新しいものを表示

やば。超面白かった。というか超気持ちよかった。ブラックラグーン最新刊。

名古屋で見つけたこの看板だけはご報告しておきます。「し」と「ひ」の違いは江戸に限ったことではないです(日本言語地図の第11図〜14図も参照mmsrv.ninjal.ac.jp/laj_map/)。

でも、「ひちや」は語彙的な定着と見た方がよいかもですね。布団を「敷く」を「ひく」と言っちゃいがちな私も、「東」を「しがし」と言うわけではないですし。

週末に日本歴史言語学会でのシンポ登壇が終わり、授業や移動の合間に作り続けた本日正午〆切のまた別の発表予稿集を送信。明日に迫った学生の卒論〆切に向けて、夜な夜なのオンライン指導もどうにか駆け抜けて今!

待ちに待った広江礼威の新作がアマゾンから届く。これをご褒美と言わずして何と言おうか。

これ読んでから出勤!

大学図書館にてクリスマスツリー設置のお手伝い。原稿が忙しくてもこういうのは元気になるな!喜んでお手伝いしました。 [添付: 7 枚の画像]

類別的にも、東京方言的にも「皿(さら)」のアクセントは平板型(「庭が」と同じ)ということになっているけれど、昨日、多くの学生から尾高型(「石が」と同じ)が現れた。

「梨(なし)が」は本来尾高型だが、首都圏を中心に平板型に変わりつつあるとはよく目にするし、実際そういう印象。でも「皿」については知らなかった。

んー、でも言われてみると自分も「皿取って」みたいに助詞なしで言うと、尾高っぽい発音になってるかもしれない…

東京のラーメンでこだわりが多そうなお店に行くと、美味しいんだけど、もやっとしたものが胸に残る。一品一品、素材を選んで丁寧に作っているんだろうな…ということのありがたさと裏腹にある、ふつーに食わせてくれという気持ち。

山形に男山酒造というのがありまして、酒造見学に訪れた酒に一家言ありそうなお客が「いい水を使っているんでしょう。井戸ですか?」って聞いたら、ぶっきらぼうに杜氏が「あ?水道だよ」って言ったとか言わなかったとかいう説話を友人から聞いていて、そういうのだよ!と思わなくもない。

店主がこだわり抜いたどうの、って疲れません?それはそれで美味しいんですよ。小豆島の醤油、いいじゃないですか。だけどなんか情報を食わされている気がして、日々の食事としては勘弁してくれという。町中華の乱暴で粗雑な感じが癒やしてくれるという世界もありますよね。

あー、すみません、〆切を多重に抱えていて、黒い何かが喉元から。たぶん濃口醤油だと思います。

学び舎の図書館に向かって。今日のお遊びです。

わたくしがちょろいんだと思いますが、諫山創に対するNYTのインタビューが面白かったです(クーリエジャポンによる転載)。

諫山創が米紙に語る「ハッピーエンドを諦めるしかなかった」 | 『進撃の巨人』の結末の背景とは | クーリエ・ジャポン
courrier.jp/news/archives/3449

翻訳の問題もあるかもしれないが、物語の語り手が、物語が自律的に駆動していくかのような語り方をしている。さらに、もっとメタな目線で自分自身が、自分自身の意図とは別に、いわば「他律的に」物語を描いたと。

"でも実際のところ、私は若い頃に自分が思い描いたものに縛られていたのです。漫画は私にとって、非常に縛りの強い表現媒体になりました。自分が手にした巨大な力に、エレンが縛られることになったのと同じように。"

創作というのは書き手と相互に影響し合うものなのだ、とは論文を書いていて常々思うところです。あれは科学客観的な手法を形の上で取っているけれど、突き詰めれば私という主観の延長なのだ、とも。

…それにしても「自分が手にした巨大な力に、エレンが縛られることになったのと同じように。」かっこいいなーこのフレーズ!

たっぷり時間があっても結局集中できる時間は限られているな、と毎度論文を書いているときには思います。すごく進むときと、壁にぶち当たってなかなか進まないときとを繰り返しながら先へ進む。

学生の卒論〆切がまもなく。指導も佳境を迎えます。ほぼ同じ時期に自分も〆切を抱えているという状況は、少なくとも三年くらいは同じで、それは意図的にそうしてきたのだけど、ある種のグルーヴみたいなものがある。学生の忙しさと自分の忙しさが渾然一体となって行く不思議な感覚です。

さてさて。帰宅します。

NHK「“最初の日本人” その「親戚」がタイの密林にいた」
www3.nhk.or.jp/news/special/in

8月に読んだ篠田謙一『人類の起源』でも話の主軸に据えられていた「次世代シーケンサ」なるDNA分析の手法によって新しいことが分かった事例と思われます。

縄文人の特異性について、その由来がひとつ明らかになるかも。12月6日(水)21:00から、BSだそうです。自分が忘れないようにメモ。

「第」を「㐧」って書く略字。昔はよく見たものだが、学生に聞くとあまり知られてないようです。「曜」なども「𫞂」で。「職」は「耺」や「𫟉」で。山形にいたとき、秋田の田舎の高校を訪ねると「職員室」がこの字で書かれていたものです。

それにしても看板をよく見ると、「売」も異体字だな。「壳」ではなさそうか。

学生を引率して上野の東京国立博物館に。お目当ては「やまと絵」の展示でした。絵はよく分かんなかったなー。でも学生は喜んでいた模様。

写真は周辺のお遊びです。

むむっ、今日はかなりいいかも。チョコパン、釜伸びも悪くない。トップにクルミを載せて。

自分が所属しているコミュニティとの歴史的連続性や答責性(世間ではアカウンタビリティという)を透明化させて、「前向きさ」を作ろうとする姿勢は、アメフト事件とのあいだに共通している。自分とは直接に関係ないケースを自己からどれくらい拡張し「自分たち」の話にできるか。私たちの社会が考える「信頼できる大人」、この世界を一緒に生きていきたいと思える大人になれるかは、そういう入り口をきちんと見つけられることにかかっている。

反省しろという話ではないんですね。これを自分だけの問題にしないという姿勢が求められている。彼個人を責める気ははじめからないが、この不幸な事件をきっかけとして、いい大人になってほしいなと思います。(2/2)

例の大学のアメフト問題に関して、部に所属する1年生のプレイヤーが廃部反対を訴えている記事を見た。組織としてみればタックル問題に続いて大麻問題を生じてしまったことは見逃せないし、構造的問題へのけじめとして廃部が選択肢に上がることは納得できる。一方で悪事に関わっていないプレイヤーを責めたり、連体責任論を押しつけることの問題も理解できる。こういう単純ではない問題こそが社会の問題だと思うわけです。

話は変わって、かつて留学生と日本人学生を交流させてきた立場からすると、既視感がある。「自分は戦争で何があったか知らないけれど、あるいは昔の日本人が戦争で迷惑をかけたかもしれないけれど、そういうのとは関係なく仲良くしよう!」、これ中国や韓国の学生と交流しようとする日本人学生に一定数出てくる典型です。そこから「若者同士の健全な交流」まで育つ場合もあるけど、寛容な留学生もだいたい凹みます。(1/2)

授業配信動画を作成する際にQuickTime Playerで収録し、Final Cut Proで編集ということを行っている。ところがスライドにある音声がうまく録音されない。外部音声はマイクを通じて録音できるが、要するに内部音声はキャプチャされないということでした。で、以下を見て対応。

Macで画面録画と音声を同時にキャプチャする方法:簡単な手順とおすすめのソフト
notta.ai/blog/mac-screen-recor

GitHubにBackgroundMusic.pkgなるものが公開されているので、これをインストールすると、いわばバーチャルな外部マイクとなって音源を選択できるようになる。少しのことにも先達はあらまほしきことなり。

20年ぶりに下井草で降りて、かつて通っていた鍼灸院で治療してもらった。施術者によって鍼の味とでも言うんだろうか、治る感じが結構違うものだが、それも色んな鍼灸師に診てもらってからの話。

20年間、バチッとはまる鍼灸を求め続けていたのは、最初の経験が20年前に味わった鍼で、それを忘れられないからだった。なんか怖い話ですね。

私のことはすっかり忘れていたご様子だったが、こちらはかつてのことをよく覚えている。昔は脈診、舌診、触診からの鍼だった。今は私の背中を見るなり、触りもせずにバキバキですねと看破し、手際よく鍼を打っていった。見ただけで分かるんですかと尋ねると、そりゃあ分かるよとのこと。20年で腕を上げられたんだなあと思う。

カーテン越しの隣の治療台で、なじみの患者さんと話す様子、ずいぶんべらんめえ調になって軽妙なトークを繰り広げている。お若いころはもっと他人行儀な接客でしたよ。

なんだか、身も心も軽くなる久しぶりの訪問でした。

施術後、これもまた20年前の定食屋がまだ残っていたので、750円のとんかつ定食をいただいて帰宅。

僕が使っているカメラは旧オリンパス、今はOM-Systemのマイクロフォーサーズ、OM-1です。小さい頃、うちにあったカメラがオリンパスだったから、なんとなくずっとオリンパスを使い続けています。

今日、初めてシグマのF1.4、56mmのレンズを付けました。中望遠だけどポートレートにも向きます。が、やはり狭山湖だなと思って、夕方に出かけたのでした。単焦点の気軽さが楽しいです。

今日のお遊びです。夕方の狭山湖はいいですね。遠景に富士を望む、芸がないですが。

KATO Daikaku さんがブースト

注意をそらすテクニック: 抱腹絶倒の実演(TED: Apollo Robbins) – Nobuyuki Kokai

世界一のスリとして名高いアポロ・ロビンス(Apollo Robbins)さんは、時計を盗みとりつつ、人間の興味深い反応を研究しています。抱腹絶倒の実演では、バイキング料理でも選ぶようにTEDGlobal 2013の参加者から一人を選びます。そして、見せてくれるのは、人間の知覚の弱点を利用して、財布を抜き取り、持ち主の肩に載せても全く気づかない様子です。TED の人気 25talks(The most popular talks of all time)に入っている楽しい講演です(^^)


kokai.jp/注意をそらすテクニック-抱腹絶倒の実演(t

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。