いやあ、またトランプですか…。「彼に投票した人をバカにせず」という冷静な呟きもちらほら見るけど、やはり僕は維新に投票した大阪の有権者もトランプに入れたアメリカの有権者もロクなのがいないな、と思いますね。僕が潔癖だと言われればそれまでですが、ともに犯罪を犯した人間に投票してるんだから、多少はバカにしても罰は当たらないでしょう。

馴染みの定食屋で夕飯。ママに「先生の大学は今日、ハロウィンの仮装して来た学生さん、いるんですか?」と訊かれたが、「そういうノリを避けて地味な弊学(小さめの公立大学)を選んできた子ばかりなので、いなかったですね」と答える。オープンキャンパスでも同志社や立命館ではやっていけそうにないからここを目指しているんですが、とよく相談される。
だから、オープンキャンパスの時、遠くから来られた方には「お時間があるなら、雰囲気だけでも確かめるために同志社や立命館に立ち寄ってみては?」と提案している。「敵に塩を送る」のではなく、「客層が違う」と思っているので。それで自分に合う方を決めてくださればと思う。
あと、大学のイメージについてですが、学生がそういう大学のアイデンティティを率先して構築して差別化を図っている、という方が正確でしょうね(地味な公立対派手な大手私学)。偏差値では似通っていても、志向性が違うというか。僕だって学生時代、たまに慶應や学習院に行った時に気後れして「早くダサいチェックシャツの国(母校)に戻りたい」とか思ってましたし(笑)。個人的にはハロウィンくらい、多少ハメを外してくれても結構ですが(タガが外れてはまずいが)。

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駅の階段で足を踏み外して骨折って、松葉杖生活をしばらくしてた(今は杖なしで大丈夫。階段の昇り降りはまだ医師から許可出てないけど)。
その間、バス、鉄道の優先席の仕組みに、本当に助けられた。鉄道だと、車両の端の6席が優先席に割り当てられていることが多いのだけど、6人座っていたら、大抵の場合、誰か1人は譲ってくれて、これを勝手に1/6の法則と心の中で呼んでいた。
もちろん、一度座ったら絶対に目を開けない勢とか、スマホに集中勢とかもそれなりにいるのだけど、それでも、1/6の人が意義を理解して、実践してくれていると、優先席という仕組みは機能する、というのを実感。譲ってくださった皆さんには、ただ感謝するばかり。

そこから類推して、100%全員、というのは難しくても、1/6が理解してくれている、というのを目指す、というのは、割と現実的な目標なのかもしれない、と思ったり。それで、割と世の中良くなったりするのかもしれない。

僕は経済政策には全く暗いのだが、高市早苗の経済政策「だけ」は良い、とのある種の擁護論を漏れ聞いて首を傾げる。経済政策って、そんなに政治家の人格とかに癒着しているものなのか?その良さげな政策だけを他の人に委譲できないものなのか。嘘をつき、モラルを低下させる方が取り返しがつかないと思うけど。長期政権を担ったあの人のように。
もし「アベノミクス」と呼ばれる政策が有効な政策だったとしても、もっとモラルがちゃんとしている人にやってもらえたら、との思いが拭えない。

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9月26日、# マイナ保険証&# マイナカード本人認証について厚労省・総務省にヒアリングを行った。
まず、ヒヤリングの前に「マイナカードの取得は義務ではなくあくまで任意であること」を確認。
総務省は、マイナカードが本人認証の唯一の手段となりつつある現状についての質問にマイナカードや運転免許証を持たない人について、「非電子的な確認方法」として「住民票の写し」をあげた。
この回答を受けて、携帯の新規契約や機種変の際、マイナカードしか認めないことに総務省と
して指導するよう要請。

厚労省へのヒヤリングで健康保険証の交付義務を削除する省令改正がパブリックコメントの結果が公表された8月30日に行われたことが判明しました。
わたしたちはいつ出るのだろうと待っていたが公表することなくすでに改正されていた。
これで12月1日で健康保険証は廃止される。
パブコメは省令改正のための手続き上やっただけで、出された
意見は大半が反対であるにもかかわらず、まったく考慮する
ことなく、マイナカードを持たない人には「資格確認書」が
発行されるから問題ないとの態度に終始。
保険証存続の声をさらに大きくあげよう

