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ブログを書いた。「序」を読んだし本篇にも入った。今回の進捗は7/283ページです。

(32)ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる [1]
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これまで未体験だった銘柄の米を炊飯器にセットした。つきあかり、ちょっと粒が大きい。

ブログを書いた。ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる気になったけど、今回はまだ読み始めるに至らなかった。

(31)ホーソーン「七破風の屋敷」を読んでみる [0]:
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ものすごく久しぶりに、パトレイバーの劇場版第3作「WXIII」(2001)を観た。これは公開時に映画館で観て以来ので2回め。 

・大きい話を小さくまとめて、でもあとから考えるとそんなに小さくない。すんごい面白いと思うんだけど、わたしが漫画版の廃棄物13号編を偏愛しているからというのもあるのかもしれない。
・漫画版を読んでない人にとっては、話のわかりやすさ/わかりにくさはいかほどのものか。13号がレイバーの装甲を着てるのについて言及は台詞ひとつだけ、それで登場人物も観てるわたしもあっさり受け入れるんだけど、映画から入る人はどう思うだろう。
・若い刑事は、後半になってから問題の女性に対していくらなんでもユルすぎる。関与が明らかになったことでそこまでショックを受けるには、そうなる前の接近が足りないんじゃないか。
・人間が2本の足で歩いているのに、滑るように動いて見える箇所がいくつかあった。むずかしいんだな。
・そういえば、今作ははじめて作中の時代を外の時代(公開の年)が追い抜いてしまったのか。公開から20年以上経ったことより、そっちのほうに感慨をおぼえる。

(続き) 

・でも遊馬と野明は、髪の色がわからない場面だと見分けにくい気がした。わざとだろうか、わたしだけだろうか。
・この2人の台詞を合計した量の5倍くらい喋り続ける荒川の声を竹中直人にしたのがかえすがえすも見事。不思議と聞いていられる語り口。状況が気持悪いくらいスルスル進むのと似てる。
・携帯電話を発展させるのではなく、それを飛び越えた車載電話が出てくるのが面白い。近未来のテクノロジーはそれだけで見どころ。
・おばあちゃんのやっている煙草屋の赤電話を自衛隊員が借りる、というのはほかの何かでも見たおぼえがある気がするが、それこそ、この映画だったのかもしれない。何もかもあやふや。
・“雪が降ってない日の蹶起”も見てみたい気がする。でも思い浮かべようとすると難しい。こんなことでも想像力が規定されちゃっているのか。

・これはいいものを読んだ。
ameblo.jp/yoshiko-sakakibara/e

はてブのコメント、「世界一の南雲しのぶガチ勢、榊原良子」。

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ものすごく久しぶりに、パトレイバーの劇場版第2作(1993)を観た。始まり方と終わり方以外、ほとんど忘れていた。今回が2回めだった? てことは高校以来? 

最後にヘリの中で松井刑事がぶつける台詞はおぼえていたのに、そこまでも体を張ってがんばるのを忘れていた。がんばりすぎていた。
「状況」はレーダー上の戦闘機から始まると思い込んでおり、レインボーブリッジのくだりがまるまる記憶になかった。1993年にレインボーブリッジってあった?(作中は2002年)と調べると、1993年8月開通だそうで、そういう使い方はさすが。

1作めに比べると段違いに、キャラクターの顔が全編を通して安定している。場面場面で南雲さんの顔がブレていたら、この話は成立しないだろう。ブレる作品とブレない作品では何がどう違うのかしら。力のあるスタッフを充分な数あつめるのに必要なもの、予算以外に何かあってほしい。

ものすごく久しぶりに、パトレイバーの劇場版第1作(1989)を観た。 何度か観てるのにたいしておぼえておらず、途中から「そうだったそうだった」と追いつく感覚があるせいか、観るたびに面白さが増す気がする。 

前半で帆場の足跡をたどって古い東京がたくさん映るのはおぼえていたものの、だったら当然、その捜査をしている刑事ふたりの姿も丁寧に描かれるに決まっているのに、そっちは(なぜか)忘れていた。
刑事ががんばるということでは『WXIII』の印象が強く、あれ以降の関連作は観ていないので、パトレイバーの映画は「刑事ががんばる」と「刑事ががんばる」で輪が閉じる感じになった。

