加できる人はまずいないだろうし、こうして蓄積されていくのはありがたいなと。

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本日よりRe:Ronにて「ことばをほどく」という連載が始まりました。月に一本文章が載る予定です。第一回のテーマは「カミングアウト」。プレゼント機能で見れるようにしましたので、よかったらご覧ください。

有料記事がプレゼントされました! 9月5日 14:01まで全文お読みいただけます。
傷つく覚悟で「ここにいます」三木那由他さんがほどくカミングアウト:朝日新聞デジタル
digital.asahi.com/articles/ASR

【長編エッセイ掲載】

李琴峰によるシドニー・マルディ・グラ紀行「虹に彩られる季節」後編、文芸誌『すばる』10月号にて掲載中!

特にこの後編は、日本のクィア・コミュニティのために書いた渾身の作です。
ぜひご一読ください。

先日、カンパを募ったところ、本当に信じられない人数の方から寄付が集まりました。本当に本当に、感謝しております。

李琴峰に対する誹謗中傷やデマ攻撃はいまだに止みませんが、攻撃者は法的責任を逃れるために、新たに作った明らか捨て垢を使っています。

どこまでも下賤で卑劣な連中です。

このような手段一つ取っても、一体どちらが正義で、どちらが卑劣で下賤で邪悪なネットゴキブリなのか、一目瞭然だと思います。

引き続きカンパを募ります。
この手の輩には絶対に負けません。

なお、note記事内には「支援者登録フォーム」があります。
裁判関連情報をお届けしますので、カンパしてくださった方はぜひご登録ください。

台湾文化部の助成により、李琴峰は現在、「インターナショナル・ライティング・プログラム(IWP)」に参加し、ユネスコ指定の文学都市・米アイオワ市に滞在しています。

IWPは56年の歴史を持つプログラムで、毎年世界中の様々な国から、30数人の作家が集まっています。

日本からは過去にも水村香苗さんや藤野可織さん、柴崎友香さん、滝口悠生さん、永方佑樹さんなど錚々たるメンバーが参加しています。

今年は李琴峰以外に、詩人の四元康祐さんも参加しています。

【文庫版発売】

本日、李琴峰『星月夜』の文庫本が発売となりました!

解説は中島京子さんです。

「本来は一つひとつ美しく個性的な、ありうべき星たちの姿を、『星月夜』は鮮やかに切りとって光らせ、忘れ難い存在として読者の胸に刻み込む。」

amazon.co.jp/dp/4087445585

北丸雄二さんご本人から正式にコピペOKを頂きましたので全文掲載します。(太文字は自分の気になったところです)
李琴峰さんのカンパについてはこちら

北丸雄二さん「直接民主政に値しない輩」
SNS上で激しい誹謗中傷を受けていた木村花さんやryuchellさんが亡くなって日が浅いのに、今なお露悪が趣味であるかのような雑言が止みません。芥川賞作家の李琴峰さんは台湾出身なので受賞は「阪日左翼による日台離反工作」などと中傷され、弁護士の仲岡しゅんさんへの攻撃は殺害予告や弁護士会への嫌がらせに拡大しています。お二人とも民事訴訟や刑事告訴で毅然と対峙するのは、相手への反撃だけでなくこうした場合の範を私たちに示すためでもあるはずです
SNSは誰もが声を出せる直接民主政のツールになりえたはずでした。しかしその匿名性は無責任な憂さ晴らしにも流れた。誰もが「何者」かになりたいと「自分探し」をする時代に、著名人にその場でモノ申せるSNSは即席の
ナニモノカ捏造機にもなる。かくして地道にキャリアを積み上げてきた専門家に対して、ネット知識の断片だけで講釈垂れる蛮勇の一言居士が湧き続ける。中には女性や性的少数者の著名人を狙って、相手を傷つけるためだけに書き断じる愚かな自称「普通の日本人」
「賢者は話すべきことがあるから話す。愚者は何か話さなくてはと思って話す」とプラトンは言い、ユングは「考えることは難しい。だから人は多く断じるのだ」と見抜きました― 李さんは現在、中傷者への訴訟費用カンパをネットで募集中です。(ジャーナリスト)2023.8.18
RE: https://fedibird.com/users/Li_Kotomi/statuses/110907825561500377

[参照]

李琴峰🌈🏳️‍🌈|『星月夜』文庫本発売!  
「賢者は話すべきことがあるから話す。愚者は何か話さなくてはと思って話す」

「賢者は話すべきことがあるから話す。愚者は何か話さなくてはと思って話す」

おまけに誹謗中傷の加害者って、法的措置を取られた途端、ほぼ間違いなく被害者ヅラをしてくる。
人間として最低限の道徳観と価値判断の能力が欠如している輩ばかり。

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正直、誹謗中傷者が匿名アカウントの影に隠れて好き放題言い、こそこそ攻撃しているのに、被害者のこちらが闘うためには色々と気を配らないといけないこの現実があまりにも理不尽。

不法行為をやった人や犯罪者と闘うために、法やルールを守り、自分の安全にも気を配り、さらには揚げ足を取られて被害者非難に晒されないようなるべく細心の注意を払わなければならない。
こんな仕組みって絶対おかしいでしょ?

苦しい。とにかく苦しい。(李)

裁判カンパを募ったところ、信じられないほど多くの方からご支援をいただきました。

正直、今メンタルの状態があまりよくなくて、ストレスがたまって情緒不安定になっています。なんでこんなことで闘わなければならないのかと、なんで恥知らずの人間が世の中にたくさんいるのかと、絶望します。

一人で書いていると、自分には多くの仲間と読者がついていることを忘れがちで、そのため絶望感に蝕まれやすい。

でも私は決して独りじゃない。
支援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
この感謝の気持ちを言葉では到底表せないので、行動で示していきたいと思います。
(李)

【拡散希望】【書きました】

【note】誹謗中傷裁判カンパのお願い

李琴峰は現在、複数の誹謗中傷者を相手に、民事訴訟や刑事告訴など法的措置を取っています。
法的措置のコストが高いため、カンパを募ることにしました。

何とぞご支援ください。
宜しくお願い致します。

note.com/li_kotomi/n/ne1c11508

日経新聞の書評欄に『トランスジェンダー入門』の書評(編集部評)が掲載されています。なんだか想像もしていなかったような広がりかたです…。
「トランスジェンダーの人びとをめぐる話題が連日メディアなどで取り上げられているが、誤解や偏見に満ちたものも少なくなく差別の助長が懸念されている。」で始まる書評です。
※会員限定URLです。
nikkei.com/article/DGKKZO73547

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