#題名のない音楽会
シシド・カフカさんと仲間の音楽家たちによる、ハンドサインでの即興演奏凄かった。
SNSの機能や運用に完全性を求めるのは誤りで、本当の問題はSNSの中ではなく、私たちの社会や個々人の心の中にあります。
しかし、SNSが強い影響力を持っている以上、その範囲内において可能な努力が必要で、求めていく必要があります。
様々な場面で同様のことが言えますが、このあたり、バランス感覚が必要です。
たとえばブロック機能が回避可能で不完全であることは事実ですが、実際に効果を発揮するものであることも事実です。
ある機能が、全体に様々な影響を与えるもので、ある人にとって絶対的に必要とされるものであったり、ある人にとっては無用のものであったり、ある立場からは有害な、活動に制約をもたらしたり利益を阻害するものであったりします。
人は、自分の立場から理解し易い、自分の立場を補強する、シンプルな答えを求めるものですが、制度設計というのはそんなに単純なものではありません。
そのことに対する意見も、個人の感想として自由に扱われるケースと、持ち合わせる影響力や働きかけの度合いによって責任を問われるケースがあり、これもまたいずれかに偏っていれば他方には不利益をもたらす、バランスを求められるものです。
Fediverseは、そうした様々な立場からの選択を単一価値観に強制する必要のない環境を提供しています。
こちらの記事の主張を支持します
日韓両国の保守政権は、むしろ「日韓の関係」を後戻りさせている。 - 車家ブログ Kurumaya Blog https://yukito-ashibe.hatenablog.com/entry/2023/08/17/225825
「オルセー美術館とクールベ」
パリのオルセー美術館には主に印象派、後期印象派の絵画が中心に集められています。
しかし、私が20歳の頃はじめてオルセーに行って驚いたのはクールベの絵です。
クールベは美術史的には「写実主義」の完成者とされて、あまり「前衛」とはされていない。
しかし、オルセーでクールベのタブローの前に立った時の圧倒的な「力」は凄かった。
クールベの狂気のような力は他にはゴッホにしか感じたことはない。
ですから、タブローをとってみても「デジタル」と「オリジナル」は全く違うのです。
いわんや彫刻を置いておや。ジャコメッティの削ぎ落された「彫刻」にリアルに直面するのと、「デジタル」で眺めるのは全く違う経験です。
このことがわからない人は都市の文化行政に携わるべきではない。
いわば『日本は植民地で「良いこと」もしたのか』ということを明らかにした岩波ブックレットが復刻。今話題の「ナチス本」と一緒に、この機会に是非お買い求めください。
『日本の植民地支配ー肯定・賛美論を検証する』
https://www.iwanami.co.jp/book/b254090.html
基準となるのは、世界平和の枠組みを提供するである国連憲章と、人権を定義する世界人権宣言です。
国連憲章
https://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
世界人権宣言
https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/document/bill_of_rights/universal_declaration/
これらは国際社会が合意した最も基本的な原則で、右も左もない。
今の社会で平和と人権を否定する派閥は、自称がどうあれ「極右」と考えて大筋問題ありません。例えば平和主義の否定(例:戦争準備を言明)、普遍的な人権の否定(例:外国人やLGBTの露骨な排除)などの言説には要注意です。
SNSには、人々を極右に誘導する「罠」があちこちに仕掛けられている。
ネトウヨ、嫌韓、ミソジニー、歴史修正、LGBT差別、外国人差別。性被害を訴える女性への2次加害、「(エロ)表現の自由」、反戦言説の封殺、反マスク/反ワクチン、気候変動懐疑論、Qアノン/Jアノン。
一つ一つは、バラバラの話題に見えるかもしれない。だが、その根っこには私たちの重要な価値観である平和、人権、民主主義を退行させる動きがある。
原則は平和、人権、民主主義。基本文書は国連憲章、世界人権宣言、そして日本国憲法。これらを退行させる動きには厳重な警戒を。
ITジャーナリストの星暁雄です。
最近のTwitter(X)が打ち出す施策の非合理性、反社会性に注目した記事を書きました。よかったら見てください(↓記事へのリンクは下記)。
https://fedibird.com/@AkioHoshi/110908577665795741
そして、もしよろしければ新アカウントのフォローをお願いいたします。日々、こちらで投稿しています。
https://fedibird.com/@AkioHoshi [参照]
今のTwitter(X)が打ち出す施策の非合理性、反社会性に注目した記事を、朝日新聞GLOBE+に寄稿しました。
前編では、「API制限」の理不尽、ブランド変更の非合理性を見ていきます。
https://globe.asahi.com/article/14980892
後編では、同社のヘイトスピーチ対策をめぐる矛盾した状況が、同社の本質に関わる問題であることを見ていきます。
「Twitterの代替は?」についても考えます。
https://globe.asahi.com/article/14981575
731部隊のデータが新型コロナ対策に役立つ可能性があるから、部隊の秘匿されて今アメリカにあるデータをオープンアクセスに、という世界的医学論文誌の主張。