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おはようございます。
本日は「御在位の時間はあっという間に覚めた夢のようでしたが、その時に見た美しい花の色のままですね」と、造花につけて出家した花山院に公任が送った歌を、新古今和歌集から。

今日の関東も晴れ。冬のぴかーんとした空です。
やっと金曜日。皆様どうぞ本日もご安全に。

12/6 No.524
ほどもなく覚めぬる夢の中なれどその夜に似たる花の色かな

前大納言公任 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「鴨が水に浮かんでいるが、憂いた気持ちで幾夜波を枕として眠ったのだろうか」という冬の歌を、新古今和歌集から。

本日の関東は曇り。
昨日なんだか寝苦しくて、夜中起きて氷水を飲みました。布団の正解がわからない。
季節の変わり目で気温が安定しないので、暑かったり寒かったりですが、皆様本日もどうぞご安全に。

12/5 No.523
水鳥の鴨の浮き寝のうきながら波の枕に幾夜寝ぬらむ

河内 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「はるか遠くの空に住んでいるわけでもないのに、あの人は私を遠く隔たったものだと思っているようだ」という恋の歌を、古今和歌集から。

朝は少しひやっとしてますが、今日の最高気温は17度だそうで、暖かいですね。
風邪も流行ってます。皆様本日もどうぞご安全に。

12/4 No.522
ひさかたの天つ空にも住まなくに人はよそにぞ思ふべらなる

元方 古今和歌集



おはようございます。
本日は「白波が打ち寄せる波打ち際で一生を終える漁師の子なので、決まった家もありません」という歌を新古今和歌集から。
平安の漁師は、獲れる場所を求めて転々としてたんですかね…?

東京は良い天気です。
気温差大きいので、小物で調節しながら、みなさまどうぞご安全に。

12/3 No.521
白波の寄する渚に世をつくす海人の子なれば宿も定めず

よみ人知らず 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「晴れたり曇ったりして時雨が降り続けると決まっているわけでもないのに、我が身が歳をとるのは決まっているようだ」という冬の歌を新古今和歌集から。

東京は曇っていますが午後から晴れて暖かくなるようです。
みなさま今日もご安全に。

12/2 No.520
晴れ曇り時雨は定めなきものをふりはてぬるは我が身なりけり

道因法師 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「神様へのお供えに、この僧衣の袖でも切って差し上げるべきなのでしょうが、紅葉の美しさにも飽きている神は、お返しになるでしょうか」という秋の終わりの歌を、古今和歌集から。
この歌は、羇旅(きりょ)歌に分類されているので、素性法師が山に旅に出た時の歌ですね。

朝晩はひんやりで、寒暖差にやられています。
みなさま今日もご安全に。

11/29 No.519
手向けにはつづりの袖もきるべきに紅葉に飽ける神や返さむ

素性法師 古今和歌集



おはようございます。
本日は「思い出すだけで辛い気持ちになるあの人と、月にはなんのゆかりもないのにと思いながら、つい月を眺めてしまう」という恋の歌を新古今和歌集から。

本日も東京は晴れ。乾燥しています。
みなさまどうぞご安全に。

11/28 No.518
憂き人の月は何ぞのゆかりぞと思ひながらもうちながめつつ

後徳大寺左大臣 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「自分から音を立てるものは、谷の夕風が吹き上げる、庭の木の葉だけだよ(訪れてくる人はいないよ)」という初冬の歌を、新古今和歌集から。

今日の関東の予想気温は20度。20度…?
気温差激しいです。皆様どうぞご安全に。

11/27 No.517
おのづから音するものは庭の面に木の葉吹きまく谷の夕風

清輔朝臣 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「雪が降ってくると同じように冬ごもりをしている草も木も、春には花を咲かせるのである」という春を思う冬の歌を古今和歌集から。

今日は冷え込みましたねえ。
私はくしゃみが止まりません。皆様どうぞ暖かくしてご自愛ください。

11/26 No.516
雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける

紀貫之 古今和歌集



おはようございます。
本日は「木の葉の色が変わるようにあなたの愛の言葉がうつろうだけでもつらいのに、追い打ちをかけるように時雨が降ってそれに拍車をかけるのは、とても辛く思えます」という恋の歌を新古今和歌集から。

今日の東京は快晴。放射冷却で冷え込みましたが、穏やかな1日になる予報です。
皆様どうぞご安全に。

11/25 No.515
言の葉のうつろふだにもあるものをいとど時雨のふりまさるらむ

伊勢 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「時雨がひっきりなしに降るので、真木(杉)の葉も抗いきれずに色付いてきたよ」という冬の歌を新古今和歌集から。
実際に紅葉はしませんが、色が褪せたようになる様を詠んでいるようです。