・アメリカに行っているシバシゲオの帰国が、重大イベントして待たれているのがいい。
・そして帰国したシバが大活躍する(渡米前からしている)のがさらにいい。
・野明が暴走の件を立ち聞きしていたのをあとになって遊馬が確かめるくだり、ちょっとまどろっこしくない? トマトを落としておいたんだからそれで充分だと思う。
・押井守には「帆場は実在しなかった」案があったと聞くが、周囲がやめさせてくれて本当によかった。

《地上は生きていくための場所で、嫌なものを見たり、嫌なものを聴いたり、嫌な臭いを嗅いだりもしなくちゃいけない。やれやれ! いわば死んだ河馬の臭いを嗅ぎながら、その毒気にやられないよう気をつけなくちゃいけないわけだ。ということで、わかるだろう。そこで力が必要になるし、腐った肉を埋めるための人目につかない穴を掘れるという自信が必要になる――身を捧げて尽くす力が。自分のためじゃなく、世に知られることない骨折り仕事のための献身。これは充分に難しい。》
コンラッド『闇の奥』(黒原敏行訳、光文社古典新訳文庫)p.122

Blueskyの招待コードをご厚意により頂いたのが先週。いっそSNSごとにタイプのちがう人たちをフォローして、傾向の異なるタイムラインを作ることにより「使い分け」ようかと一瞬思ったが、まあ無理そう。人はコンテンツではないので…

旺文社文庫で読んだ内田百閒の本の感想を、目次ふうにまとめてみた。ぜんぶで39冊あるうちの12冊ぶんしか書いていないから先は長い&まだまだ読めるものがある。

内田百閒を旺文社文庫で読んでみる:
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でもあれ、待たれていた熱量のわりには読んだ人の感想をそんなに見かけない気がするのは、出揃った時期とわたしが前ほどタイムラインを追わなくなった時期が重なったからだろうか。

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いま『サラゴサ手稿』は完訳が本屋で買えるということを忘れたわけではないけれど、ときどき「そうなんだ」と意識し直しては再び忘れ…るわけじゃないものの、またあとで気付いて「そういえばそうだった」となる。いつまでも出ない本、と思い込んでいた時間が長かったせい。
買えばその錯覚は解消するのでは?と思われるかもしれない。買ってあるんです。

ブログを書いた。アテネ・フランセについての(タイムリーではない)話から、内田百閒『北溟』(旺文社文庫)の感想。乞食に何か思い入れがあるのだろうかと疑わせる随筆の数かず。そして確実に思い入れがあった学生飛行機の回想とか。

(30)乞食と飛行機:
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若島正のオンライン短篇読書会、面白かった(John Cheever, "Reunion")。
自分で読んだときには「語り手がこれを書いたきっかけ」は考えもしなかった。それは若島先生の解釈では?という読み方がだんだん「それ以外にない」ように思えてきてまいったまいった。

ソルティライチを500ml飲んでから自転車で外出 → 最初の踏切を待っているあいだに500ml以上の水分が出た気がする → 4ヶ所回って1時間半後に帰宅 → シャワーの前に体重計に乗ると、自分の体重として過去数年は見ていなかった数字にまみえる → GREEN DAKARAを600ml飲む

この一首鑑賞ページを毎日読もうと思いながら果たせない。自分の詩歌キャパシティが小さすぎる。
おぼえてるのをさがしたら今年の1月だった。

《ぬばたまの夜更けにひらく「花とゆめ」誤植をひとつヒロインが吐く》
(斉藤真伸)
sunagoya.com/tanka/?p=30837

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《フェルディナン・シュヴァルよ、蟻よ、かなへびよ、わがいとほしきものは地を這ふ》
(山田航)
sunagoya.com/tanka/?p=32206

ブログを書いた。こないだの続きで、ジョルジュ・ペレック『ぼくは思い出す』(水声社)の感想から、なんかスタート地点に戻っていた。
いつも以上にぐだぐだしているのはペレックの方法にちゃんと説得されていないせいか気圧のせいか(頭痛がひどい)

(29)思い出す:
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こんなものが配信されており、これまでの6話を2回ずつ見ても25分で済む。
チーターの回で、惨劇を寸前で止める犬の瞬発力を見るたびに笑う。

『いきものさん』第1話~第6話 一挙配信!主音声ver. & 副音声ver.【公式】
youtu.be/RkDZw5jw15M

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