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本日の朝日新聞の投書欄に、こんな投書があった。

「私にはずっと疑問だった。なぜ自民党が杉田氏をかばうのかと。党への献金が高額なのか。衆院選の比例中国ブロックの名簿で優遇され当選しており、故安倍晋三元首相の寵愛(ちょうあい)があったのか。このたび、人権侵犯を巡る新聞記事にあった茂木派中堅議員の言葉で疑問が氷解した。杉田氏のSNSには多数のフォロワーがいて、「彼らを引き連れて反自民勢力になられるのも厄介だ」というのだ」

digital.asahi.com/articles/DA3

この方には申し訳ないが、そんな簡単な話ではないと思われる。安倍時代に発動した「歴史戦」の活動家としての側面を見落としている。
杉田水脈の政治業界デビュー当時から現在までの軌跡を辿ってみると、やはり金と手間と人力をかけて「歴史戦」政治業者として育成されてきている感がつよい。
安倍晋三とは違うレベルではあるが、各種右派運動と政治業界をつなぐハブとして自分を作り出そうとしているし、「コミンテルン」やら「反日」やら「生産性」やら、裏付けナッシングでも平気でほうぼうに火をつけて回ることができるその原動力は、端的に言って激しい「妄念」に見える。

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