本日の東京は晴れ。東京の冬らしい綺麗な青空です。
皆様どうぞ暖かくしてご安全に。

11/24 No.514
時雨の雨まなくし降れば真木の葉も争ひかねて色づきにけり

人麻呂 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「夕方になると袖あたりが寒く感じるようになった。どうやら吉野の山にはもう雪が降っているらしい」という冬の始まりの歌を、古今和歌集から。

東京は日中暖かくなる予報ですが、強めの北風で体感はやや寒め。こういう時に風邪をひきやすいので、みなさまどうぞ暖かくしてご安全に。

11/23 No.513
夕されば衣手寒しみよしのの吉野の山にみ雪降るらし

よみ人知らず 古今和歌集



おはようございます。
本日は「引き潮の間に海岸を尋ね歩いてみるけれど、貝は見つからず、まるで今のつまらない私のようです」という和泉式部の歌を新古今和歌集から。

今日は少し寒さ緩むようです。急な冷え込み、結構しんどかったですね。
本日も皆様どうぞご安全に。

11/21 No.512
潮の間によもの浦々尋ぬれど今はわが身のいふかひもなし

和泉式部 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「木枯らしの音で時雨の音が聞こえずに袂が慣れてしまったが、紅葉の美しさに感動して流した涙で濡れたのかと思ったよ」という初冬の歌を、新古今和歌集から。

今日も風がぎゅっと冷たいです。今日はどうぞ暖かくしてお出かけください。
みなさまどうぞご安全に。

11/19 No.511
こがらしの音に時雨を聞き分かでもみぢに濡るる袂とぞ見る

中務卿具平親王 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「冬の池に住んでいる鳰鳥(におどり・カイツブリのこと)が素知らぬ顔で水底に通うように、素知らぬ顔であなたの元に通っている私のことを人には知らせないでください」という恋の歌を、古今和歌集から。

関東はいきなり冬。ピリッと寒いです。みなさま暖かくして、本日もご安全に。

11/18 No.510
冬の池に住むにほどりのつれもなくそこに通ふと人に知らすな

躬恒 古今和歌集



おはようございます。
本日は「恋しさのあまりに野の露のように消えてしまっても、誰か草花を哀れと思って見てくれるだろうか」という恋の歌を、新古今和歌集から。
書き終わってからこの歌前にも引いた気がする…と思い出しました。多分2年くらい前。

本日の東京は、朝より日中の方が気温低いみたいです。みなさま暖かくして、今日もご安全に。

11/17 No.509
恋ひわびて野辺の露とは消えぬともたれか草葉をあはれとは見む

左近中将公衡 新古今和歌集



おはようございます。疲れすぎてて二日書写休みました。

本日は「秋の形見である紅葉の唐錦を裁とうとしているのか、竜田山のまだ散り切らない枝に山風の吹く音が聞こえる」という冬の始まりの歌を、新古今和歌集から。

今年の紅葉はあっという間に色づいてあっという散ってしまいそうですね。
みなさま本日もどうぞご安全に。

11/15 No.508
唐錦秋の形見や立田山散りあへぬ枝にあらし吹くなり

宮内卿 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「大空の月の光がすがすがしく澄み渡っていて、その光をうつす水が真っ先に凍り始めている」という冬の歌を古今和歌集から。

関東は暖かい朝。冬の歌は氷とか雪とかの歌が多くて、引く歌を迷います。寒くなるまで旅とか恋の歌にしようかな、と思いつつ。

明日は出張のため書写お休みです。
みなさま本日もご安全に。

11/13 No.507
大空の月の光しきよければ影見し水ぞまづこほりける

よみ人知らず 古今和歌集



おはようございます。
本日は「恋人は訪れず、風の気配も更けてきた頃に、あわれさを誘いつつ雁が鳴いて過ぎてゆくよ」という恋の歌を新古今和歌集から。

いつのまにか近所の川に真鴨が浮かんでいました。暑くてもちゃんと渡ってくるのですねえ。雁はこの辺では見かけませんが、昔は全国にたくさんいたそうです。
本日も気温差激しいです。皆様どうぞご安全に。

11/12 No.506
人は来で風のけしきも更けぬるにあはれに雁のおとづれてゆく

西行法師 新古今和歌集



おはようございます。
本日は「木の葉が散る宿でひとり寝る私の袖が、涙で赤く焼けてしまっているのを、知らずに嵐は過ぎてゆくのでしょうね」という冬の始まりの歌を新古今和歌集から。

昨日新宿御苑に行ってきたんですが、暖か過ぎて今年は11月だと言うのに全く紅葉していませんでした。今週も関東は暖かいようです。
気温差大きいです。皆様どうぞご安全に。

11/11 No.505
木の葉散る宿に片敷く袖の色をありとも知らでゆくあらしかな

前大僧正慈円 新古今和歌集



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