『ONE OUTS』の作者は、明確にいわゆるリーダーシップ論を参照していますよね。心理戦を好んで描くけど、その中でも特にリーダーシップ論を好んでいる。もっと言うと、より広がりを持つ価値観を打ち出せたリーダーが勝つ漫画を描いていますよね。
作者、甲斐谷忍はむしろ『LIAR GAME』の作者として有名ですが、あの主人公もまた明確にWHY=悪徳マルチへの復讐、ひいては悪徳そのものへの復讐がありましたよね。
https://www.amazon.co.jp/LIAR-GAME-1-ヤングジャンプコミックス-甲斐谷/dp/4088768558?&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=d7c75f70d13717e71560ae883ee20724&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
さて、この手のリーダーシップ論に関する本を読むたびに野球漫画『ONE OUTS』(甲斐谷忍)のライバルチームのことを思い出す。『ONE OUTS』は、二つの点で本書と共振する。
そのチームは、現役最高のプレイヤーをかき集めたチームで、最強になるはずだった。メンバーは最高の個人成績を上げていた。ゆえに、最高の結果=勝利がもたらされるはずだった。
しかし、ひとたび試合が始まれば主人公率いる万年ビリのチームが勝つ。主人公のチームは、主人公のWHY=「勝利のためにメンバーが最高のプレイをする」という価値観を心の底から共有して、個人成績よりも大事な勝利を求めたからだ。
一方のライバルチームには「個人成績を上げる」というWHATは存在したが「勝利のために」というWHYが存在しなかった。WHAT=個人成績は、勝利のためのピースの一つに過ぎなかった。
万年ビリの主人公らが強大なライバルに勝利したまさにその理由が一つ目の共振だ。
https://www.amazon.co.jp/ONE-OUTS-1-ヤングジャンプコミックスDIGITAL-甲斐谷忍-ebook/dp/B00BCY4UJA?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=27YNMSVO2HKMC&dib=eyJ2IjoiMSJ9.giQfYeswWQk92vqDVyUBY611YFIKIfSpUheO7kU87ewUFwra1Xon11QdbnFWEVIivQkQpDqoRSv9AH96fz7okN1McmhQIa_cKmeB3sXviOczC6-m62m1eewaL3E_C729oUIfcm-n5P626bDo3atZMmKyqke3S1lasbYz1C73isUv1K7N8HduPh5Y__W2fTkl0UyWdH4ctOYIwnewMUOO8gKXH2zNzS1kIdc1B-a61Pq1hZ0QkQ4piGUeJIwDRenVCtPERy_S2OaZ9G_IX4R5OjLn7z5BRDF4uXrwEExxFAM.2OTldPiwOz3PJHCOyxn7JSyBP0Tc8osXkpHdGeVsWJA&dib_tag=se&keywords=one+outs&qid=1710167572&sprefix=one+out,aps,234&sr=8-2&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=f55b039ac2ceaab1ef4df877beabc0d4&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
『WHYから始めよ!』(サイモン・シネック) #読了 #よしざき読んだよ
書名の通り「なにを」ではなく「なぜ」から始めないと価値観の共感を得て成功することができない、と伝える一冊。本書のエッセンスは、添付画像の一枚で説明できる。成功とは、WHY=明確な価値観を打ち出す人間、HOW=その価値観のための手段を考える人、WHAT=その手段を実行する人間、そのサークルから成り立っている。表現の都合、ピラミッドになっているが、上の方がエラいとかではなく、三者の協同が必要である。
https://www.amazon.co.jp/WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う-サイモン・シネック/dp/4532317673?crid=OJPAKI3EIS11&dib=eyJ2IjoiMSJ9.iV5NJ8-HAR_9xy-Nr2KiW2zCPleQsZ3qaDB-MRVy6xZU3T2MFPYuu9kJKmqlqlLzBABdUo5MQaheIUQNH_3a9UICdtb7VUqTE689rxJRHGir4rDJWNcTI0nLt5NOtBO5SRS-uC1vmBHZP1b18KV4gk79keLPQR-i33JxGUwdymzYKmZyZ6SYsfKksPr46GT16qLLGfjsiIJnXBFRWzccFKSR3qjeSwcaymzB4IU784Ar-I-lZvNzjkDA7cQ0uqCxnj9vDlV6Ii5yU4icVjwiio3WgLiGVltdvnu1TXmwGXU.Daz6N-F20VteTKVjJZxzgwYYWiodx7fbVrh8ibYWHDk&dib_tag=se&keywords=whyから始めよ&qid=1710167228&sprefix=why,aps,324&sr=8-1&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=6c9e018461ed6e20948b67bf6b15c74c&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
『ジャズ超名盤研究』(小川隆夫) #読了 #よしざき読んだよ
私にとって最初のジャズの教科書を遂に読破しました! 目標でした! 本書に紹介されている34枚のうちSpotifyで配信されている33枚を鑑賞し、各アルバムに対して簡単ながら感想も書き、自分のなかに(まだ弱々しいものの)ひとつの価値観が芽生えているのを感じています。解説と共に楽曲に触れるのは、私の人生でほとんど初めての体験で、とても意義深いものでした。『同 2』もあるので次はそちらを読みつつ、近年のジャズの動向については『Jazz The New Chapter』シリーズでカバーしようと思います。
