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用事が多くて本を受け取りに行けなかった。明日は必ず行く。病院の待ち時間はしんどい。

『差別と資本主義  レイシズム・キャンセルカルチャー・ジェンダー不平等』
satotarokarinona.blog.fc2.com/

 “おためごかしの「正義」なんてうんざり、飯が食えるかどうかが大事なのだといった主張は差別を温存するための戯言に過ぎない。なぜなら、飯を食えるかという問題はまさに「正義」の問題なのである。左派がなすべきは差別の実態を明らかにし、これと闘っていくことであり、また構造的に隷属状態に置かれている人々との連帯をはじめとする正義の希求は、メディアの寵児を含む少数の特権階級による偏った政治を是正していくことともなる。”

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『差別と資本主義  レイシズム・キャンセルカルチャー・ジェンダー不平等』
satotarokarinona.blog.fc2.com/

 “ではなぜ左派はこれらを糾合することができないのであろうか。ピケティがかつて「バラモン左翼」批判をしていたことからピケティの名を正当化に使う連中もいるが、左翼の皮をかぶった右翼がそういうように左翼がアイデンティティ・ポリティクスにかまけているからではない。「正義や権利の平等、人種差別の測定、ならびに差別に対する闘い」についてきちんと語ってこなかった、こちらの方が問題なのだとしている。”

さんがブースト

有料記事をプレゼント。10月27日 16:40まで全文読めます。

教員の性暴力、描いた漫画出版 作者が指摘する「時限爆弾」と特殊性:朝日新聞デジタル digital.asahi.com/articles/ASS

さんがブースト

朝日新聞に取材していただきました~。『言えないことをしたのは誰?』を描くためにどんな取材をしたか、描きながら何を思い知らされたか、お話ししました。齋藤梓・上智大准教授のコメントもいただいています。
選挙を明日に控えてそれどころじゃない!かもですが、ぜひお読みいただき拡散してください~。

教員の性暴力、描いた漫画出版 作者が指摘する「時限爆弾」と特殊性
asahi.com/articles/ASSBQ40ZGSB

第6回 音楽という記憶装置 植民地支配の傷としてのトラウマ|君たちの記念碑はどこにある?――カリブ海の〈記憶の詩学〉|中村達
note.com/kashiwashobho/n/n442c

“「カリプソには、私たちが経験してきたこと、そして今も私たちを囲んでいる現実から逃避しているその遁走状態から、私たちを救い出してくれる可能性がある。カリプソニアンは、カリブ海の民衆の言葉、日常語あるいは民族言語を用いて、私たちの希望や夢を歌い、植民地支配者や現在の政治家たちの愚かさを批判してきた。彼らは私たちをからかいながら称えてきた。記憶しろ、と私たちに注意しながら[*53]」。ノービス=フィリップが言うように、カリブ海の人々の植民地支配によって負った傷(トラウマ)を癒し、「ポリフォニーを成長させる可能性を持っているのが、カリプソニアンなのだ[*54]」。”

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第6回 音楽という記憶装置 植民地支配の傷としてのトラウマ|君たちの記念碑はどこにある?――カリブ海の〈記憶の詩学〉|中村達note.com/kashiwashobho/n/n442c

 “その社会で、人々は「圧倒的なトラウマ」から逃走フーガする。そのような痛ましい記憶などなかったかのように忘却の奥に押し込み、普通の生活を演じる。しかし、「カリプソは覚えている」。カリプソニアンたちは、カリブ海の人々が植民地主義、奴隷制、そして年季奉公制という500年にもわたる壮絶な歴史の中で経験したものの記憶を、自分たちの作品の中にエンコードしてきた。彼らの歌はそれゆえカリブ海の記憶装置であり、人々にその集団的トラウマを乗り越える力を与える可能性を秘めている。”

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第6回 音楽という記憶装置 植民地支配の傷としてのトラウマ|君たちの記念碑はどこにある?――カリブ海の〈記憶の詩学〉|中村達
note.com/kashiwashobho/n/n442c

 “『黒い皮膚・白い仮面』において、ファノンは患者の記憶は無意識のなかに押し込められ、抑圧されている破壊的出来事の記憶が顕在化するように回帰するというフロイトの議論を引用し、このように解釈する。「神経症の発端には特定の体験(Erlebnis)があるのだ。[……]。これらの体験は無意識のなかに抑圧されているというわけだ[*23]」。しかしながら、その議論をそのまま「無批判に」植民地支配、そして奴隷制によって負った傷を持つ人々に応用することはできるのだろうか。ファノンは問う。「黒人の場合はどうだろうか?[*24]」”

自分の選挙区を確認して落ち込む。投票に行く。

さんがブースト

第50回衆院選 情勢報道集約
note.com/miraisyakai/n/na08a53

選挙情勢の報道を一覧にまとめました。ここ10年ほどなかった、過半数が焦点になると見込まれる選挙です。10月27日はぜひ投票に行ってください。

本屋がない。図書館がない。少なくとも自分だけではアクセスできない。学校の図書室はほとんど閉鎖されている。そういう環境はある。

さんがブースト

“[……]そしてその声は告げる、ヨーロッパは何世紀にもわたってわれわれに嘘を詰め込み、悪臭で膨れ上がらせたのだと、
なぜなら、人間の仕事はもう終わったとか、
われわれにはこの世界で何もすることがないとか、
われわれは世界に寄生しているのだとか、
われわれは世界に従うだけでよいのだとか、
そんなことはまるでほんとうではないのだ

そうではなく、人間の仕事はいまやっと始まったところだ
そして人間はまだ、自らの熱情の片隅で凝り固まったあらゆる禁制を征服しなければならない
そして美と知性と力はいかなる人種の独占物でもない
そして誰もがともに征服に参加できるのであり、いまやわれわれは知っている、太陽はわれわれの大地の周りを回転し、ただわれわれの意志のみが定めた場所を照らすのだということを、そして、すべての星はわれわれの全能の命令によって天から地へと落ちるのだということを。”

[*11]エメ・セゼール『帰郷ノート/植民地主義論』砂野幸稔訳(東京:平凡社、2004年)、102–103。

note.com/kashiwashobho/n/na5b5

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ごはん食べてやっと落ち着いた。異様な眠気もおさまってきた。

さんがブースト

多くの出版社が共同でやって本が割引になってるタイプのブックフェス、主に都市部でしかやらないので、いつでもそれを指を咥えてみているしかない。享受できるのが現地に行けるひとだけ、というのも不均衡だと思う。

さんがブースト

こういうことを考えている出版社ももちろんあるが、ほとんどの出版社は既存のシステム(委託制度と再販制度など)を少しも疑問に思わずそのまま乗っかり、そのなかで生存戦略を実施する。ゆえにその既存のシステム内における弱者が、システムの持つ歪みによる皺寄せを最もくらうことになる。

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さんがブースト

神保町ブックフェスの「半額セール」を見るたびに「それをそのまま本屋に仕入れさせろ、そして30%オフで売らせろ」と思いますね。本が安く買えるほうを選ぶ権利が読者にはあり、責められる謂れはひとつもない。問題は、本を安く売るという権利・選択肢が(公式には)本屋にないこと。

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