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>岸田首相「来年の春闘に向け、経済界に対して、私が先頭に立って賃上げを働きかけていく」

春闘に向けて?
誰の?
誰の賃金をあげるの?

誰かのどこかの賃上げのしわ寄せを引き受けるのはもう懲り懲り。ごめんです。
一部だけ賃上げして賃上げしたと威張るのもやめて欲しい。

春闘に向けて、と言っている時点で与党野党含め、議員先生方は本気で賃金上げる気があるのか疑わしい。
政治と労働界の出来レースじゃないか、と思ってしまう。

政治からも労働界からも散々ビンタ食らってきた世代として雇用身分として苦い気持ちになる。

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news.yahoo.co.jp/articles/07ee

「"最強"の"弱者"」にならないと日本は国も自治体も、議員先生も役人も、組織も、マスコミも、まともに取り合わないのもあると思う。

社会の中でも世間の中でも、ビンゴカードのマス目が埋まるように弱者キーワードが揃わないといけない。
しかも、そのビンゴカードは時代や世代、個人や属する世間やコミュニティ、流行り廃りがあるという高難易度な弱者ビンゴ。

昔から各方面なかなか変わりませんが…

政治も行政も弱者の篩を渾身の力込めてふるうのではなく、包摂的な支援と福祉で人を取りこぼさない覚悟を持ってほしいと思います。

そしてそのような社会や世間を見つめるマスコミの手には弱者を篩い分けるための篩ではなく光の届かない暗がりを照らすカンテラを持っていただき、報じて欲しいと思います。

必ずしも弱者ビンゴカードがビンゴ!しない、社会や世間にいる私たちは弱者ビンゴカードのキーワードが揃わずとも、よりよく生きるために弱音を吐いても助けを求めていいのだという気の強さを改めて持ちたいものだ、と思いました。

弱者も変わらねばならない時代なのかも知れません。

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approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?

国民の負担が増えることになると記事は結んでますが、あたしら、国や自治体のATMですか?

赤ちゃんも、若い人も、私たちも、高齢者も、万博の建物は食べられないのに…。

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【独自】大阪・関西万博会場建設費の増額負担 国が受け入れへ 大阪府・市・経済界が受け入れることが前提
news.yahoo.co.jp/articles/3825

消費税が本当に当初の国の言い分通りに福祉のために使われるなら増税されても反対する人はそんなにいないと思う。

でも消費税上げてもまだ足りない年金減額だ先延ばしだと言いながら、他方で万博だミサイルだとよく分からない支出をする。介護職員の賃上げはたった6千円で妥当と言いつつ、国会議員の賃上げだとか・・・何がどこが妥当なのか言葉も説明も尽くさない。

お金にラベルがないことをいいことに国は議員は役人は何してるの?と思うのよ。
その程度には、国は国民の信頼を失っている。だから消費税の増税に待ったをかける。

識者の先生、国民を愚かなことと諭すより、国や議員、役人を諭すほうが先ではないかと・・・
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president.jp/articles/-/74983

最近、3号問題でパートタイム労働者がよく取り上げられる。不思議に思うのが、どの新聞社もどの記事もパートタイム労働者を「家庭の都合やライフスタイルなど自己都合に合わせて働きたい労働者」とは書かないこと。これが派遣労働者に対する問題だと、ほぼ必ず「自分の都合で好き勝手に働きたい労働者集団」→「だからしかたない」ということが書かれる。
雇い止めについても、直接雇用非正規は企業の責任だが、間接雇用非正規の派遣社員は自己責任にされる。
起きている根本的なことはどちらの雇用身分も変わりはない。違うのは雇用形態。

社会もマスコミも政治も「ハケントハソウイウモノ.ジコセキニン」。活動家や労組は「クニノセイサクガー,タケナカガーコイズミガー」「ハケンシャインガレンタイダンケツシナイノガワルイ」で結局派遣社員の責任。識者は「問題だが致し方ないところも…ゲフンゲフン」

