紀伊國屋書店武蔵小杉店でも『日中競作唐代SFアンソロジー 長安ラッパー李白』が縦で面陳されていました。私は電子書籍で購入済みだったのでニコニコながめただけですが……表紙のフィーバードリーム(熱夢)っぽさも良いですね。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784120058318
安部公房のノンフィクション集『死に急ぐ鯨たち・もぐら日記(新潮文庫)を買いました。文章が明晰だし、戦中や戦後の考えも垣間見れます。
「地球儀に住むガルシア・マルケス」の世界文学、ラテンアメリカ文学に向ける目も興味深いです。この部分はネットで読めます→
https://www.bookbang.jp/article/782641#google_vignette
BT 私もハヤカワ・オンラインのリニューアルをながめて、有料会員になると電子書籍が常に2割引なのと、商品ページから試し読みがしやすいのが面白いと思いました。
気になる点は、数年前以前の本は、商品説明の欄に概要やあらすじが存在しないことです。(現時点の仕様ですよね? あとで旧DBから足したりしますよね……?)
https://www.hayakawa-online.co.jp/book
早川書房オンラインがリニューアルを終え、出版社のサブスクリプションサービス「ブッククラブ」を開始しています。
月額550円で早川書房の電子書籍が20パーセントオフ、そしてイベントやグッズの有線購入権が得られるというものです。
出版社が電子書籍へのアクセス権を販売し、オンラインで閲覧する(ビュワーはEPUBビュワーのBinB! ついにここまで来ましたね)形式です。悪くない。
EPUBを所有できないのは残念ですが、モバイル端末で動くWebアプリがあれば、電子書籍リーダーを使うサービスに近い体験が得られますね。
今回のリニューアルでは書籍から購入に至る導線が整理され、買う方法がとてもわかりやすくなりました。
このような導線なら、特定ストアではなく出版社の書籍ページで告知を行いやすくなりますね。
新記事:Evernoteの華麗なるリブートとその未来
先日の VergeによるEvernote のなかのひとのインタビューをまとめておきました。買収後のEvernoteの怒涛の開発が、意外に保守的な考え方で進められていたというのが面白い内容でした
https://lifehacking.jp/2024/09/evernote-reboot/
最初に参加した文舵の会では課題を書くのに時間をかけていたので、2周目ではためしに各章1時間しばりでやっています。
当然、素材集めや大まかな構想を立てる時間もなく、瞬発力でホラを述べる感じになります。でも、より語りに、文体に特化した作品が生まれやすくなった気がします。
https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2033-4/
>会社の勤務時間が、深夜から朝までの夜勤なんです。帰宅したら食事や入浴をして執筆して、昼に2時間くらい寝て。また夕方に起きて執筆やメールの返信をして、4時間ほど寝てから仕事に向かいます。
祝受賞!直木賞作家・一穂ミチさんが「会社員を辞めない理由」(2024.09.05)
https://veryweb.jp/column/718021/
ご健康が心配になる時間配分です。
サギの伝承の本、これ気になってる。妖怪とかのことが書いてあるらしい
https://www.kadensha.net/book/b10033064.html
BT サギ、あんなにメジャーな鳥なのにいまいち民話や怪談で活躍していない気がします。
青鷺火くらい?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/青鷺火
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist