Washington Postが伝える背景と経緯は次の通り。
南アフリカの政治集会で、反アパルトヘイトの伝統的な掛け声"kill the Boer "が出た。これをイーロン・マスク氏は「白人の大量虐殺を推進」とツイート。
https://twitter.com/elonmusk/status/1686037774510497792
NY Timesはこの掛け声の文化的背景やマスク氏批判を含めて伝えた。
https://nytimes.com/2023/08/02/world/africa/south-africa-kill-boer-song.html
New York Timesの記事に怒ったマスク氏は、不買運動を呼びかけ。その後、New York Timesなど複数のWebサイトへの遅延措置が始まった。
https://twitter.com/elonmusk/status/1687520435825745920
感想:
南アフリカの白人を怒らせる掛け声が、イーロン・マスク氏を直撃した。それをたしなめるNew York Timesの記事に逆ギレ、不買運動を呼びかけ遅延措置を取った。イーロン・マスク氏は南アフリカ出身。そして彼は極右・白人至上主義との親和性を隠さない。
某バンドの男祭りレポを読んでいたけど、「完全男性限定」にするんじゃなくわざわざ「馬鹿をやる男たちを見届けさせる為の女性席」を作っているあたりマチズモ的欲望の解像度が高い。
ジジェクが著作で引用してた「それを自慢する第三者の男性がいなければ美女とのセックスは完成しない」みたいなジョークと根っこで繋がる。
https://t.co/OVW8O6hJAH
🍢水を止め忘れて水道料金190万円。
止め忘れた教諭に半額の95万円請求だって。
おかしいと思う。
このプールの水の止め忘れは他の学校でもあった筈。
止め忘れ予防のために必ず2人で作業するとか、その後に用務員さんが確認するダブルチェックにするとかよ対策をしていなかったんだから市が全額負担でしょう。
お金請求されるなら他の学校の教諭達もプールの作業が怖くならないのかな。
他の学校でもあるんだから、気付きにくいんだろうな。
安心して働けないし、他職種の雇用者にも労働者に被害額を請求する悪いお手本になりそう。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230810/1000095772.html
『バービー』フェミニズムの解釈として一番良かったところ
全体に女性の"キャリア"としての仕事はあっても"生活"としての仕事は出てこない世界というか、わりと特権を持っている女性が見たフェミニズムって感じだった。
なので、物理的には"多様"なバービー&ケンが出てきてもなお、ホワイトフェミニズムって批判されるのはまあ当然かなと。
それでも、イイネ!と思ったのはバービーたちをマッチョケンの洗脳から解放するシーン。あれは、抑圧を言語化することによって既存の規範を相対化し、変だと気づかせるのがフェミニズムだよ!ってシーンだよね。そこにはやっぱりフェミニズムが持つ根源的なパワーが宿っていると思う。メジャー作品であれだけ明確にフェミニズムの言葉を羅列できる社会へのうらやましさもあり、一番印象に残るシーンだった。
#ハートストッパー 見ていたら『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』(っていうか原著ですけどもちろん)がアップでうつし出されてびっくりしたのですが、そうだよね〜10代から20代くらいって周囲は熱に浮かされたみたいに恋愛/性愛の話をしがちだし、そこで典型的恋愛/性愛タイプから外れると情報が本当になくて困ったものだったよね、と思い出すなどしました。
とりあえずアセクシュアルかな違うかな的なスペクトラムにいてあまりまだ情報をゲットできていない若い人たちがあのドラマを見ていたらその人たちに「その本はね日本語訳もあるからね探して読んでね」と伝えたいお気持ち。
https://co-coco.jp/series/human-rights/sanaefujita/
>個人による思いやりだけでは人権は実現しない
>思いやりや親切は基本的に、自分が仲間だと感じている人、助けたいと思える人にしか向きづらい
だから、就学時からもう(下手すると就学前から)障害者と健常者の居場所が分けられてる日本だと健常者は見慣れない障害者に対して「同じ人間がこんなに困っているなんて助けないと!」と思いにくい、と思う。仲間じゃないので。
朝田ねむいのCALL、鍵アカでのトランス差別を指摘してるレビューは消えてるんだけど
>この漫画に「トランスジェンダーを差別する内容」は含まれていませんでした。
他のレビューで「作者がツイッターで差別的な発言をしている」と書かれていますが、わざわざ作者の思想が見えるツイッターを見に行って失望して、大多数の人が見るレビューで晒すのは悪質では?と思います。
という他の人のレビューは残っています。
民主党の大統領選指名争いに出馬表明したロバート・F・ケネディJr.の反ワクチン陰謀論を、ケネディ家のメンバーが非難。