https://www.amazon.co.jp/ジャズ超名盤研究-小川-隆夫/dp/4401646053?&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=0d35bc71f2913ccd4a8a168ae5eac851&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
『Return To Forever』(Chick Corea) #よしざき聴いたよ
不適切な感想とわかってて書くんですが、泣きアニメの劇伴を想起させる曲調で、泣きアニメに聞こえるのは順序が逆で、チック・コリアのエレクトリックなフリー・ジャズから影響を受けたお洒落なバンドが泣きアニメをやってるってことなんだよな。
『Things Fall Apart』(The Roots) #よしざき聴いたよ
田我流オススメの一枚。ジャズとラップの融合は『Black Radio』で聴いてみたつもりだったが、まだそれを語るには手札が足りない気がする。
https://brutus.jp/dengaryu_jazz/?heading=2
『株式売買スクール』(ギル・モラレス、クリス・キャッチャー) #読了 #よしざき読んだよ
『オニールの成長株発掘法』をオニールの下で実践した著者によるレポート。ただ、マジで難しい。技法としては、いわゆるカップウィズハンドルを形成し切る前にエントリーする「ポケットピボット」、市場動向を探る「マーケットダイレクションモデル」、そして空売りの手法がチャートと共に紹介されているのだが、これらを念頭に置きつつ、実地でチャートを観察しなければ自分のものとは出来ないだろう。そういう意味で、本書の効果が出るには年単位の修練が必要になると感じた。ただ、理解できるようになったら何段階も強くなれるだろう。
https://www.amazon.co.jp/株式売買スクール-ウィザードブックシリーズ-ギル・モラレス/dp/4775971654?crid=2U31B45NPZLW7&dib=eyJ2IjoiMSJ9.5GZ551Jy40Q1AEu9G5MdCDHdp1da8rzidXVXcbrvu642fEiM2bMJF-EKvVkUBkLK49eftVzYmOnEwmQQpLjI0QIbUBMjClXqHqaKuSiqq3XKKPbSiboC_OFro9d1M1UyOjjFCxtYFxRIAg8Ldll14469q6fdx3Zlb-WcbK3ZVUDxffNl2j5YBeRSeefTdcEhO9nVLsGwRSMtLzV40c0xiMqSV0Sc4OJak5pUroAiPvSxAEyOaFfbhGI-wER27Z8msBvX5ValwLAYbDs1VpG9FyjtWczpcBrDRHYDkUQkvVA.aRsPeKC9QU-Twi0gWDbnxzwNPwSfv_ItjX8kuNzeE-U&dib_tag=se&keywords=株式売買スクール&qid=1709947595&sprefix=株式売買,aps,289&sr=8-1&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=a0b0b3b2fc453135177cebe54a2fd8dd&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
『図解入門 よくわかる 最新 鉄道の技術と仕組み』(秋山芳弘) #よしざき読んだよ
仕事のために読みました。特に感想はないけど記録のために投稿。
#今日の中国語 はオンライン中国語会話で複母音と鼻母音。三声を意識するあまり二声とこんがらがってきた。あと「r」の発音が難しい。
#今日の中国語 はオンライン中国語講座で複母音。三声がとにかく難しい。
『Double Booked』(Robert Grasper) #よしざき聴いたよ
いかにもジャズな前半とヒップホップな後半にきれいにわかれた一枚。「All Matter」が特に味わい深い。ただいかにもジャズとヒップホップが高度に融合した『Black Radio』を聴いた後だとやや物足りなく感じるのも事実。むしろ『Black Radio』のレベルの高さが際立った。
『The Köln Concert』(Keith Jarrett) #よしざき聴いたよ
ピアノが上手い!!! ソロなのに何人で弾いているのかわからないほどでした。これまでちょっと苦手だと感じていたソロのピアノでも楽しんで聴くことができました。
『得する株をさがせ!会社四季報公式ガイドブック』 #読了 #よしざき読んだよ
四季報(3月半ばに最新号が出ます)をこれから読んでみようと思うのでその予習に。自分の投資方針を云々するよりむしろ他のプレイヤーがどこを見て何を考えているのかを推し量るために読んでみた感。普通に勉強にもなりました。
https://www.amazon.co.jp/得する株をさがせ-会社四季報公式ガイドブック-会社四季報編集部/dp/4492733566?&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=18cdf24376940a96363a5ffb0de893af&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
『Jazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 』(柳樂光隆) #読了 #よしざき読んだよ
近年のジャズに親しみたいなら柳樂光隆さんの本から入門するとよいよと有識者から勧められて。先月聴いていたロバート・グラスパーの『Black Radio』および『同 2』はこの影響。他にもロバート・グラスパーに繋がるネットワークが紹介されていたので折に触れて読み直したい。
https://www.amazon.co.jp/Jazz-New-Chapter-ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平-シンコー・ミュージックMOOK-柳樂/dp/4401639529?&linkCode=sl1&tag=yoshizaki1029-22&linkId=426c79353645f169b6c95643ef492d5d&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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