このインタビュー記事もそうなのですが、最近の政治や陰謀論の流れで、「ナラティブ」という言葉が乱用され過ぎているように思います。
兵庫県知事戦の場合は、ナラティブというよりは「プロパガンダ」という方が正確であるように思いますし、ほかの事例でも、戦略的に行なったものは、「プロパガンダ」や「広報戦略」で十分だと思います。
なぜ「物語」や「ストーリー」ではなく、「ナラティブ」を使いたがるのか、趣旨が読み取れない時もあります。
この記事でも、「ストーリー」「物語」「ナラティブ」がおそらくほとんど同じ意味として使われています。
こうした用語の定義をきっちりしないで使うと、議論が混乱していくだけなので、まずきちんとなぜ自分が「ナラティブ」を使うのかを整理してから使った方がいいのではないでしょうか。
「それが斎藤氏の当選に結びついたか断定はできないが、ナラティブ(物語)の使い方が巧みなのはSNSで支持を集める候補者に共通する。」
識者がみた斎藤知事のSNS戦略 物語がつなげるフィルターバブル
https://www.asahi.com/articles/ASSCM13KSSCMOXIE059M.html
少し前に母に「あの話を聞いて以来、父の顔を見れない」と言ったら「言わなきゃよかったかな」と言われたけれど、「いや、事実を知れてよかったし、お母さんが楽になれたならいいなって思う」と強く言った。ああ、思い出しただけでこんなに悔しいのだから、母はどれだけだったのだろう。#かたまらないまま生きている
以前日記エッセイに書いたと思うし、よく話しているのだけれど、何年か前に母とお茶を飲みに行った時、テラスの席でスコーンを食べていたときに「親密なる打ち明け話」をされたことがあった。4人姉弟で(一番上が死産しているので5人ともいえる)末の弟を妊娠したときに「こんなに子供をポンポン産んで、手術をしなければいけない」と祖母に激昂され、出産の際に卵管を閉じる手術をしたというのだ。あまりにもショックだった。父は、祖父は何をしていたんだ。特に父は何をしてたんだ。父の姉たちは知っていたのか。「手術したのよ」と言った母の目は涙ぐんでいた。
「立花さんのYouTubeを見て、テレビがウソをついていたことが分かりました。自分がどれだけ洗脳されていたかに気付いたんです。立花さんが立候補していなかったら、稲村さんに入れていました。立花さんは5~6年前からずっとフォローしていて、100%信用しています」
「都知事選では石丸伸二さんを追いかけ、衆議院選挙では、日本保守党の百田(尚樹)さんを追いかけました。今回、斎藤さんを追いかけようと思ったきっかけは、高須クリニックの高須(克弥)院長の『斎藤氏を支持する』という投稿でした。そこから調べていくと、斎藤さんが大手のメディアにはめられたことが分かり、不憫で仕方がない、と思ったからです。斎藤さんを応援したいという思いからライブ配信を始めました」
https://www.news-postseven.com/archives/20241125_2007032.html?DETAIL
映画と読書と漫ろ歩きを愛する氷河期世代