先週の高瀬といい優未といい、一人でいる方が居心地がいい人のことを描いてくれてありがとうね、という気持ち。子どもは特に、友達を作ることはいいことだという描写しかフィクションの中には存在しなかったので。拠り所は友達でなくても家族でなくてもいいという描写に救われる人はいっぱいいると思う。
#虎に翼
という訳でほんじつはヨナミュでした。観劇まだのフォロワーもいるので伏せ
原作は知らずに、役者目当てで観劇。良知さんも吉高さんもぴったりの役どころで楽しかったです。ストーリーもよくて、わたしはこの話を「お姫様をやめる話」だと思ったけど、主演の明音亜弥さんの歌声の変化がこの話のテーマを強化していたと思う。無邪気なお姫様から芯の強い重い歌声に変化していく様は見事だった。
ユンがヨナに「お姫様って呼ぶのやめていい?」と聞く場面が妙に好き。ヨナがシンアにシンアと名付ける(シンアは他人と関わったことがないので名前がなかった)場面も。
2.5定番の、序盤のOPでキャラクター全員並べてタイトルコールという流れじゃなかったのもよかった。大抵タイトルコールはOPかフィナーレにやるけど、ヨナミュは一幕のラストというタイミングで。ヨナが悲劇のヒロインから自分の意思で歩く女性に変わるようなタイミングで作品のタイトルが出て幕間という流れ、なかなかいい。
自分の座席位置のせいかもしれないが、生演奏の二胡が聴こえづらかったのはちょっと残念だったな。
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