「ひさかたの」に今回も載せていただけることになりまして、連作をぽちぽちと書きためているんだけど、今回は自分でも気に入っている

黒いつばさ雨にうたれて行き先の分からぬ夜もまっすぐに飛べ

の短歌を中心として、新規につばめの歌を9首書き下ろして連作にするつもりでおります。

amazon.co.jp/ひさかたの第二号-文藝同人無刀会/

NHK学園の冬の短歌大会、今回は賞状来なかったから入選しなかったんだなー、って思ってたら、友人から「一緒に入ってましたね!」って連絡きて、あれ、佳作のどっかに入ってたのかなーと思って見直したら、秀作に2人とも載ってた。さらっとみたはずなのに、入ってないって思い込みで見逃してたみたい。
やったー。 :blobcat_cheer:

ベージュ色に染まる我が家のゆず大根 真白でなくとも冬の味する

久々に、短歌出てきた。
まじで手術後、一首も作れなかった。長かった。

ところで長塚節の歌集読んでて、この字数の揃い方にびっくりした。揃えてるんだろうけど、漢字かな混じりでこれはすごい。

出したうちの一首

どこかしらに痛みを抱えた人びとが整形外科で肩を並べる

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かぶってた猫をかなぐり捨てた日に虎か龍にはなれたと思う

七月のアスファルトのうえ駆け足でかなへびがゆくアチアチチアチ

見て! NHK春の短歌大会で秀作受賞した!!!

めちゃくちゃ嬉しい!!!

嬉しい!!

ペンネームで賞状くれたのも嬉しい!


自動車税年々あがってゆくものと知っていたけど二度あらためる

本の題名は決まりました。

こちらの歌から取っています。

くるくると落葉が立って横をゆく 歩かぬものを歩かせよ、風。

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何もかも消えてなくなれ、餃子以外。やっぱビールも残しとこうかな。

公園でクロールつぎはバタフライ肩を回せと医者が言うから

甘やかな泣き声立てる幼子を宝物《ほうもつ》のように掲げ持つ父

十一歳だけど「シェンザイテキ」なんて舌ったらずな君を愛しむ

黄金の夕焼けがうち寄せてきて砂つぶみたいな私を砕く

春、桜、春、ひばり、春、南風。ひしめく季節がにぎやかな朝。

投稿から漏れた二首

くちびるの端からあくびを漏らしつつやり過ごしている午後の会議を

青色に染まらぬはずの白鳥(しらとり)は夕陽に染まり巣に戻りゆく

A゜になると、教室のご本に優良作品として掲載されたりします…。嬉しい。ずっとA止まりだった。

取れた歌はこちらでした。

三時半四時半やっと六時半 熱のある吾子抱きしめて、朝。

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風強くコンビニ袋が飛んでゆくああマイバッグ忘れた人か

ピンク色の読点みたいな花びらが春の区切りを私に告げる

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