そうして派遣社員を売買する派遣先企業も派遣元企業も表には出ないし、出ても先に書いたように派遣社員の自己責任か、そういうものだし仕方ないですぐに消火されるので傷つかない。
直接雇用非正規が社会問題になる今、多少金を払ってもより切り捨てやすい間接雇用非正規の派遣社員を買うことは多くの企業や経営者の選択肢に当然上がってくると思う。
派遣、どこまで食い込むだろう。

その昔、どこかの産別労組のトップが「派遣禁止にすると、派遣社員がいなくなると、国際競争に勝てなくなる」と、言ったそうです。

日本は派遣禁止どころか規制緩和いたしました。今現在も日本では派遣社員が不安定な雇用の中、雇用調整弁まで担いながら必死に働いております。国際競争に勝つためだと前線に次々に送り込まれ、派遣社員は働いています。

こうして派遣禁止されてないし、この日本にはこれだけ派遣社員がいるのに国際競争力が下がっていく。ちょっと責任者表出てこいや、と言いたくなります。

()ゴルァ!!

派遣制度があっても、派遣社員がいても経営と政治がだめなら当たり前ですけど、国際競争に勝てず、派遣社員の人生と健康と命を消費していくだけなんですね。
派遣制度に規制緩和と派遣社員を欲しがったからには責任取っていただきたいものです。

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日本の23年GDP、4位に転落 ドイツが逆転か IMF見通し | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20231023/

最低賃金の部分は多少温情持って見るなら、これまでの首相が上に立つ政権が社会や報道によって自己責任、と非正規労働者自身の責任にすることや、労働組合が正社員サロンになって労使の有り様が崩れていることに甘えて隠れて、放置してきたツケの決算を岸田政権がすることになった…と言えるかもしれないが、同じ自民党がやってきたことだから同情の余地はないなーと。

派遣労働を解禁し規制緩和したことを踏まえ、企業や経営者を性善説で考えず、もっと早い段階で、本気出して最低賃金を引き上げて今の段階で1500円にしていれば少しは状況は違ったと思う。

今の状態で「してやった」「やってやった」とか言われても…。
減税してももう追いつかないし、10年後に最低賃金1500円とか言っているようでは…この国の企業や経営者は、人ひとり生きるに十分な賃金を労働者に払う必要はありません、と言っているようなもの。

政権の「してやった」「やってやった」はこの先、今の中高年の責任に誘導して年金先延ばし&減額しそう。

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岸田首相「減税までしてやったのに」国民逆恨みも12月辞任の可能性…萩生田政調会長、木原前官房副長官ら大物議員が“落選危機”

news.yahoo.co.jp/articles/d186

こういう人って、非正規労働者も否定すると思う。しかも口汚く。で、マウント取りするように"一応"配慮がなかったと言ってみる。
この人の「普通」以外は全部否定するのでしょうね。
自分の普通以外は楽してうまい汁吸ってのうのうと生きていると本気で思っている。

自分が若い頃…今もか…の上の世代って普通にこんな感じ。だから、世代支援も根性論。人間力を養う、心の持ちようを変える、甘えた根性を叩き直す、再教育、みたいな講座を展開し、著名人や芸能人を呼んできて指南セミナーをやる。
古来よりの伝統芸。

東近江市長の発言を記事で読んで「はー、なるほどね。昔からなんにも変わってないしこういう人が今でも当選するのか。そりゃ政治も行政も根性論で変わらんわ」と思った。
伝統芸は継承される。

こういう人ほど今まで幅を利かせてきた「自己責任論」のほうが生きやすいから必死ですよね。
信念というよりもう執着なのでは。
今度は自分が否定されちゃうから。
自分の根幹が揺らいじゃうから。
自分が崩れちゃうから。

自分の住む自治体の長がこんな発言したら恥ずかしすぎる。

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フリースクール否定 東近江市長陳謝 撤回に難色「信念持ち発言」 - 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20231025/

