トカゲの和紙像の進捗です。和紙とガーゼを交互に貼り、自重で脚が潰れないよう、脚や胴の下にワイヤーを仕込みました。ワイヤーは大変だった。ほんの三本なのに何日もかかった。粘土の形に沿わせて上からガーゼと和紙で隠すんだけど、沿わせかたが甘いとビヨンとはねてくる。錆が出ないようにステンレスの硬いやつにしたし。
粘土に水分が吸収されるのと、揮発との相乗効果で割れてしまう可能性があるので、ふせぐために常に全体を湿らせつつ和紙を貼っていて、手早くやれないからカビがさ…生えました…ちょうど黄色オレンジ赤という感じでトカゲの体色に近いのでこのまま生かします! カビすら作品の一部に! 粘土は生物。
次は上から黄色い和紙をぐちゃぐちゃにしたものをテクスチャー出す感じで貼っていきます(写真三枚目)。
粘菌みたい。
DIC川村記念美術館、休館を2カ月延期 来館者数5倍で - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC305XV0Q4A930C2000000/
就寝時装着物の実験
寝るときに装着するものを増やしすぎて、ものすごく寝にくくなってきてしまった。たぶん裸族の血が入っているから……
ひとつずつつけて寝てみて、眠りが妨げられるかどうかチェックしてる。
① マウスピース しんどい。寝つくのにも時間がかかる。トイレに起きたとき(毎晩)外して、洗面台に置いてきてしまう。
②薄いマスク エアコンつけて寝てるとき用。気にならない。ふんわりと口を覆う感じの睡眠時専用マスクなので、朝には勝手に外れている。
③ナイトブラ 一週間くらい前からつけ始めた。胸下を締められるのが嫌すぎて、日中はニップレスで過ごしているから、つらいかなと思いきや、寝ているときに気になりはしない。よかった。締め付けないのが売りのにしたのが功を奏した。
④腹巻き 腎臓周りを温めよ、と鍼灸師に言われたので…しかしまだ暑い。暑さで起きちゃう。
⑤綿手袋 ワセリンを爪の間に詰め、これをつけて寝ると爪の荒れが再生する。でもまだ暑い。知らぬまに外している。眠りは妨げない。
⑥着圧ソックス ふとももまで、足の指は出るタイプ。メディキュットどころじゃない、ガチのぎゅうぎゅう着圧なので、かなりしんどい。夜中に脱ごうとするんだけど、それにも一苦労。
すべてを外して、パジャマだけで寝たほうが睡眠自体は快適である。
BTの、冊架図という、韓国で昔から描かれていた本や文房具の山!っていう絵、好きです。
今でもこのエッセンスを取り入れたイラストや絵画は韓国でたくさん描かれているようです。昔、韓国にオープンしたAppleのガラス貼りの壁面が、冊架図ぽいイラストでした。
#積読 山だ❣️昔の朝鮮の人も #積ん読 してたんだね
( ●´ ω `● )
え?違うかな?
→高麗美術館
秋季展覧会『朝鮮王朝のチェッカド―冊架図の世界―』
https://koryomuseum.or.jp/showing/114/viewbody
制作に関する学び(長いのでたたむ)
暑さとトカゲの看病で、夏のあいだはあまりアトリエに行けなかった。暑さはしょうがないが、トカゲはずっと見ていなきゃいけないわけじゃないけどなんとなく心配で、その日のお世話が全部終わってアトリエに行ける時間があっても、出かける用意をするのが億劫になってしまうのだった。
トカゲの塑像を和紙で包んで中身の粘土を掻き出す方法で、和紙製で空洞のトカゲを作っている途中のまま、遅々として進んでいない。制作の、手を動かす段階を延ばし延ばしにしてしまうと、作品というものは目に見えて元気をなくす。ただのわたしの心象であるとも言い切れない。大きいものを作るときは特に、勢い、体力、気力といったものを一気に吹き込むようにして作るほうがいい。きっとどんな制作物もそうだろう。構想◯年とかいう作品だって、よくできたものでは、たぶん実際に制作している期間はそれほど長くないだろうと思う。
完成だけはさせる。あまり自分の感情を追いかけないで、行動に集中しよう。
秋吉台周辺で育てている二十世紀梨には秋芳梨(しゅうほうなし)というブランド名がついているそうで、食べてみたい。梨はみな好きだが、なかでも二十世紀梨をもっとも好んでいるので。
今年の四月に秋吉台に行ったとき、ご当地ソフトクリームとして秋芳梨ソフトが売っていた。そこでそんな梨の品種(品種じゃなくてブランドだとは後で知った)があると知ったんだけど、梨好きとしてはやっぱり現物を食べたいわけで、それは買わなかった。関東のほうではそのへんのスーパーに並ぶことはないのかもしれない。見かけたことない。
さっきふと思い出してお取り寄せを検索してみたら、一箱が多すぎるのはしょうがないとしても、申し込み期限が九月十日とか十五日までとかで、なんとタイミングの悪いことか!と天を仰ぐ。楽天で売ってるのはまだ買えるけどちょっと高すぎるし……来年のお楽しみにしておくか。一年、また生き延びねばならぬ。