本日は「岡の辺にある庵の主を尋ねたら、人は答えずに山おろしの風だけが吹いたよ」という歌を新古今和歌集から。
今から行くね、とか気軽に言えない時代なので、すれ違いが多いです。なんか西行も似たような歌作ってた記憶。
今日も雨の地域が多いようです。
皆様どうぞご安全に。
9/28 No.470
岡の辺の里のあるじを尋ねれば人は答へず山おろしの風
前大僧正慈円 新古今和歌集
おはようございます。
本日は「いつが一番ふさわしいとは言い難いけれど、秋の夜こそ物思いにふさわしいのだ」という秋の歌を古今和歌集から。
秋の歌はとても多いので毎朝何書くか悩みます(夏の歌は少ない)。
本日の関東は雨、足元が悪いです。皆様どうぞご安全に。
9/27 No.469
いつはとは時はわかねど秋の夜ぞもの思ふことの限りなりける
よみ人知らず 古今和歌集
おはようございます。
本日は「稲の上を渡る風に引板(ひた・鳴子のこと)をまかせて住んでいる庵では、漏れてくる月の光に守られて夜を明かすよ」という歌を新古今和歌集から。
俊成の娘は、俊成に似た詩的な歌が素敵です。
暑かったり寒かったりもう疲れますね。そろそろ落ち着いた気温になってほしいところ。
皆様本日もご安全に。
9/26 No.468
稲葉吹く風にまかせて住む庵は月ぞまことにもり明かしける
皇太后宮大夫俊成女 新古今和歌集
おはようございます。
本日は「秋を何度も経て、月を眺められるようになりました。闇路にあるという五十才頃をどうして歎くことがありましょうか」という歌を新古今和歌集から。
これは慈円47歳の時の歌だそうで、「五十(いそじ)」は今の「アラフィフ」のような使われ方だったみたいです。
ということは三十路はアラサー…?
急に涼しくなってきました。体調崩しやすい時期ですが、皆様どうぞご安全に。
9/25 No.467
秋を経て月をながむる身となれり五十(いそぢ)の闇をなに歎くらむ
前大僧正慈円 新古今和歌集
本日は「露草の花を擦り付けてあなたの衣を染めましょうか、朝露に濡れたあとは褪せてしまうかもしれませんが」という、朝になると別れる恋人へ詠んだ歌を、古今和歌集から。
今日はなんだか涼しいですね。やっと秋ですかね。
気温差ありますが、皆様どうぞご安全に。
9/24 No.466
月草に衣はすらむ朝露にぬれてののちはうつろひぬとも
よみ人知らず 古今和歌集
夕飯にタコベルを食べました☺️ 一食868kcal!
珍しく一日の総摂取カロリーが2000kcal越え〜。カロリーはともかく塩分がやばいです。明日むくみそう。
朝運動してたので、カロリー的には総代謝は下回り予定。
おはようございます。
本日は「雲をみんな払ってしまった秋風がまだ松に残っている、その音を聞きながら遮るもののない月を見るよ」という歌を新古今和歌集から。
秋風とかなんですかなレベルの夏日が続きます。
みなさま今日もご安全に。
9/21 No.465
雲はみな払ひはてたる秋風を松に残して月を見るかな
摂政太政大臣 新古今和歌集
本日は「死を覚悟して別れを告げた秋に、またこの世でめぐりあうことになるとは」という出家後の俊成の歌を、新古今和歌集から。
今日の関東は雨が降ったり止んだりのようです。
足元お気をつけて、皆様どうぞご安全に。
9/19 No.464
思ひきや別れし秋にめぐり逢ひてまたもこの世の月を見むとは
皇太后宮大夫俊成 新古今和歌集
おはようございます。
本日は「白露の色は一つなのに、どうやって秋の木の葉をさまざまな色に染めていくのだろう」という秋の歌を古今和歌集から。
まだ暑いですが、秋も中秋の名月を越えて、半ばを過ぎたようです。みなさま今日もご安全に。
9/18 No.463
白露の色は一つをいかにして秋の木の葉をちぢにそむらむ
敏行朝臣 古今和歌集
おはようございます。
本日は「訪ねてくる人のあてはないけど、秋の夜は月を見ないで寝るなんてもったいない気持ち」という和泉式部の歌を新古今和歌集から。
今日は中秋の名月ですね。夜は晴れるでしょうか。
気温差激しいです。皆様どうぞご安全に。
9/17 No.462
頼めたる人はなけれど秋の夜は月見で寝べき心地こそせね
和泉式部 新古今和歌集
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専業主夫と娘あり。外資系勤務。仕事のあいまに、文章を書いたり短歌を詠んだり書写や書道をしたりゲームをしたり、ときどき気が向いたら手芸をしたり料理をしたり、図書館に行ったり、あとはなんだ、ぼんやりしてます。社会人芸大生もやってます。
【好き】書道/短歌/釣り/ゲーム/アクアリウム/SF/小説/手帳
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