袴田さんの件、心情としては「証拠」を捏造した連中、拷問そのものの尋問した奴ら、「仕事」をしなかった裁判官全員「焼き土下座」ものと思うが(もう死んでしまった連中も多かろう)、真面目な話、今後警察や司法研修で絶対教える教訓とすべき。てか、国賠の他にはそれくらいしか「償いよう」がないでしょうに。

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「コメントを差し控える」に対し「あなたはそれが出来る立場にありません。質問を繰り返します」とか答えるまでやって欲しい

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2世元信者の1人として、これまで見聞きした自民党と #統一教会( #家庭連合 ) の関係について書いてみました

私には「当たり前中の当たり前」であることが、実は戦後日本社会と私たちの暮らしの根幹に関わる重大問題だった。
あの事件を受け、初めてそのことに気づきました
insaem.jp/1852/240922/

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与党政治家の「まったく当たらない」「丁寧に説明していく」に対して、記者が「ハイそうですか」と引き下がるのが本当に腹立たしい。「『まったく当たらない』と言えるのはなぜですか」とか「具体的にはどの内容について『丁寧に説明』すべきとお考えですか」ぐらい言えよ。「簡単」な質問だろう。
それから、「これから『も』丁寧に説明して参ります」という発言については、「今までも丁寧に説明してこられたとのことですが、何についてどのように丁寧に説明してこられたのですか」などと嫌味のひとつでも言え、と思う。

10年ほど前は、「報道機関も圧力をかけられて大変そうだな」などとぬるい同情を寄せていたりもしたのだが、その後の報道機関の(一部例外はあれど)権力との馴れ合いや、それがもたらした惨状を見るにつけ、当時の自分のぬるい同情が滑稽に思えてくる。自分が甘かった。

昨日、香港のデモのドキュメントを見て思い出したこと。古代中国の秦の穆公は、隣国晋の恵公に裏切られても、晋の飢饉の時には「怒りを晋の民にうつすには忍びない」といって援助した。憎むべきはその政体。独裁国家、非道なリーダーが支配している国や地域にはそのように対処するよ、俺は。
中国の独裁政治を憎んで、中国人を憎まず。「金王朝」を憎んで、北朝鮮人民を憎まず。「ユダヤ的ナチズム(暴力的シオニズム)」を憎んで、ユダヤ人を憎まず。

今日はUplink京都で「香港、裏切られた約束」を見た。2019年の香港のデモがどんどん大きくなり、当局の弾圧も過酷化していく様を2時間ほど見ることになり、結構精神的にきつい。終わった後は監督と駒込武さんのトークショー。それが終わった後はパンフレットに監督のサインをもらった。
まず、感想としては「俺は2019年のことも忘れかけていたのか」という自分の「健忘症」と、「独裁政権の生の暴力装置」たる警察(及び買収されたヤクザ)の非道さへの恐怖と怒り、に集約されるか。「民意」を気にしない政権はどこも似たようなもの。最初は平和的なデモを志向していたが、あまりにも警察の暴力が酷いので「殴られっぱなしでは事態は動かない」と判断したグループがどんどん過激になっていく過程もこの映画は追っている。最終的には大量の逮捕者と亡命者(監督もその一人)を生み出すことになる。
アフタートークで駒込武さんがおっしゃっていたが、「ガザのジェノサイドにドイツが文句を言えないという構造は、中国の香港政策に苦言を言えない日本と相似形。反対表明するのは少数派」というのに頷きつつ、僕は沖縄での基地反対グループに対する「暴力」を思い起こしていた。
ということで、僕同様、5年前のことを忘れかけている人は、もう一度思い出すために、この映画をおすすめ。

ゾンビのように、レポート・卒論代行業者って現れやがる。すげえな、「これを使って大学生活を豊かなものにしてくれ」だとさ。
この手のクズはいつまで経っても消えないねえ。ズルなのはもちろんだが、業務妨害だよ、はっきり言って。我々教員に余計な負担を掛けさせかねないんだから。幸い勤務校は、それほど利用するような奴はいなさそうだが。

report-supporter.com/

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エマニュエル駐日大使が長崎の式典に出ないのは問題だが、それは「原爆加害国なのに出ない」のが問題なのではなく、現在進行形でジェノサイドを続けるイスラエルが招待されていないことを理由としているから。