https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a44583696/kennedy-family-condemn-rfk-jr-covid-antisemitic-comments-230719-lift1/
氏は反ユダヤ発言でも物議をかもし、またビットコイン支持(苦笑)を唱える。
感想:RFK Jr.はケネディ家のブランドイメージを大きく損なった。
しかしRFK Jr.はシリコンバレーの一部有力者に人気がある。
ジャック・ドーシー氏は(ビットコインつながりで)RFK Jr.への支持を表明。
イーロン・マスク氏はRFK Jr.の反ワクチン陰謀論を指摘したヘイト監視団体CCDHを非難し、その後訴えた。
お出かけ先で「オッペンハイマー」を観た。
明確な反核兵器の映画と受け取ったが、原爆犠牲者に手向けられた作品ではない。この点に拒否感を覚える人はいるだろうし、原爆の父とも呼ばれる人物を描く上でその拒否感はお門違いの文句でも何でもなくちゃんと批判として受け止められるべきだと思う。
これに絡んでだが、日本公開の際はネタバレ云々(そもそも伝記のネタバレとは)は二の次にして、何をどういう姿勢で描いてて何を描いてない映画なのかをあらかじめ丁寧に広報した方が良いと思った。「それは観ればわかること」「判断は観てからしろ。とりあえず観ろ」という態度が傲慢でしかない領域は絶対にありますよ。
あわせて、この映画で描かれる核兵器は「きのこ雲ミーム」の対極にあったと私は思う。それだけにオッペンハイマーの広報は作品が描いたことを損なわないためにもあれらのミームに対して沈黙だけでなくもっと積極的に意思表示をした方が良いのでは/するべきなのではないかとも思う。「資料に基づいて描いただけで映画に主張や判断は含めておりません」と言い張るなら知らんけど。
きちんとした感想は公開時に書きます。
リズ・アーメッド、数々のインディーズ映画への貢献についてロカルノ映画祭で表彰されるも、ストライキのため欠席。情熱的なメッセージが評価される。
Locarno Opening Night: Riz Ahmed’s Impassioned Message & How The Strikes Are Impacting The Festival https://toptrendingnews.live/riz-ahmed-cate-blanchett-locarno-sag-aftra-strikes-1235453328/
リズのメッセージ「素晴らしい栄誉に感謝します。今夜は皆さんと共にいられなくて申し訳ありません。私は、この業界において弱い立場におかれた人々を守るため、この芸術に貢献する私たちの権利を守るために、ストライキを決行中です。この戦いの重要さを、皆さんが理解してくださると信じています。」
私の意見と、私に起きたことをまとめました。この件についてはもう触れません。
#NoBarbenheimer について - UNITAMENTE https://ubuhanabusa.hatenablog.com/entry/2023/08/04/034302
ツイッターでもノンポリ仕草で鳴らしてた大手オタクアカウントが、青空で「怒りはお金の掛からない娯楽というけれど」「そういう娯楽は疲れて」とか青空でのたまってたので、はぁあああ? 怒りは娯楽じゃありませんが? これはマイノリティ自覚がないタイプのなかなか傲慢な特権では、というのをオブラート100枚に包んで書き込んでしまった…
映画「ライオン少年」の今のところ中国でしか売っていない設定資料集がどうしても欲しくてじたばたしていたときに「タオバオにあるんじゃないですか?」とwaveboxから情報をいただいたので、大喜びでなんとか調べて手配したところ「まだ公式通販は始まっていないので、今あるものは流出品ですよ!」と中国の方がわざわざ教えてくれたことがありました。
後日「スカーフさん、公式の通販はここです」と正規の通販も教えてくれて、この一連の親切が私はほんとうに嬉しかったのです。(先に頼んだほうはすぐに代行業者の方を通してキャンセルして、ちゃんと公式のものを買うことができました。)
私が知識不足でうっかり公式じゃないものを買おうとしてしまったとき「見境なく流出品を買おうとしてる!」とは思わずに「オタクなら絶対に公式のものを買いたいはず!」という国を超えた謎の信頼を感じて、そのことがとても嬉しかった。海を超えて届いたハードカバーのでっかい本をみるたびに親切な方のことを思い出すことでしょう。
Twitterにいる荒しやフェイクニュースをばらまくアカウントが実はカウンターアクションを取る「善良な」アカウントの反応に依存していたという話。投稿内容に怒りを感じたユーザーにRTで非難されることが彼らにとって良い宣伝の手段になっていたと。
実感としては確かにそう。彼らが一番困るのは非難されることではなくスルーされることなので、反応が薄くなると一生懸命過激なことを言って人々の怒りを呼ぼうとしているのだけど、リベラル系アカウントを中心に多くのユーザーが他のSNSに移住していっているので、困っているそうな。
なので、Twitterを使うのは自由だけど、自分の挙動や反応の仕方こそが悪意を持つアカウントのエサになりかねないことは意識した方がいいと思う。
ひとまず