うちのトカゲは調子悪くなってしまったので、今の彼にはもう遅いんだけど、動物病院に連れて行く可能性のある生物を飼うのなら、飼いはじめのころからハズバンダリートレーニング(受診動作訓練)というものを、どんな生物に対してもしておいて悪いことはないと思います。
例えばシリンジを口に入れる練習、身体をくまなく触られること、病院までキャリーに入れられて行き来すること。トカゲなんかの身体接触を好まない動物だと、いざというときにそれらが一気に襲ってくると、ストレスで実際の病気での具合の悪さにプラスして調子が悪くなってしまい、飼い主の心理的負担も増えます。
上野動物園でパンダのシャンシャンが檻越しに自ら腕を出し、注射針を当てられてもじっとしていられるよう、トレーニングされている動画を見たときに、ハズバンダリートレーニングというものを初めて知りました。猫でも、無理矢理でないとキャリーに入れない個体をよく見ますが、日頃からキャリーに慣れてもらえていれば、ずいぶん楽だと思います。
最近では、一般向けにも本があり、「猫との暮らしが変わる遊びのレシピ」という本はとても参考になりました。トカゲにはできていないけど、うちの猫にはすこしずつやっています。
「クマのプーさん」のはなし。ネタバレといえばネタバレ。長いのでたたむ。
「クマのプーさん」を読んでいます。こどものころ買ってもらった、こども向け名作シリーズみたいな円本に入っていて読んだはずだけど、その頃には気に入らなかったことは覚えています。岸本佐知子著「わからない」のなかでの「クマのプーさん」に関するエッセイが楽しくて、つい購入。
今読むと登場動物たちが愛しくってしかたない。ちょっとしったかぶったり、欲を隠しきれなかったり、怖くなったり、あまりに違うのに全然気づいていなかったり。とくにイーヨーがいい。
イーヨーの誕生日にプーさんが「ちょうほうなつぼ」を、コブタが途中で割れちゃった風船の残骸をあげて、イーヨーが喜ぶ場面をちょっと引用します。ニコニコしちゃうよ。
"イーヨーは、風船を歯にはさんでつまみあげ、ていねいにつぼのなかにいれました。それから、それをつまんでだすと、地面へおき、またつまみあげて、ていねいにしまいました。
「なるほど。」と、プーがいいました。「はいる、はいる!」
「なるほど。」と、コブタがいいました。「そして、出てくる!」
「それね。」と、イーヨーはいいました。「とても出たりはいったりするじゃろが?」"
A.A.ミルン著 石井桃子訳「クマのプーさん プー横丁にたった家」岩波書店
ヤマザキOKコンピュータさんの記事「食べられる商店街への道! 沖縄のグリーンゲリラ多発地帯」(2022)を思い出した。
カインズ(ホームセンター)の自社メディアに掲載されていたもの。
https://https://magazine.cainz.com/article/112245
ゲリラ・ガーデンの本出るんか。
夫がマイコプラズマという細菌性のひどめの風邪をひいてしまってたんだけど、コロナのときの二の舞(数日後にまんまと移り、二人で苦しんだ)を防ぐため、寝室は分け、次亜塩素酸うすめ液でいろいろ拭く、食事は時間をずらし、テーブルも変えて無言で食う、ドアは半開きにしておいて足で開け閉め、照明のスイッチは肘で押す、などの対策をしたので今のところうつってないです! でもマイコプラズマは潜伏期間が二、三週間とのこと。まだわからないか……