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早川タダノリ さんがブースト

岩村暢子氏は『〈現代家族〉の誕生:幻想系家族論の死』とその後の著作でほぼ180度といっていいくらい言っている内容が違うので、アサツーディ・ケイの中で何かがあったんじゃないかと疑ってる(広告業界の人なので)。

ちなみに、家庭料理について社会学者がまとめた本としては品田友美編『平成の家族と食』(晶文社)が推奨できる。

阿古真里さんの書くものは嫌いじゃないんだが、岩村暢子を引くならば、「おかあさん」が伝えてきたとされる家庭料理に、戦争を挟んで文化的/歴史的な断絶があることを指摘した『〈現代家族〉の誕生:幻想系家族論の死』(勁草書房、2005年)のほうじゃないか
な……

そもそも「おふくろの味」「家庭の味」が高度経済成長期につくられた幻想だったというのは、文中でも紹介されている湯澤規子『「おふくろの味」幻想』(光文社新書)が1冊をつかって論証しているのだけれど、見出しが「いま日本から「家庭の味」が失われている…」となっているのは、まことに残念では。

いま日本から「家庭の味」が失われている…日本人が「自分だけの料理」を作れなくなってしまった「2つの理由」gendai.media/articles/-/116405

高齢知人が地域の老人会機関誌に健康づくりコラムを書くため、毎日のように図書館に通って全国紙の健康・くらし面を読んでパクれるネタを血眼で探しているのだが、彼によると”使える”健康記事の充実ぶりでは1位日経、2位朝日とのこと。「健康記事が充実してない新聞はほかの記事もイマイチ」という感想を教えてくれた。というか、パクるなや……少なくとも出典を明記して引用としての形式を整えろや……

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杉田クズから差別を取ったら文字通りの意味で毛の一本すら残らんだろ。だからこそ差別を取り上げなければならない。

ほら、財布の紐がゆるいアホ用の釣り針になっているでしょ:
『WiLL』2022年1月号のこの珍対談、大見出しになっている「”反日”の怨念」の「反日」とは、対談相手の谷本なにがしの「結婚会見を見る限り、小室夫妻も日本社会に恨みを抱いているはずです」の一言しかない。

「反日」カテゴリーは、もはや現実と関係ないなんでもアリのゴミ箱と化しているので、このワードがでてきたらナラティブや世界観がグダグダだというフラグ

金田直久『白装束集団を率いた女』(論創社、2022年)で描かれた、あの集団がどうしてゴリゴリの反共になったのか。その起点を思い出しており。

「八○年代は千乃正法会の活動がもっとも充実していた最盛期であるが、この時期に会の内部でもっとも盛んだったのが“反共活動”であった。機関誌の「JI」は一九七八年の創刊一年ほどは精神性や思想に関する記事が主であったが、徐々に国際情勢や国内政治の記事が増え始め、創刊二年が経った八一年からは掲載記事の半分近くが「正論」や「ゼンボウ」、さらには統一教会系の「世界日報」といった反共・保守系論壇誌紙からの転載で占められる号もしばしばあった」

親切な紳士から教えてもらったあの事務所の事件の陰謀曼荼羅だが、「反日」「マルクス・社会・共産主義」「左翼活動家」が頻出しているあたりが非常に興味深い。制作者の思想性でもありオブセッションでもあり……といったところだろうか。かの「ナニカグループ」曼荼羅とも重なり合うが、これはたぶん〈敵〉と見なすモヤモヤした範疇が類似していることの結果なのだろう。

汚い堀に飛び込んで尿道炎になったという記事に震撼した

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この書を読了。戦前の日本軍に巣くっていた「オカルト」をここまで集中的に取材した本はなかっただろう。力作。僕は多少は知っていたとは言え、ここまで軍人が骨がらみでオカルトめいた「日本(天皇)至上主義」関わっていたら、そりゃ日本は戦争に負けるわと改めて思った(笑)。
この本を読んで今までの印象が変わったのは、陸海軍の「ユダヤ通」として以前から有名な安江仙弘と犬塚惟重の二人。一言で言って、ここまで「残念な人」たちだったとは・・・。二人の印象は、安彦良和先生の『虹色のトロツキー』で形成されていたから、結構いい人だと思っていたのよね。
book.asahi.com/article/1488556

『ドイツ・イデオロギー』の「朝には狩りをし、午すぎには魚をとり、夕には家畜を飼い、食後には批判をする可能性」(大月版ME全集、第3巻、29ページ)が、、「自己実現」の話だと思われている可能性

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親切な編集者の人にもらった『ここにある社会主義』、ドレーパーとかを引いているのだけれど、『経済学教科書』以来綿々と受け継がれている展開がところどころ顔を出していて、読んでると混迷する。例えば――

「単純商品生産が拡大した結果、労働する能力すなわち労働力も売買の対象となり、資本家が労働者を雇う生産形態が一般化して、資本主義社会は確立しました。労働力商品の価格が賃金です」(50ページ)

あらら、労働力商品の誕生が、「単純商品生産の拡大」の延長で語られている……
ちなみに、「社会主義」を語りながらも、労働力商品が出てくるのはこの1箇所のみ。「価値法則」とかも出てこない。

他方で、「ナウい」(死語)展開もある。

「社会主義の本義は、人々が自己実現できるように社交しコミュニケートできる社会を追求することでした」(112ページ)

いや、ちょっと、これは、どうなん??

自宅の愛用ぞうきんの黒カビを気にしたまま仕事する落ち着かなさ

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イーロン・マスクがそのような発言をしたこと自体は事実のようです。本気かどうかは別として。
itmedia.co.jp/news/spv/2309/19

「旧twitter 有料化の噂はガセ」という噂(ソースは提示されているが、見に行くのめんどくさいというよくない態度)

旧twitter 有料化の噂に、やっぱりきっちり引っ越ししようと思い

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