新聞社が作る言葉…

コロナ就職氷河期世代
合コンロスジェネ

…なんてくれば、元祖就職氷河期世代や元祖ロスジェネ世代は言葉として社会や報道の中で軽くなって、有耶無耶になって、就職氷河期世代がバブル世代に勘違いされて叩かれていくのも時代の流れなんでしょうかね。
すでに勘違いは始まっていますが。

勘違いしている若い人がいずれ記者になり、新聞社で記事を書くようになる。元祖就職氷河期世代や元祖ロスジェネ世代への視線はきつくなるように思う。それを正せるデスクや編集長がどれだけいるだろうか。

若い頃、新聞記事を読みながら「自分たちのことを書いているのは年齢が上の人たちだからこんなこと書くのだろう。いずれ今自分と同じ年齢の人たちが中心になって記事を書くようになる。その先はその人たちが上に立つ。そうすればきっと新聞記事が伝える私たちのことについて本当のことを書いてくれるはず」…なーんて思っていた。本気で。

でも、

その時は来ません。
恐らく、一生来ないな、と新聞でコロナ就職氷河期世代とか合コンロスジェネという言葉を読んで、記事を読んで思いました。
新聞社や記者の中で氷河期やロスジェネはもはやお手軽なアイコンと化しているのでしょう。

ハンバーガーショップでフリーランスで働く知り合いからインボイスをどうやって帳簿につけたら…とか、売上が減るなぁ…なんて話を聞いている横でさっきカウンターで持ち帰りだと注文し、テイクアウトしたものを店内で広げて食べている親子。

この2%が問題ないのなら、インボイスなんてどれほどのものか。
その向こうでも制服を着た学生のグループがテイクアウトの袋を下げて席につき、広げて食べている。

こんなに不確かな消費税徴収…知り合いの苦悩を聞いていてやるせない気持ちになる。

これ…このパターンで延々と先延ばしされて、就職氷河期世代世代は一生年金受給叶わないのでは、と真顔で思っている。

コロナ禍以前、一時期盛んに就職氷河期世代…特に氷河期非正規が社会保障を食い尽くす、と報道された。人口ボリュームもあるので余計「社会のお荷物」として報じられ、何となく社会の中に就職氷河期世代が消えれば問題解決、みたいな風潮が出てきていた。老後二千万円問題も相まって就職氷河期世代が社会保障を食い尽くすということへの恐怖や不安が社会に広がったゆえに、当事者無視での就職氷河期世代支援が付け焼き刃で始まったようなところがある。

またマスコミの「真実公正」な報道を通じてそういった「社会のお荷物」報道がされて社会の中で再燃しタコ殴りがされるのかなとか思うと…映画PLAN75に出てくる架空の政策「PLAN75」のほうがまだ優しいかもしれないなと感じてくる。

給与明細の厚生年金保険の項目見ながら深い深い溜息。

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65歳まで納付へ議論を加速 国民年金保険料、賛成多数(共同通信) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/articles/1c8e

>人々の生活の不安が和らぎ、安心できるようにすることが本来の「還元」だと思います。
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その通りだと思う。
それをせずに社会のサンドバッグをとして生身の人間を用意して社会に報道に殴らせて「安心」を国民へ「還元」してきたのがこの国。

自分の世代、就職氷河期世代…特に氷河期非正規はフルタイム働いて納税していたとしても、世間どころか、社会から報道、果ては政治まで一丸となり兎にも角にも自己責任、甘ったれの根性なしとタコ殴りで、我々殴る対象をタコ殴りすることで"俺たち、私たちはアイツらとは違う"と「社会が安心してきた」ところがある。報道もそういった安心提供の報道が多かった。

でも、もうそういうやり方は社会には通用しづらくなってきている。
そんな中で…次に国が社会へ提供する「安心」はなんだろうか。

とはいえ、不安の解消に恐らく高齢化へ向かって就職氷河期世代やその中でも氷河期非正規を各方面もうひと殴りする気満々かと。
取れるだけ取られて背負わせるだけ背負わせてタコ殴りされる、しか経験しておらず国はもちろん、社会からも世間からも会社など組織からも大事にされることもなかったので疑心暗鬼しかない。
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asahi.com/articles/ASRBR3K49RB

