「100%片思い」くらいにしとけや
本日の神奈川新聞「時代の正体」欄で杉田水脈と松川るいの「歴史戦」について、山口智美さんのコメントとともに私のものも掲載されました。
自民が杉田、松川両議員を重用 「歴史戦」担い手で共通 対外的に懸念 時代の正体 「歴史戦」を問う | カナロコ by 神奈川新聞
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1026600.html
さらに批判する要あり
杉田水脈氏、アイヌ民族への差別との認識「全くない」 ブログが人権侵犯と認定 記者に囲まれ「びっくり」:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/283074
萩生田氏に安倍氏「後継」推す声 台湾で銅像に献花
https://www.sankei.com/article/20231010-K55MM7BF2FO7JAI4KR2QAXD4Q4/
宇宙開闢から138億年、何世代かの星の生まれ変わりを経てCuにまでたどり着いた元素が太陽系の第三惑星の表面でこんな醜い姿に形成されてしまうとは、宇宙は神秘に満ち満ちている
"どうか、自分とは関係がないと思わないでください。私の親友のモハマドは、穏やかな青年で、アーレントの「エルサレムのアイヒマン」を読んでいました。虐殺のあったラマッラーで。
それは彼が占領された民でありながら、占領者の過去の苦難を想像しようとしていたことを意味します。"
https://x.com/fnmr_s_/status/1710801469526646859?t=Q_TA0iiY-QqSkK47-lDIIA&s=09
〈市場がしかるべく機能〉していればOK主義なので、必然的に著者の指針は「グローバル資本主義を最大限に利用するとは、どういうことだろうか? それは市場の失敗をくまなく探し出し、見つけたら、どのように解決できるかを創造的に考えることだ」というあたりに着地する。あー
では「市場の失敗」とは?「ビル・ゲイッが蓄えた巨額の富は、競争市場の産物ではない。マイクロソフトがコンピュータのOSの分野で行なっている自然独占の産物である(この場合、消費者が不利益をこうむる)」こういうことを指すらしい。
「この種の行き過ぎを正す方法として資本主義の廃止をすすめるのは、金持ちの一部が税逃れをしているからといって、所得税制を廃止したがるようなものだ」と皮肉ってみせるが、MSの独占が気に食わないから「資本主義の廃止」を言う人がおるとは、いろんな人がいるなー「カウンターカルチャー」箱には。
著者たちが言いたいのは「僕らがカウンターカルチャーの重罪と呼ぶものの典型例、つまり、ラディカルさが足りないとか人々の意識を充分に変えないという理由で、現実の社会問題に有効な解決策をはねつける傾向」を否定することにある。ではその〈現実の社会問題に有効な解決策〉の吟味が必要ですねー
『反逆の神話』読んで、『反逆の神話』を援用する人まゆつばになった。
『反逆の神話』の二番煎じみたいな本の自己宣伝を見かけたので、『反逆の神話』読んだときのツイートをまとめておきます
電車で読んでる文庫版『反逆の神話』、「カウンターカルチャー運動にきわめて特徴的な自己過激化」として、「究極のオルタナティブ音楽のアルバムは一九七五年にすでに発表されていた。ルー・リードの『メタル・マシーン・ミュージック』」とあり、あれを「究極」にしちゃうお上品なものさしに苦笑。この本の「カウンターカルチャー運動」概念ガバガバすぎ。
『反逆の神話』やっと読了、「結論」章に「富や教育などの「優位性」の分配を批判することは、資本主義を批判することと同義ではない…左派批評家が資本主義の重大な欠陥としていることのほとんどは、実際には市場の失敗の問題であって、市場がしかるべく機能していた場合の結果ではない」とあって唖然。
その直前に「現代経済を組織する方法は次の二つ。(旧ソ連の経済のように)官僚制の産物である集権的なシステムか、さもなければ生産者が市場取引を通じて成果を得るよう図る非集権的なシステムのいずれかだ」とあり、こういうイメージで「市場」を把握していることがわかる。なんか般教の教科書みたい。
(つづく)
1930年12月23日に文部大臣が出した「家庭教育振興ニ関スル件」の訓令と「家庭教育振興二関スル件依命通牒」の文部次官通牒の二つが出されたその日に、文部省のテコいれで「大日本聯合婦人会」が結成された。
これは「我力邦固有ノ美風ヲ振起シテ家庭教育ノ本義ヲ発揚」することを目的として、「家庭教育ハ固ヨリ父母共ニ其ノ責ニ任スヘキモノナリト雖特ニ婦人ノ責任重且大ナルモノアリ」(通牒)という理由から、「特ニ婦人」の「婦徳の涵養」を目的として結成された官製婦人団体であった。
この団体が、愛国婦人会、大日本国防婦人会につぐ巨大な勢力として育成され、日中戦争期・国民精神総動員運動期には重要な動員源となり、銃後の女性の組織化において大きな力を発揮する(1942年に他団体とともに大日本婦人会に統合される)。
戦時下の家庭教育と女性との関係については奥村典子先生の『動員される母親たち――戦時下における家庭教育振興政策』(六花出版)がくわしい。
現在の家庭教育支援法案との関係で、昭和17年の「戦時家庭教育指導要領」が参照される際に、じつは「家庭教育」「婦徳の涵養」を旗印に、女性の組織化がその10年以上前から開始されていたということもおさえておきたいですね。
(旧twitterにツリーで書いたものをまとめて再掲)
ラムザイヤーが政経雑誌(歴史学誌に非ず!)に載せたの日本軍性奴隷制度についての「研究不正論文」に対する吉見義明先生らによる批判論文がPublishされた!
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0144818823000364
プチ鹿島さん、こちらでも杉田水脈氏の差別発言問題に加え、「歴史戦」との関わりについても触れられており、『宗教右派とフェミニズム』もお薦めくださっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mR2YUcCaoNw
『ビックリハウス』のどの号か忘れたけど、「同級生でものすごく悪口のセンスがある女子がいて、独創的な悪口をくりだしていて感心していた。その子といつもいっしょにいる子に「おまえもなんか言ってみろよ」と水を向けると「ばか」しか出てこなかった」という投書があった。俺はそういうせいぜい「ばか」しか出てこない子のほうが好きだが、『WiLL』に登場するような文字書いてカネもらっているような連中、こいつらはダメだ。https://twitter.com/hayakawa2600/status/1710328956162031983
中学生に自衛隊ヘリの体験搭乗を案内 陸上コーチが校内でチラシ配る 中学校「知らされていない」 沖縄・石垣島
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1234990
#okinawatimes
明日のサッフォーでの斉藤正美さんx小林美香さんトークイベント、イベント直前まで申し込み可能だそうですので、申し込みまだの方はぜひ!『宗教右派とフェミニズム』出版記念イベントの位置付けでもあります。
https://bookcafe-sappho20231007.peatix.com/
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。