新聞社が作る言葉…
コロナ就職氷河期世代
合コンロスジェネ
…なんてくれば、元祖就職氷河期世代や元祖ロスジェネ世代は言葉として社会や報道の中で軽くなって、有耶無耶になって、就職氷河期世代がバブル世代に勘違いされて叩かれていくのも時代の流れなんでしょうかね。
すでに勘違いは始まっていますが。
勘違いしている若い人がいずれ記者になり、新聞社で記事を書くようになる。元祖就職氷河期世代や元祖ロスジェネ世代への視線はきつくなるように思う。それを正せるデスクや編集長がどれだけいるだろうか。
若い頃、新聞記事を読みながら「自分たちのことを書いているのは年齢が上の人たちだからこんなこと書くのだろう。いずれ今自分と同じ年齢の人たちが中心になって記事を書くようになる。その先はその人たちが上に立つ。そうすればきっと新聞記事が伝える私たちのことについて本当のことを書いてくれるはず」…なーんて思っていた。本気で。
でも、
その時は来ません。
恐らく、一生来ないな、と新聞でコロナ就職氷河期世代とか合コンロスジェネという言葉を読んで、記事を読んで思いました。
新聞社や記者の中で氷河期やロスジェネはもはやお手軽なアイコンと化しているのでしょう。