納税しつつ、ギリギリいっぱいで働き生きる人が置き去りにされている気がしてならない。

金をよこせ、とは思わないが、もうこれ以上払うのは無理だし、払い損に耐えられない。
もう奪わないでほしい。

納税できているから生活が楽にできているわけではないし、豪勢な生活ができているわけではない。働いていたって健康で文化的な最低限度の生活すら危うい人だっているし、間接雇用非正規で再来月の契約があるか稼ぎがあるかどうか分からない生活の根幹すら安定していないという人もいる。

ろくなセーフティネットもない崖っぷちでつま先立ちで耐えて生きているような人が馬鹿を見る"支援"はやめてほしい。
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「減税+給付」は低所得者には恩恵少ない? 識者「ばらまきと同じ」
asahi.com/articles/ASRBN6S7FRB

→結果に満足していないとはあるが、満足できていない中で勝利を書くのは、やはり組織だなと感じる。

チャンスが来た時に掴むことは大事だが、今の状況が労働者の勝利とは言い難いのが現実。不安定雇用の雇用身分形成を許してきたのも事実で未だその存在を改善できていない。
(今は手放したようだが連合は一時期、人材派遣会社を持っていた)

労働者代表の襷を肩にかけ、頭上にナショナル・センターの冠を戴く組織の広報記事としては苦い思いで読んだ。

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この賃上げ程度で勝利宣言か…。
連合が勝ち取ったと言うけど、物価高で国全体、社会全体で賃上げ機運が近年ないほど高まった中でのことで、これを連合が勝ち取ったと拳突き上げ雄叫びあげるのは違う気がする。

企業のコストダウンや正社員雇用優先という目的で地を這うような低賃金というこれまでの時期に何してたの?と思う。そういう時に大幅賃上げしてこそ「勝ち取った」だろうに。
その間に種を撒いたのだとか言いそうだけど、どれだけ非正規労働者に耐え難きを耐えさせたのか。それに上がったあがったと大声でいうが、人ひとりがフルタイム働いても十分な賃金ではない。

このサイトは内部向け広報という向きもあろうが、このネット社会、検索すれば出てくる。外部の目を意識していないと言ったらそれは嘘だ。
ナショナル・センターの冠を戴く以上、今の状況で勝利宣言する組合に外部の労働者は心動くだろうか。
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賃金水準の低い地域で大幅な最賃引き上げ、地域格差縮小へ担当者の苦労も | RENGO ONLINE jtuc-rengo.or.jp/rengo_online/

連合の強かな作戦、というより、御用組合と言われる労働組合の元締めと、経済団体から献金を受ける政権政党というのは案外と相性がいいのかもしれないと感じた。

限られた組織の中で賃上げした、賃上げを勝ち取ったと効率よく政権も企業も組合も事実として口にできる。
現実は問わない、問われない。
そんな労働組合の元締めがナショナル・センターと冠を授かっているのも不思議な話には感じるが…。

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岸田首相、連合の芳野会長と会談 賃上げ対策など議題
mainichi.jp/articles/20231018/

自社で雇用するから大きな問題になるけど、これが派遣切りならここまでの問題にはならないし、むしろ企業ではなく派遣社員の自己責任の声の方が大きくなるのは今までの社会の実績で明らか。
報道もまず問題視はせず、派遣村みたいな見世物記事で対岸から双眼鏡で覗いてみたり、船の上から溺れている派遣社員に「今のお気持ちは?」と聞くような取材でヤバいねーという記事を一時パーッと出すだけ。

