『ストーリーが世界を滅ぼす』は、ビジネスマンとマーケッター向けの書き方なので、気になる論点ほど雑になる。サイエンスと心理学がセオリーの代わりかーという感慨。もう少し英文の知を紛れ込ませてもよさそうに思うが…。
シンガー&ブルッキング『「いいね!」戦争』やラニアー『今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除するべき10の理由』、バーガー『なぜ「あれ」は流行るのか』、グーバー『成功するための話術』といった他の類書のオピニオンのつぎはぎっぽくて、といっても著者のゴットシャルが半端というよりは、この枠の言説って近傍マーケットのスタイルを回してるジャンルプロダクトなのでは?と思える。著者は「仕上げ」スキルで回してそう。
やっぱり、アンガス・フレッチャーがこの路線で新刊書いてた。
アンガス・フレッチャー『ストーリーシンキングが世界を救う(仮) -ナラティヴ・インテリジェンスの科学(仮)-』(田畑暁生訳、青土社、刊行予定)
イェール大で博士号を取り、『アレゴリー』でハロルド・ブルームから褒められたといった初期キャリアを知っていると、神経科学の学位を取得して今や、物語研究に関する世界有数の学術シンクタンク《プロジェクト・ナラティブ》の教授という肩書きには驚く。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3892
@promenade11 アイコン画像の色合い
ウェブトゥーンの『接近不可レディ』からインスパイアされまくりの作品だな〜。
『ループから抜け出せない悪役令嬢は、諦めて好き勝手生きることに決めました』
https://drecom-media.jp/drecomics/series/loopkara
日本生まれ育ちの永住者として、大変危惧しています。
人を選別する政策なんかより、人を人をして見る政策を強く求めます。
このオンライン署名に賛同をお願いします!「#永住許可の取消しに反対します」 https://www.change.org/p/永住許可の取消しに反対します?recruiter=1282775109&utm_source=share_petition&utm_medium=twitter&utm_campaign=psf_combo_share_initial&utm_term=psf_combo_share_initial&recruited_by_id=0c4b8dc0-577d-11ed-bcf1-3b76902b4b8d @change_jpより
『ストーリーが世界を滅ぼす』パラパラ読んでる。やっぱりピンカーとかボイル『ストーリーの起源』とかを参照する系統の本だな。英文博士がこういうふうに本を書く時代か。
アンガス・フレッチャー『文学の実効』はこのアリーナの中でバトってる本なのかも。
ユーラシアや新自由主義が追加多めなのはなるほど~
スライスオブライフという括り方は以前何かを調べていたときにも目にしたし、10年代初頭ぐらいに活性化したタームだった気がする。そのときにはすでに日本語で言う日常系との対比が起きていた。
近年では異世界ものもそう呼ばれる(他方、日本語で日常系とか空気系はこういう包摂状況をまだ作ってない)のがハイライトか。
アメリカ映画のマイナージャンル「マンブルコア」も類似した形態に思える。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マンブルコア
異世界ものとスライスオブライフをつなげるウェブ記事、すでに出てた。
https://www.cbr.com/isekai-slice-of-life-instead-of-action-based/#campfire-cooking-in-another-world-with-my-absurd-skill
あまり書き物ができてない。