原爆忌の式典に米国大使が出ないとならないと言う人々は、例えば三一節、光復節の祈念式典に日本の大使が出ているか、考えた方がよいと思う。

「普段はナショナリズムを批判的に取り扱って研究しているつもりだが、アメリカ大使が長崎の原爆セレモニーに不参加、というのを聞いて激昂する程度にはナショナリストなんだよな、俺。まあ、大抵の「反日日本人」てのはそういう人なんだと思いますけどね。」とTwitterで述べたら、まあまあ反響があった。
こんなのは40年前から、本多勝一さんが言っているようなことだが、反応で「ナショナリストだから怒るのではなく、ヒューマニズムから怒って然るべき」というのがあり、確かにそうだよなと反省。

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最近自然災害が起きると最初に頭をよぎるのが「政府がまともな対応をするだろうか?」という心配なの本当にいやだ。災害級の悪政

今日は研究会。龍谷大学大宮校舎にて、オリオン・クラウタウさんの『隠された聖徳太子ー近現代日本の偽史とオカルト文化』(ちくま新書)の合同書評会。僕も何か発言しようとは思ったけど、今回のオリオンさんの本は「その通りだよな」「あ、これは知らなかった」という感想ばかりで、実は疑問、質問が浮かばなかったというのが正直なところ。
各コメントを聞きながら思ったのは、ちょっと牽強付会ながら、僕の修論って、実は一種の「偽史」研究だったのかもしれない、ということ。僕は修論で、内田良平とか玄洋社(黒龍会)系列の連中が朝鮮に対してどんな考えを持っていたか、自分たちの活動をどう粉飾して述べたか、というのを調べていた。彼らは『日韓合邦秘史』みたいな言い方で自分の都合の良い物語を紡いだわけだが、僕は彼らのそのメンタリティ(なぜそのような「物語」を必要としたか)を分析しようとしていたので、一種の「偽史」研究だったのでは、と後付けだが思った次第。
聖徳太子に対して罰当たりな話をしているせいか、京都は猛烈な雨と雷。というか、こういう冗談が出ること自体、梅原猛的な聖徳太子像なのよね(笑)。素直な子供だったから、『隠された十字架』、信じてたもんね(山岸凉子先生の『日出処の天子』読んだ後に手に取ったのだが)。

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誤字の訂正です。「発明手間はありません」→「発明ではありません」、「デビューよてい」→「デビュー予定」です。失礼しました。

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ナチズム研究者の田野大輔先生が冗談半分(つまり真面目半分)で作った「源泉徴収はナチスの発明手間はありません」と書かれた「思想の強い」Tシャツとトートバッグを購入した。近々デビューよていです。お求めはこちらからどうぞ。

ttrinity.jp/shop/tanosensei/

ここで「思想の強い」と言っているのはもちろん皮肉で、田野先生の意図は「私は物事を是々非々で見る姿勢を持っているので、ナチズムのような悪の権化と見做されているものでも、評価すべきものはちゃんと評価します」と言って、自分の中立性とか「思想の弱さ」を前面に押し出す連中の浅薄な知識と、それに隠された「思想の強さ(要するに、かつての帝国主義国家の諸悪を相対化したいという強い欲望)」を炙り出すといういじわるグッズ。

録画したこれを見た。今回は「排除」がメインテーマ。内藤先生の「反ユダヤ主義はヨーロッパのものなのに中東にツケが来ている」という発言と小川先生の「メディアがグローバル化して却ってマイノリティ排除の傾向が強まって来た」という発言が印象的。
あと、宮田先生が教えてくれたが、現在イスラエルではイスラエル市民とヨルダン川西岸、ガザなどの「占領地」のパレスチナ住民との通婚が禁止されているそうだ(「婚姻法」2022年制定)。番組でも言及されていたけど、ほとんど「ニュルンベルク法」だよ。

nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode

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