そこに気づいている企業や経営者は直接雇用より高い派遣料払ったとしても派遣社員を買うようになるのかなと思っている。

求人見ているとAmazonはうまく派遣会社使ってるな、と感じている。この先、物流系に強い人材派遣会社が伸びるのかな。

news.yahoo.co.jp/articles/dabb

→ちなみに、香典は全て読経と戒名代以外の葬儀代に消えた。危うく香典返しまで私が持ち出さねばならなくなりそうになって…非情ではあるが「私はATMじゃありません!もうお金ないです!ご飯代まで使いました!」と思わず声を荒げた。

親族は信心深いわけではなく、檀家といっても仏教に信仰があるわけではない。でも、お経をあげねば、戒名がなければ故人は成仏できないという畏れ…ある意味強迫観念で何とかしてくれ、払ってくれとなる。
ならば市民葬でよかろうが、世間様に申し訳が立たないという見栄が邪魔をする。

宗教ってなんだろう?
信仰ってなに?

納骨でお金が新たに出ていき、仏壇を買えば魂入れだとお金が出ていく。次は法事だとお金が必要。新興宗教でなくとも。
こうして自分を振りかえると、親族の葬儀もそうだがキリスト教の教会へ出入りしていた時も回ってくる献金袋や献金籠にドキドキし、お金の心配がついて回った。

だが…宗教とは共同体であり、共同体の維持にはお金がかかるもの。住職も神父も牧師も神主も…どんな宗教者であれ人であり、人は食べねば生きていけず食べるにはお金が必要。
人が生きるために。
人の集団である共同体を維持するために。

では、いくらなら宗教と信仰のためと言えるだろう。
なんて考えるのは罰当たりだろうか。

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宗教とお金…
親族の葬儀を出した時を思い出す。

喪主である親族が対応しきれず、私が世話役をした。葬儀手配の合間に他親族から廊下へ呼ばれ「お寺さんからね、18ですって。用意してね」と言われた。

読経代と戒名代で18万円也、がお寺さんから請求されたわけである。
明朗会計ではあるが…喪主である親族に取り次ぐも「収入がなく払えない。だが葬儀は出したい」
結局、自分が全額用立てた。
18万円…自分の1ヶ月の稼ぎより多い額だ。すぐはいどうぞと出せる額ではない。何とか自力で支払い、その後読経を恨めしく聞いた記憶が蘇る。

今でも宗教とは信仰とは、と考える。
この記事指す「免罪符」を当時思い浮かべた。

買えば罪が許される…

読経代&戒名代が18万円という値段はその寺の檀家に対してかなり安い値段で、恐らく家族に障害者がいることや漏れ聞こえる経済事情を慮っての値引きがなされているのではと他親族から聞かされた。
とはいえ、である。払えない額だ。でも払わなくては先に進めない。
弔うためには払わねばならない。

さて、払った私の罪は許されただろうか。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
<コラム 筆洗>16世紀、神学者マルティン・ルターは買えば罪が許されると…

tokyo-np.co.jp/article/283680

運送会社の非正規労働者による労組結成でXのTLが賑やかなのだが、これを企業が「直接雇用非正規労働者が解雇の面で使い勝手悪い」と受け止めれば…お金さえ出せるなら、雇用せずとも直接雇用と同じように使えて切り捨てやすい派遣社員に置き換えが進んでいくのかなと感じた。

直接雇用非正規の解雇で問題になる部分が派遣社員では、契約の性質上で問題にならなかったり、上手いこと合法に問題回避できてしまったりする。
それに万が一に問題であったとしても、社会も組織もさほど派遣社員に関しては問題視しない。それゆえ企業側が上手くやれば社会も組織も、もちろんマスコミも「ハケントハソウイウモノ」と納得し指さす先が派遣社員となり、企業名を傷つけることなく事態は収束する。

派遣先で直接雇用非正規労働者を間接雇用非正規労働者である派遣社員に置き換えるのを見てきており、目の前のシワが無くなっても、他の雇用身分の労働者にシワ寄せされただけだったりするのも見てきているので…正しさや正義、勝利とは一筋縄でいかないものなのだな…と苦い気持ちになる。

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