おかやま表町ブックストリートというイベントがあって、一般参加者の一箱古本市(多数)と古本屋の古本市(少し)とがアーケード街に一直線でえんえん並んでいた。 

予想していた倍以上の店の数だし、値段もやたらと安いものが多く、30冊くらい買ってしまった……と思ったが、帰って数えたら18冊だった(人間の小ささ)。

・出かける前に「中公文庫で1巻本の『細雪』があったら買おう」と、それだけぼんやり決めていた。すると本当にあったので笑った。今後はもっといろいろ決めておくべき。
・1メートル四方のスペースにドナルド・バーセルミの単行本を3冊置いている方がいて、『死父』の新装版がうちにあるやつよりずっと美本で値段も手頃、一瞬心が動いたものの、ほかの人に回ったほうがいいと考え直した。回ってくれ。
・ハードカバー版の青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』を400円で売っていた古本屋の方に、別の本を会計してもらうとき「こっちの本はこれから必ず引く手あまたになります、信じてくれ」と申し上げようか迷った(申し上げなかった)。
・会場すべてを通して、谷川俊太郎の本がたくさん。このタイミングだからなのか、そもそも本が多いからなのか、といったら両方だろう。

イオンシネマで「マルホランド・ドライブ」4Kリストア版をやっていると知り、ありがたやと観に行った。
入口で、どんな映画かすでに知っている人にしか訴求しないチラシが配られていた。

大辞林4にあった「語弊」の例文がどう続くのか知りたい。そこから巻き返しを図れるものだろうか。

無事受け取ってきた。

筒井康隆の「解説」が意味をもつのは、中で出てくる《現実と超現実が居心地よく同居しているのだ。》なんてフレーズに「あっ、中公文庫『虚航船団の逆襲』に収録のエッセイ「現実と超現実の居心地よい同居」じゃないか!」と反応する読者だけじゃないかと思うが、わたし自身がそれなので、あたらしい読者に向けた文庫解説(前宣伝・ガイド)の役割を果たしているのか判断がつかない。
ほんと、40年前の自著をめくり直して書かれた内容で、懐かしくもあり、寂しくもあり。

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寝てる本人たちは気付いていないがまわりは「似てる…」と思っているのかもしれない

2011年の3月13日、実家(食料品店)の棚がすっからかんになった正午過ぎに、まさか来るとは思っていなかった山崎パンの配送トラックがやってきてパンを降ろしていった。平時なら来るのは7時前なんだけど、走れる道路を選んできたと言っていた。
棚に並べる間もなく、店にいた人たちの手が伸びてパンまつりは終わった。
(そのときの記念写真)

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整形外科でもらった。なぜこの2人なのか、わたしの知らない文脈があるんだろうか。

読売新聞を買ってコボちゃんを読む日だった。去年もそうしたし来年もそうする。

これは12年前のと10年前のやつ。

記録によると近所をウロウロしていたのを家に入れてから今日で丸5年になる。
(2枚めはまだ外にいた時期で表情が険しい)

なんとなく『悪霊』を読むことにした。大学生のときに作った人物関係表にとても助けられるのに、当時の字が幼すぎて見るたびに嫌な気持になる。難しいところ。

ページの角を折って印をつけていた箇所が、いかにも自分がページの角を折って印をつけそうな箇所すぎて感心する。「再読によって過去の自分と対話する」ほどの距離がない。(第一部第二章 8、江川卓訳)

先月28日に投稿しようとして忘れていたが、漫画ナウシカの完結から30年が経った。

寝相、「傍若無人」と言いたくなるがそれとは正反対なのだよな

これは一瞬「バーセルミ」に見えたために買わないといけないと観念して買ったパスタ

そのへんの中学生よりも年上になっていた洗濯機の調子がいよいよ悪くなり(回転が非常に穏やか)、いよいよ買い替えないといけなくなった。 

いくつか家電メーカーのサイトをのぞくと、「本体各所の寸法と、設置に必要なスペース」の数字がなかなか見つからなかったり、情報不足の場合が多くて疲弊した。これ、どんな機能よりも大事じゃないだろうか。うちは防水パンまわりがすごいタイトなので特に。

それで結局、実物を見るため駅前のビックカメラへ。きっと鬼のように詳しい人がいるはず/いてくれ、でも昨今は店員の数も多くなさそうだからその人が昼休憩を取りそうな時間は避けるよう気をつけ、売場で物欲しげな顔をしていると、「…お探しですか?」と近づいてきたのがまさに期待した通りの人だった。
わたしのメモ【写真】をチラ見しただけで「この丸は?」など訊かずに「それなら」と候補を並べはじめたのには胸がキュンとした。メーカーによって異なる寸法表示を統一して説明してくれるし、ラックを取り付ける方法いろいろ、新機種の出揃う時期までどんどん喋る。こちらの質問にも脊髄反射の速さで的確な答えが返ってきた。

配送の手続きをしながら、次に買い替えるときもあなたに頼みたいと思いつつ、極力買い替えなくていいようにこの人は相手をしてくれたのだ…と感じ入った。

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