政権の本気度が伝わるのでこちらにも投稿。
外務官僚として「歴史戦」を牽引した松川るい、こういうところに配置、と。
杉田水脈の例の「人権侵犯」は2016年2月に「国連・女子差別撤廃委員会」(於ジュネーブ)に参加した時の報告記事中の記述だったが、そのとき日本政府の「回答書」を準備していたのが当時外務省にいた松川るい。
松川るい氏、国防部会長代理に 自民、仏研修中写真で批判 https://www.sankei.com/article/20231006-S4BXQ3GPPVOQBEGXNN6K7XY34U/ @Sankei_newsより
中学生のときに図書館で読んだ現代書館「フォービギナーズ」シリーズのどれか(『天皇制』だったか)にも、貝原浩画伯の手になるそういうイラストがあったようなおぼろげな記憶が http://www.gendaishokan.co.jp/A1101001.ht
〈ジャニーズ=皇室〉という文字列を拝見したが、ミニ天皇制っぽいピラミッドが社会を埋め尽くしていて、各ジャンルで「**の天皇」みたいな神扱いの権威/権力を奉持しているのって、社会科学の本を読む前に、「家元制度打倒」を掲げた花柳幻舟さんの闘争に教えられた記憶
関東大震災の教訓、戦時体制に利用 専門家、横浜で講演 関東大震災100年 | カナロコ by 神奈川新聞 https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1023934.html
プチ鹿島さんの文春オンラインの杉田水脈氏に関する記事の中で、『宗教右派とフェミニズム』を引用していただきました。杉田氏の「歴史戦」への関わりの問題や、旧統一教会報道の中でジェンダー関係のことがスルーされてきた問題にも触れてくださっています。https://bunshun.jp/articles/-/66119
こちらにも投稿
杉田水脈の「歴史戦」での「貢献」ぶりを正面から指摘するプチ鹿島さんの記事。これは多くの方に読んでほしいです。:「人権侵犯」認定された自民党・杉田水脈がまた出世…「環境部会長代理」に推したのは誰なのか? #文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/66119?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
本日の朝日新聞の投書欄に、こんな投書があった。
「私にはずっと疑問だった。なぜ自民党が杉田氏をかばうのかと。党への献金が高額なのか。衆院選の比例中国ブロックの名簿で優遇され当選しており、故安倍晋三元首相の寵愛(ちょうあい)があったのか。このたび、人権侵犯を巡る新聞記事にあった茂木派中堅議員の言葉で疑問が氷解した。杉田氏のSNSには多数のフォロワーがいて、「彼らを引き連れて反自民勢力になられるのも厄介だ」というのだ」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15756377.html
この方には申し訳ないが、そんな簡単な話ではないと思われる。安倍時代に発動した「歴史戦」の活動家としての側面を見落としている。
杉田水脈の政治業界デビュー当時から現在までの軌跡を辿ってみると、やはり金と手間と人力をかけて「歴史戦」政治業者として育成されてきている感がつよい。
安倍晋三とは違うレベルではあるが、各種右派運動と政治業界をつなぐハブとして自分を作り出そうとしているし、「コミンテルン」やら「反日」やら「生産性」やら、裏付けナッシングでも平気でほうぼうに火をつけて回ることができるその原動力は、端的に言って激しい「妄念」に見える。
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。