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『バービー』フェミニズムの解釈として一番良かったところ 

全体に女性の"キャリア"としての仕事はあっても"生活"としての仕事は出てこない世界というか、わりと特権を持っている女性が見たフェミニズムって感じだった。
なので、物理的には"多様"なバービー&ケンが出てきてもなお、ホワイトフェミニズムって批判されるのはまあ当然かなと。
それでも、イイネ!と思ったのはバービーたちをマッチョケンの洗脳から解放するシーン。あれは、抑圧を言語化することによって既存の規範を相対化し、変だと気づかせるのがフェミニズムだよ!ってシーンだよね。そこにはやっぱりフェミニズムが持つ根源的なパワーが宿っていると思う。メジャー作品であれだけ明確にフェミニズムの言葉を羅列できる社会へのうらやましさもあり、一番印象に残るシーンだった。

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